ニュースの要約
- 2025年の国内スタートアップ資金調達総額は7613億円で前年並を維持
- 資金調達額の平均は3.1億円で変わらないものの、中央値は6240万円へ低下し小粒化が進む
- ファンド設立は総額を超大型が下支えする構図が鮮明に、投資家側は実績と戦略による選別が進む
概要
Speedaは、2025年(2025年1~12月)の国内スタートアップ資金調達状況を伝える動向をまとめた『Japan Startup Finance 2025』を集計し、2026年1月20日(火)にレポートの速報記事を公開しました。
2025年の日本のスタートアップ資金調達総額は、7613億円(デット除く)と前年同時期の集計額からほぼ横ばいを維持しています。一方、1社あたりの資金調達額をみると、平均は3.1億円で変わらないものの、中央値は前年値(7760万円)から6240万円へ低下。総額の維持とは裏腹に、特定企業への集中と小粒化が進んでいます。
ファンド設立も、設立本数・総額ともに前年を上回ったものの、標準的なファンド規模は縮小し、総額を超大型が下支えする構図が鮮明になっています。募集の長期化や金額非開示の増加など、投資家側も実績と戦略によって峻別される時代に突入しています。
EXITでは、上場維持基準の見直しを背景に質の高いIPOへのシフトが進む一方、M&Aは件数ベースで高水準を維持しています。不確実な環境下で、リスクマネーは「選別」と「延長戦」の色合いを強めています。
編集部の感想
編集部のまとめ
Speeda:Japan Startup Finance 2025の速報を公開、国内スタートアップ資金調達総額は7613億円についてまとめました
本レポートでは、2025年の国内スタートアップ市場における資金調達動向が詳細に分析されています。総額は横ばいを維持しつつ、個社の調達額は全体的に小粒化する一方、特定の大型企業への集中が進んでいることが明らかになりました。
また、ファンド設立の動向やIPO、M&Aの状況など、スタートアップのライフサイクルに沿った分析も行われており、市場の全体像をつかむことができます。不確実な経済環境の中で、投資家側による厳選投資が鮮明になっているのは注目点です。
将来的にはさらなる二極化やグローバル競争の激化も予想されることから、引き続き国内スタートアップ市場の動向を注視していく必要がありそうです。今後の展開にも期待が高まります。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000276.000010548.html














