ニュースの要約
- オフィス空室率・潜在空室率が9か月連続で低下
- 募集賃料の上昇傾向が継続し、2020年8月と同水準まで回復
- 中央区の空室率が2021年3月以来の1%台に低下
概要
三幸エステート株式会社は、2025年11月の東京都心5区とその他の6大都市の大規模ビルのマーケットデータをまとめた「オフィスマーケット2025年12月号」を公表しました。
その結果、東京都心5区の大規模ビルにおける空室率が前月比マイナス0.25ポイントの1.13%となり、9か月連続で低下しています。また潜在空室率も前月比マイナス0.17ポイントの2.62%と、低下傾向が続いています。
募集賃料についても、品薄感が強まる中で上昇傾向が継続しており、2020年8月と同水準の31,000円/坪台半ばまで回復しています。中央区の空室率は前月比マイナス0.68ポイントの1.58%となり、2021年3月以来の1%台に低下しました。
編集部の感想
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オフィス需要が復調傾向にあるのがうれしい news
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中央区の空室率の大幅低下は注目ポイントですね
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募集賃料の回復も、企業の業績回復を示唆しているのかもしれません
編集部のまとめ
オフィスマーケットレポート:三幸エステート株式会社 オフィス空室率・潜在空室率 9ヵ月連続の低下についてまとめました
今回の三幸エステート株式会社の発表では、オフィス市場の回復傾向がうかがえる内容となっています。都心部を中心にオフィス空室率が9か月連続で低下し、中央区では2021年3月以来の1%台まで低下したことは注目に値します。
また、募集賃料の上昇傾向の継続は、企業の業績回復や不動産市況の改善を示唆しているといえるでしょう。オフィス需要が底堅く推移していることが窺えるデータとなっています。
今後も市況の動向を注視していく必要がありますが、大都市圏を中心としたオフィス市場の回復の兆しが見られるのは喜ばしい傾向だと言えるでしょう。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000606.000118399.html














