ニュースの要約
- 外国人向け与信判定AI「Lita」を提供するDwilarが、プレシリーズAラウンドで1.5億円の資金調達を実施
- 対応可能な国籍を21カ国から63カ国に拡大し、母国でも与信のないユーザー層に対してもキャッシュフロー分析による与信判定を提供
- Klarna・WiseのチームをリードしていたTobias Andersonがグループ初のCTOに就任、Experianの出身者であるManhar Hemantがデータアナリストに就任
概要
外国人向け与信判定AI SaaS「Lita」を開発・提供する株式会社Dwilarは、約1.5億円の資金調達を実施しました。
この資金調達により、Dwilarは対応可能な国籍を21カ国から63カ国に拡大することができ、これまでクレジットカードやローンを持っていないユーザー層に対しても、キャッシュフロー分析を用いた与信判定を提供できるようになります。
また、Klarna・Wiseで与信審査のチームをリードしていたTobias Andersonが正式にDwilarのCTOに就任し、Experianの出身者であるManhar HemantがデータアナリストとしてDwilarに加わりました。両名が中心となり、Dwilarの与信判定サービスの精度向上と機能拡張に取り組んでいきます。
編集部の感想
- 外国人ユーザーを対象とした革新的な与信判定サービスを提供しているDwilarの取り組みに期待が高まります。
- リードエンジニアやデータアナリストの業界経験が豊富な人材を集めて体制を強化したことで、サービスの更なる進化が期待できそうです。
- 国籍の拡大や、これまでデータが取れにくかった層に対する新たな与信判定モデルの構築など、Dwilarの挑戦は大きな意味を持っていると感じました。
編集部のまとめ
Dwilar:外国人与信判定AIのDwilar、プレシリーズAラウンドにて1.5億円の資金調達を実施についてまとめました
外国人向けの与信判定AIサービスを展開するDwilarが、今回1.5億円の資金調達を実施したことは大きな注目を集めています。
Dwilarは、これまで日米を中心に21カ国の外国人ユーザーに対応してきましたが、今回の資金調達により、南米、東南アジア、中国、韓国などの42カ国をさらに加えて、合計63カ国への対応が可能となりました。
また、クレジットカードやローンなどを持っていないユーザーに対しても、キャッシュフロー分析を活用した新たな与信判定モデルの構築にも着手します。これにより、これまでデータ不足で判定が難しかったユーザー層の取り込みにも期待がかかっています。
Dwilarは今回、Klarna・WiseのチームをリードしていたTobias Andersonをグループ初のCTOに抜擢し、Experianの出身者であるManhar Hemantもデータアナリストとして迎え入れるなど、技術力とデータ分析力の強化にも注力しています。
今後のDwilarの更なる発展に期待が高まる好材料が続々と発表されており、外国人ユーザーの生活基盤構築をサポートする同社の取り組みに注目が集まっています。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000009.000149219.html














