ニュースの要約
- 東北大発のLOOPARTS社が、「無限資源」の実現を目指してエンジェル/シードラウンド1stクローズで資金調達を行った
- 同社は、金属資源の新しいリサイクル/精錬技術の開発に取り組んでおり、従来のダウングレードリサイクルの課題を解決するアップグレードリサイクルを実現した
- 量産化を見据えてスケールアップ実証段階に進んでおり、2028年後半以降の工業化を目指している
概要
ルーパーツ株式会社は、東北大学発のスタートアップで、「循環のパーツを、共に担う」というミッションのもと、地球に人類が住み続けられる未来を目指して活動している。
同社が開発した「UPLOOP」(特許出願中)は、溶融塩電解装置を用いて、アルミニウムと鉄・銅などの合金成分の性質の違いを利用することで、高効率にアルミニウムを高純度化するリサイクル技術である。従来のリサイクルでは「ダウングレードリサイクル」が一般的で、純度が低下してしまうが、UPLOOPはこの課題を解決し、「アップグレードリサイクル」を実現した。
また、高純度アルミニウムの製造で一般的に用いられる三層電解法と同等の高い歩留まりを実現しつつ、電力消費量を約3分の1に抑えられるのも特徴だ。さらに、地金ではなくアルミニウムスクラップを原料として、4N(99.99%)以上の高純度アルミニウムを直接生産できることも強みとなっている。
同社は現在、アルミニウム以外の重要鉱物についても、同技術を応用したプロジェクトの実証を進めている。
編集部の感想
編集部のまとめ
LOOPARTS:東北大発、「無限資源」の実現目指すLOOPARTS、エンジェル/シードラウンド1stクローズで資金調達についてまとめました
東北大発のLOOPARTS社は、金属資源の新しいリサイクル/精錬技術の開発に取り組んでおり、従来のリサイクルでの課題を解決する「アップグレードリサイクル」を実現させた。同社の技術は、エネルギー消費も抑えつつ高純度の金属を直接生産できるなど、画期的な特徴を持っている。
LOOPARTSは、東北大学の朱教授との共同研究体制のもと、「無限資源」の実現を目指し、エンジェル/シードラウンド1stクローズでの資金調達を行った。量産化に向けたスケールアップ実証を進めており、2028年後半以降の工業化を目標としている。
同社の取り組みは、資源循環の実現に向けた大変重要な取り組みだと言えるだろう。東北大発のスタートアップとしても注目に値する動きと言えそうだ。今後の進展にも期待したい。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000176263.html














