ニュースの要約
- 株式会社JVCケンウッドがCDP2025の「気候変動」分野で最高評価の「Aリスト」企業に初選定されたこと。
- CDPの評価で最上位に当たるAスコアを付与された企業は、環境リスクの解決方法を先進的に考え、イニシアチブをとって行動しているグローバルリーダーであること。
- JVCケンウッドは、2050年のカーボンニュートラル実現に向けた温室効果ガス排出削減目標の設定や、環境情報の透明性ある開示に注力していることが評価された。
概要
株式会社JVCケンウッドは、国際的な環境情報開示システムを運営する非営利団体CDPが実施する2025年調査の「気候変動」分野において、最高評価である「Aリスト」企業に初めて選定されました。
CDPが運営する環境情報開示システムは、企業の環境報告における国際的スタンダードとして認知されており、そのデータは投資や調達の意思決定の材料として広く活用されています。今年度の調査では、気候移行計画の推進や事業活動における再生可能エネルギー利用の増加、ガバナンス体制の強化などの取り組みが評価され、このたびの選定に至りました。
JVCケンウッドは、企業理念である「感動と安心を世界の人々へ」のもと、「利益ある成長」と「グローバルでの社会課題解決」を両輪とするサステナビリティ経営を推進しています。中期経営計画「VISION2025」におけるサステナビリティ戦略に基づき、環境基本方針「JKグリーン2030」を策定し、「気候変動への対応」を重点項目の一つに掲げています。2050年のカーボンニュートラルの実現に向けて、事業活動に伴う温室効果ガス（GHG）排出削減目標を設定し、その進捗を管理しています。また、環境情報の透明性ある開示にも注力しており、気候関連財務情報開示タスクフォース（TCFD）の提言に沿った気候リスク・機会の開示や、Scope1・2・3の排出量報告など、包括的な情報開示を継続しています。
今後もJVCケンウッドは、ホームページや統合報告書などで環境に関する幅広い情報開示を行うとともに、目標達成に向けた取り組みを進め、事業活動を通じて持続可能な社会の実現に貢献していきます。
編集部の感想
編集部のまとめ
【株式会社JVCケンウッド】：CDP2025「気候変動」分野において最高評価の「Aリスト」企業に初選定についてまとめました
今回の発表は、JVCケンウッドが環境保護に積極的に取り組んでいることが評価され、CDP2025の「気候変動」分野で最高位の「Aリスト」企業に選定されたというものです。
CDPは企業の環境報告における国際的な基準として認知されており、ここで最高評価を得たことは、JVCケンウッドの環境施策が世界的に見ても先進的であることを示しています。具体的には、2050年のカーボンニュートラル実現に向けたGHG排出削減目標の設定や、環境情報の透明性ある開示などの取り組みが高く評価されたと見られます。
この選定を機に、JVCケンウッドがさらに環境保護に尽力し、持続可能な社会の実現に貢献していくことが期待されます。一方で、同様の取り組みを行う企業が増えることも望ましいでしょう。企業の環境対策が加速し、地球温暖化問題の解決につながることを期待したいと思います。
参照元：https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000605.000045133.html
