ジョブシェア制度：岡山大学事務職員がタイ・バンコクで国際業務を実践

ニュース

2025.12.31

ニュースの要約

国立大学法人岡山大学は、2025年8月から事務職員を対象に、新たな学内兼業制度「ジョブシェア制度」を導入しました。

この制度は、部局の垣根を越えて多様な業務を経験することで、職員一人一人の高度化を促し、大学全体の組織力向上につなげることを目的としています。本学では、「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業（J-PEAKS）」の取り組みに基づき、ナレッジワーカーの育成を進めており、本制度はその一環でもあります。

今回の取り組みでは、学務系部門および研究系部門からそれぞれ1人の若手職員が、国際部門の主任専門職員の指導を受けながら、2025年11月18日～21日にかけてタイの協定校・関係機関への表敬訪問、高校・大学での説明会実施、高校での海外進学フェアに参加しました。

現地では、日本留学に関する情報交換を行い、本学の魅力発信に取り組みました。また、英語による説明や現地関係者とのコミュニケーションを通じて、国際的な視野が広がるなど、貴重な経験を得ることができました。

この取り組みを通して、職員自身の業務と大学の国際展開がどのように結びついているのかを理解する機会になり、今後の業務改善やスキル向上につながる気づきが多く得られました。

また、異なる部局の職員が協働しながら、本学の魅力発信に取り組んだことで、学内の垣根を越えた協力体制の強化にもつながりました。本学では、現地で得られた知見を整理し、ナレッジとして共有・活用することで、組織全体の国際化を推進していきます。

岡山大学の事務職員がタイで国際業務を実践できるのは、大学の国際化と職員の育成を両立させる取り組みがうまくいっているからだと感じました。

学内の垣根を越えた協力体制の強化は、組織の活性化につながる素晴らしい取り組みだと思います。

現地の生の声を直接聞くことで、大学の強みや課題が明確になり、今後の改善につながるのが良いですね。

岡山大学の取り組みは、事務職員の高度化と大学の国際展開を両立させる優れたものだと思います。ジョブシェア制度を活用し、学内の垣根を越えて異なる部局の職員が協働しながら、現地の生の声を聞くことができたのは大きな成果だと言えます。

特に、得られた知見を整理し、組織全体で共有・活用していく取り組みは、職員の育成と大学の国際化を同時に進めるうえで非常に重要です。これからも、事務職員の高度化と大学の特色ある取り組みに期待が高まります。

このように、岡山大学は、組織の活性化と国際化を両立させる先進的な取り組みを行っており、他の大学にとっても参考になるのではないでしょうか。