トーイン株式会社の第76期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

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トーイン株式会社の2023年度第3四半期決算報告をお伝えします。この決算報告によると、同社の業績は順調に推移しており、売上高、利益ともに前年同期を上回る結果となりました。特に包装資材事業では好調を維持し、新たな展開にも期待が持てそうです。今後の成長にも期待が高まりますね。

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企業情報

企業名: トーイン株式会社
証券コード: 79230
決算期: 2023年12月31日現在の第3四半期連結累計期間

トーイン株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

トーイン株式会社の決算日は3月31日です。第3四半期の決算期間は2023年4月1日から2023年12月31日までとなります。

主な事業

トーイン株式会社は、包装資材事業を中心に事業を展開しています。具体的には、紙器・樹脂パッケージ、塗工などの製造・販売を行っています。加えて、精密塗工事業その他事業にも取り組んでいます。幅広い商品ラインナップと技術力を活かし、環境に配慮した製品開発や顧客ニーズに合わせた提案型営業にも力を入れています。

今期の業績と利益率は?

当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高が10,182百万円と前年同期比6.4%の増収、営業利益が274百万円と大幅な増益となりました。包装資材事業においては、加飾技術や環境対応資材を中心とした製品の拡販が奏功したほか、採算性の向上にも取り組んでいます。利益率も2.7%と前年同期の0.4%から大きく改善しています。

売上・利益の推移

過去3年の業績を見ると、売上高は2023年3月期が12,697百万円と堅調に推移しています。一方、利益面では2022年3月期に大幅な減益となりましたが、直近の第3四半期では前述の通り大幅な回復を遂げています。主力の包装資材事業がけん引役となっており、今後も安定した業績が期待できそうです。

四半期連結貸借対照表について

直近の第3四半期末時点の総資産は18,638百万円となり、前期末から513百万円増加しています。主な増加要因は、現金及び預金や受取手形及び売掛金の増加です。一方、負債は8,960百万円と前期末から87百万円増加しており、借入金の増加が主因です。純資産は9,677百万円と前期末から426百万円増加しており、自己資本比率は51.7%と健全な水準を維持しています。

資産の部

資産の部では、現金及び預金が2,184百万円と前期末から91百万円増加、受取手形及び売掛金が3,275百万円と543百万円増加するなど、流動資産が増加しています。一方で、有形固定資産が減少したものの、投資有価証券の増加などもあり、全体としては資産が増加しています。

負債の部

負債の部では、借入金が3,798百万円と前期末から512百万円増加しています。一方で、設備関係未払金の減少などにより、流動負債のその他が200百万円減少しました。また、役員退職慰労引当金が162百万円減少しています。

純資産の部

純資産の部では、利益剰余金が3,851百万円と前期末から258百万円増加、為替換算調整勘定が405百万円と140百万円増加するなど、株主資本及びその他の包括利益累計額が増加しています。これにより、自己資本比率は51.7%と健全な水準を維持しています。

ROAとROE

ROAは前期の3.3%から今期3.3%、ROEは前期の5.4%から今期6.5%と、いずれもわずかながら改善しています。これは、営業利益の増加や有利子負債の増加などにより、収益性と効率性が高まったことを示しています。今後も業績の回復に伴い、さらなる指標の向上が期待できそうです。

キャッシュフロー

現時点で四半期連結キャッシュ・フロー計算書は開示されていませんが、営業活動によるキャッシュ・フローは前年同期比で改善しているものと推測されます。一方で、投資活動によるキャッシュ・フローでは設備投資などにより資金が流出している見込みです。財務活動によるキャッシュ・フローでは、借入金の増加などが寄与していると考えられます。今後のキャッシュ・フロー状況にも注目していく必要があるでしょう。

配当の支払額

トーイン株式会社は、株主還元の一環として年間配当金を10円を維持しています。第3四半期累計期間では中間配当として5円を実施しており、期末配当5円が予定されています。今後も安定的な配当の継続が期待できそうです。

今後の展望

トーイン株式会社は、主力の包装資材事業における加飾技術や環境配慮型製品の拡販に加え、海外展開の強化にも力を入れています。特にベトナムやタイの現地法人が好調で、今後のさらなる事業拡大が期待されます。また、精密塗工事業や新規分野の開拓にも取り組むなど、事業ポートフォリオの最適化にも注力しています。これらの施策を通じて、持続的な成長と企業価値の向上を図っていく方針です。

編集部のまとめ

トーイン株式会社は、包装資材事業を中心に順調な業績を維持しており、利益も大幅に改善する好決算となりました。主力事業の競争力強化や新分野への取り組みにより、今後の成長が期待できそうです。また、健全な財務体質を維持しつつ、株主還元にも力を入れているなど、バランスの取れた経営が窺えます。引き続き同社の動向に注目していきたいと思います。

トーイン株式会社の決算日や配当についてまとめました。

トーイン株式会社の決算日は3月31日で、第3四半期の決算期間は2023年4月1日から2023年12月31日までとなります。また、同社は年間配当金10円を維持しており、第3四半期までの中間配当は5円、期末配当も5円が予定されています。今後も安定的な株主還元が続くことが期待されます。

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