大興電子通信株式会社の第71期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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弊サイトは各企業の決算情報を元に決算に関するまとめ情報をご紹介しております。
詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

大興電子通信株式会社の決算報告書を見ると、同社が情報通信機器の販売やソフトウェアサービスなどを中心に事業を展開していることがわかります。当第3四半期連結累計期間の売上高は299億56百万円と、前年同期比で大幅に増加しました。利益面でも営業利益15億93百万円、経常利益16億60百万円と大幅に増加しています。これは、収益性の高いソリューションサービスが好調だったほか、情報通信機器の売上高も大きく伸びたことによるものです。今後も、成長分野への経営資源の重点的な配分や、M&Aによるシナジー創出などに取り組んでいく方針のようです。

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企業情報

企業名: 大興電子通信株式会社
証券コード: 80230
決算期: 2023年3月期

大興電子通信株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

大興電子通信株式会社の決算は、3月31日が決算日となっています。上場企業の多くと同様、年4回の四半期決算を行ない、3月期の決算報告書を発表しています。

主な事業

大興電子通信株式会社は、情報通信機器の販売や、ソフトウェアサービス保守サービスネットワーク工事などを主力事業としています。特に、セキュリティソリューションやHRソリューション、ペーパーレスソリューションなど、収益性が高いソリューション事業に注力しています。

今期の業績と利益率は?

当第3四半期連結累計期間の業績は大変良好でした。売上高は299億56百万円と前年同期比で121.5%と大幅に増加したほか、営業利益は15億93百万円経常利益は16億60百万円と大幅な増益となりました。これは、収益性の高いソリューションサービスの売上が好調だったほか、情報通信機器の販売が大きく伸びたことが主な要因です。

売上・利益の推移

大興電子通信株式会社は、情報通信産業の特性として、ハードウェアやシステムの導入や更新が年度末の3月と9月に集中する傾向にあります。そのため、第2四半期、第4四半期の売上高及び利益が増加する傾向にあります。前年同期と比べると、当第3四半期連結累計期間の売上高は121.5%と大幅に増加しており、利益面でも大幅な増益となっています。

四半期連結貸借対照表について

大興電子通信株式会社の四半期連結貸借対照表を見ると、総資産は256億86百万円となっています。前期末に比べて69百万円の増加となっています。

資産の部

資産の部では、受取手形、売掛金及び契約資産が32億74百万円減少しましたが、現金及び預金が13億94百万円増加したほか、仕掛品が18億58百万円、投資有価証券が3億42百万円増加しています。

負債の部

負債の部では、支払手形及び買掛金が4億90百万円、賞与引当金が3億66百万円減少しており、負債合計は149億78百万円となっています。

純資産の部

純資産の部では、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上による利益剰余金の増加や、配当金の支払いによる利益剰余金の減少などにより、純資産合計は107億8百万円となっています。

ROAとROE

大興電子通信株式会社のROAは前期末の4.1%から当第3四半期連結会計期間末では6.4%と改善しています。また、ROEは前期末の3.9%から当第3四半期連結会計期間末では9.2%と大幅に上昇しています。これは、利益水準が大幅に改善したことが主な要因です。

キャッシュフロー

当第3四半期連結累計期間のキャッシュ・フローの状況については開示されていませんが、営業活動によるキャッシュ・フローは売上債権の回収が進んだことなどから増加したものと推測されます。一方で、投資活動によるキャッシュ・フローは、M&Aによる子会社株式取得などで減少したと考えられます。

配当の支払額

大興電子通信株式会社は、2023年6月23日開催の定時株主総会の決議に基づき、1株当たり21円の期末配当を実施しました。前期の配当金は1株当たり15円でしたので、今期は配当金が大幅に増加しています。

今後の展望

大興電子通信株式会社は、長期ビジョン「CANVAS」に基づく中期経営計画「CANVAS ONE」を推進しており、人的資本投資の強化や、M&Aによるシナジー創出などに取り組んでいます。今後も、収益性の高いソリューションサービスの拡大やIoT事業の展開などに注力し、企業価値の向上を目指していくと見られます。

編集部のまとめ

大興電子通信株式会社の当第3四半期連結累計期間の業績は大変好調でした。売上高が299億56百万円と大幅に増加したほか、営業利益や経常利益も大幅に増益となりました。これは、収益性の高いソリューションサービスの売上が好調だったことや、情報通信機器の販売が伸長したことが主な要因です。今後も、成長分野への経営資源の重点配分やM&Aを通じたシナジー創出などに取り組み、企業価値の向上を目指していくことが期待されます。

大興電子通信株式会社の決算日や配当についてまとめました。

大興電子通信株式会社の決算日は3月31日で、年4回の四半期決算を行っています。2023年6月23日開催の定時株主総会の決議に基づき、1株当たり21円の期末配当を実施しました。前期の配当金が1株当たり15円だったことから、今期は配当金が大幅に増加しています。

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