ニュースの要約
- 岡山大学が、解剖教育と病理解剖に協力いただいた方々を慰霊する「令和7年度岡山大学解剖体慰霊祭」を開催した。
- 学生代表や教職員が、献体者への感謝の気持ちを述べるとともに、ご遺族代表からも祝福の言葉があった。
- 岡山大学は地域中核・特色ある研究大学として、SDGsの達成に取り組んでいる。
概要
国立大学法人岡山大学は、2025年11月15日に「令和7年度岡山大学解剖体慰霊祭」を開催しました。
この慰霊祭は、解剖教育や病理解剖に協力いただいた方々を追悼し、感謝の気持ちを表すものです。今年度は、ご遺族や本学教職員、学生約440人が参列しました。参列者は、祭壇に献花し、昨年9月1日から今年8月31日までに本学の解剖教育および病理解剖にご貢献いただいた127人のご冥福をお祈りしました。
和田淳医学部長、久保田聡歯学部長、学生代表が、「献体者の崇高なご厚意に感謝し、今後の疾病治療に生かします」との誓いを述べるとともに、ご遺族代表からは、「皆さんのたゆまぬ努力と研鑽、一層の医学の発展を祈ります」とあいさつがありました。
岡山大学は、国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」を支援しており、地域中核・特色ある研究大学として共育共創を進めています。今回の解剖体慰霊祭は、その一環として開催されたものです。
編集部の感想
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献体者の方々の尊厳を大切にし、感謝の気持ちを伝えることは非常に重要だと思います。医学研究の発展につながる貴重な寄与に対し、心から敬意を表したいと思います。
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地域の方々とのつながりを大切にしながら、SDGsの達成にも取り組んでいる岡山大学の姿勢は素晴らしいと感じました。地域とともに発展していくことが、持続可能な社会を実現する鍵になるでしょう。
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献体に携わる方々の労苦に感謝し、丁寧に弔う姿勢は、医療人としての教育にも生かされていくと思います。これからの若者たちが、高い倫理観と使命感を持って医療に携わっていくことを期待しています。
編集部のまとめ
岡山大学:令和7年度岡山大学解剖体慰霊祭を挙行についてまとめました
岡山大学が開催した「令和7年度岡山大学解剖体慰霊祭」は、献体者の方々への深い感謝の気持ちを表すものでした。医学研究の発展には、多くの方々の尊厳ある協力が不可欠です。岡山大学は、そうした協力者の方々を大切にし、心を込めて弔っていく姿勢が印象的でした。
また、この取り組みは、岡山大学が地域中核・特色ある研究大学として、SDGsの達成にも貢献していく姿勢の一例だといえます。医療分野での研究成果を通じて、地域や社会の課題解決につなげていこうとする大学の姿勢に、大きな期待が寄せられるでしょう。
献体者への感謝と医学研究への使命感を学生たちにも引き継いでいくことは、これからの医療を担う次世代の育成にもつながっていくと考えられます。岡山大学の取り組みは、医療・教育・地域課題への包括的なアプローチを示すものだと評価できるでしょう。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000003626.000072793.html














