お待たせしました!株式会社フジシールインターナショナルの決算報告をご紹介します。コーヒーを飲みながら、この企業の現状と未来についてご覧ください。
企業情報
企業名: 株式会社フジシールインターナショナル
証券コード: E00725
決算期: 2023年3月31日
株式会社フジシールインターナショナルの決算日・決算時期(スケジュール)は?
株式会社フジシールインターナショナルの決算日は3月31日です。 つまり、毎年4月1日から翌年3月31日までが決算期間となっています。
主な事業
株式会社フジシールインターナショナルは、包装資材を中心に事業を展開しています。主な製品は、シュリンクラベル、タックラベル、ソフトパウチです。また、包装機械の製造・販売も手がけています。世界各地に事業拠点を持ち、グローバルにビジネスを展開しています。
今期の業績と利益率は?
この第3四半期の売上高は1,447億円と前年同期比6.3%の増加となりました。営業利益は91億円と48.3%の大幅な増加を達成しています。利益率も改善傾向にあり、経常利益率は7.1%と高水準を維持しています。
売上・利益の推移
過去3年間の売上高と経常利益の推移を見ると、売上高は毎年増加しており、経常利益も堅調に推移しています。特に、この第3四半期は大幅な増益となっており、企業の成長力が感じられます。
四半期連結貸借対照表について
株式会社フジシールインターナショナルの総資産は1,964億円と前期末比164億円増加しました。 一方、負債は640億円と46億円増加、純資産は1,323億円と117億円増加しています。財務の健全性が保たれていることがわかります。
資産の部
資産の部では、現金及び預金が65億円増加したほか、受取手形及び売掛金が47億円増加しています。また、有形固定資産も32億円増加しており、設備投資が積極的に行われていることがうかがえます。
負債の部
負債の部では、借入金が20億円増加しています。しかし、総資産に占める自己資本比率は67.4%と高水準を維持しており、財務体質は健全と評価できます。
純資産の部
純資産の部では、利益剰余金が56億円増加したほか、為替換算調整勘定が65億円増加しています。これらの要因により、純資産合計は1,323億円と大幅に増加しています。
ROAとROE
ROAは5.1%、ROEは6.0%と、ともに前年同期から改善しています。これは、売上や利益の増加により資産効率が高まり、株主価値も向上していることを示しています。今後も順調な業績推移が期待できます。
キャッシュフロー
営業活動によるキャッシュ・フローは128億円の収入となり、前年同期に比べて大幅に増加しています。一方、投資活動によるキャッシュ・フローは62億円の支出となり、設備投資などに資金が投下されています。この結果、現金及び現金同等物の残高は249億円と、財務基盤は安定しています。
配当の支払額
この第3四半期では、1株当たり17円の中間配当が実施されています。前期の年間配当金34円より増配となっており、株主還元にも積極的な姿勢がうかがえます。
今後の展望
株式会社フジシールインターナショナルは、「人と環境にやさしい価値を届ける」というビジョンの実現に向け、グローバルでの事業拡大と経営基盤の強化に取り組んでいます。 特に、中長期的な企業価値向上を目指して、新たにESOP信託制度を導入するなど、従業員への株式インセンティブ制度の強化にも着手しています。今後も、持続可能な成長を実現していくことが期待されます。
編集部のまとめ
株式会社フジシールインターナショナルは、この第3四半期の業績が順調に推移しています。売上高、利益ともに前年同期を上回る好業績を示しました。財務面でも健全性が維持されており、ROAやROEも改善が見られます。 また、ESOP信託の導入など、中長期的な企業価値向上に向けた取り組みにも注目が集まります。今後も、持続的成長と株主還元の両立を果たしていくことが期待されます。
株式会社フジシールインターナショナルの決算日や配当についてまとめました。
株式会社フジシールインターナショナルの決算日は3月31日で、毎年4月1日から翌年3月31日までが決算期間となっています。また、この第3四半期では1株当たり17円の中間配当が実施されており、株主還元にも力を入れている企業であることがわかりました。