ニュースの要約
- 株式会社Definerが、特許技術を活用したWebツールの履歴情報をベースに、最新鋭のAI技術を使って「SANUS AI – AIマネージャー – コミュニケーション監査と改善提案機能」を提供開始。
- AIによるコミュニケーション能力のスコアリングで、組織の生産性やガバナンス強化を支援する。
- API連携による自動データ取得で信頼性の高い監査を実現し、非財務情報の可視化を図る。
概要
株式会社Definerは、2024年12月に取得した特許技術(特許第7603357号)を活用し、「SANUS(上場監査クラウド)」の新機能「SANUS AI」の提供を開始しました。
「SANUS(上場監査クラウド)」は、従業員のクラウド活動履歴の情報を一元取得できる日本初のSaaSです。この度、AIによる高度な分析を組み合わせた「SANUS AI」の搭載により、メールやチャットツール(主にGmailやSlack、Outlook、Teamsなど)のメッセージを自動解析し、スコアリングが可能になりました。
これにより、「AIマネージャー – コミュニケーション監査と改善提案」として、従来は見えなかった「組織のコミュニケーション能力」や「不正会計・ハラスメントのリスク」を定量的なスコアとして可視化し、非財務情報の信頼性を担保します。さらに、スコアリングだけでなく、一定の条件を満たした全従業員のコミュニケーションに対して、「その評価に至った理由」や「具体的な是正措置」を示した監査・改善レポートが自動生成、出力されます。
編集部の感想
編集部のまとめ
SANUS AI – AIマネージャー：特許技術を活用したWebツールの履歴情報を基に、最新鋭の生成AI技術を活用し「コミュニケーション監査と改善提案機能」を提供開始についてまとめました
今回の「SANUS AI – AIマネージャー」の提供開始は、企業にとって大変重要な意義を持つと考えます。リモートワークの進展に伴い、従来の監査手法では組織のコミュニケーションの「見える化」が困難となっていましたが、AIを活用することで、コミュニケーションの品質やリスクを客観的に評価し、改善につなげていくことができるようになりました。特に、不正会計やハラスメントのリスクを早期発見できることは、企業のコンプライアンス強化に大きく貢献するでしょう。また、企業のビジョンやミッション、従業員の職種に応じたコミュニケーション分析・提案機能も特徴的で、組織のブランド力向上や生産性の向上につながると期待できます。今後、幅広い企業での導入が進み、健全な企業風土の醸成につながることを願っています。
参照元：https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000016.000096867.html
