ニュースの要約
- HMd株式会社が、AI解析データを活用した「Engagement UP Report」の提供を開始
- 施術中の対話から得られる社員の状態や変化をレポートとして定期的に提供
- 人事・経営層が職場の状態や兆候を早期に把握できるサービスとなることを期待
概要
HMd株式会社は、従業員エンゲージメントの向上を軸に、職場の状態や変化を可視化する施術型組織改善サービス『Engagement UP(エンゲージメントアップ)』を提供しています。
今回、同社は「Engagement UP Report」に、アンケートや施術カルテをもとにAI解析データを反映させました。施術を通じた対話やヒアリング内容を整理・集約することで、職場や社員の変化をより立体的に捉え、人事・経営層が現場の状態や兆候に気づくための情報提供を可能にしています。
従業員サーベイや面談では一定のタイミングでの把握にとどまりますが、「Engagement UP Report」では定期的な施術を通じた対話やヒアリング内容をもとに、職場の状態や社員の変化を整理・共有するためのレポートを提供します。施術者との何気ない会話や事前ヒアリングから得られる社員の本音をもとに、AIによる解析を通じたデータを従業員エンゲージメントの参考情報として定期的に提供します。
レポートでは、心身コンディションやストレス傾向の変化、部署・属性ごとの違いや温度差、前回レポートからの変動ポイント、日常会話から見える職場環境や課題の傾向などを確認できるため、社員の状態に変化が生じ始めた段階で気づけ、先回りした声かけや施策検討の材料として活用が可能です。
さらに、施術者との対話によるリラックス効果や、日常会話を通じたストレスの自覚と言語化、社内コミュニケーションの活性化、表面化しにくかった職場課題への気づきなど、付加的な価値も確認されています。これらの要素が重なり合うことで、社員エンゲージメント向上の土台作りにつながっています。
編集部の感想
編集部のまとめ
「Engagement UP Report」:AI解析データを活用したHMd株式会社の新サービス提供開始についてまとめました
HMd株式会社が、AI解析データを活用した「Engagement UP Report」の提供を開始したことは注目に値するでしょう。従業員の本音を引き出す定期的な対話と、それをデータ化して提供するというアプローチは、人事部門にとって大変有益な取り組みだと言えます。
これまでの従業員サーベイやヒアリングでは捉えきれなかった細かな変化を、継続的に把握できることは大きな魅力といえるでしょう。また、施術を通じた対話が生み出す副次的な効果、すなわちリラックス効果やストレスの自覚、コミュニケーションの活性化、課題発見など、従業員エンゲージメントの土台を築くうえでも重要なポイントだと評価できます。
今後は、蓄積されたデータを可視化したダッシュボードの提供など、人事・経営層がより臨機応変に職場の状況を把握できるよう、サービスの機能強化も期待されます。HMd株式会社の取り組みは、従業員の心身の健康とエンゲージメント向上に大きな寄与をするものと考えられます。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000012.000049575.html














