酒井重工業株式会社の第76期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
スポンサーリンク

弊サイトは各企業の決算情報を元に決算に関するまとめ情報をご紹介しております。
詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

酒井重工業株式会社の2023年度第3四半期決算報告書が発表されましたね。同社は建設機械の製造・販売を行う企業で、この決算結果は同社の事業の健全さを示しています。今期の業績は前年同期を大きく上回る好調な内容となっており、株主の皆さまにとってもよいニュースだと思います。

スポンサーリンク

企業情報

企業名: 酒井重工業株式会社
証券コード: 63580
決算期: 2023年3月期

酒井重工業株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

同社の決算期は3月31日で、四半期決算は6月30日、9月30日、12月31日、3月31日に行われます。今回の報告書は2023年12月31日時点の第3四半期決算となります。

主な事業

酒井重工業株式会社は、建設機械の製造・販売が主力事業です。特に、舗装機械や土木機械などの道路建設用の建設機械を中心に手掛けています。国内外の建設市場に向けて、高品質な製品の提供と優れたアフターサービスを強みとしています。

今期の業績と利益率は?

この第3四半期の業績は、売上高が前年同期比9.8%増の24,301百万円と順調に推移しました。また、営業利益は前年同期比62.7%増の2,580百万円と大幅な増益となりました。利益率も改善されており、収益性は高まっています。

売上・利益の推移

直近3年間の業績を見ると、売上高は2022年3月期が31,459百万円、2023年3月期第3四半期が24,301百万円と推移しています。利益面では、営業利益が2022年3月期が2,327百万円、2023年3月期第3四半期が2,580百万円と増加傾向にあります。事業の拡大と収益力の向上が見られます。

四半期連結貸借対照表について

2023年12月末時点の四半期連結貸借対照表を見ると、資産総額が44,871百万円と前年度末より大きく増加しています。負債も増加していますが、純資産は28,431百万円と健全な水準を維持しており、財務体質は良好です。

資産の部

流動資産が29,871百万円と前年度末から2,431百万円増加しています。主な要因は、棚卸資産の増加です。固定資産も15,000百万円と1,635百万円増加しており、設備投資が順調に進んでいるようです。

負債の部

流動負債は14,803百万円、固定負債は1,637百万円となっています。電子記録債務の増加などにより、負債総額は前年度末から931百万円増加しています。

純資産の部

純資産は28,431百万円と前年度末から3,135百万円増加しました。利益剰余金や為替換算調整勘定の増加が主な要因です。自己資本比率も63.2%と高水準を維持しています。

ROAとROE

ROA(総資産経常利益率)は前年同期の7.2%から10.7%に上昇しています。また、ROE(自己資本利益率)も前年同期の4.7%から7.3%に改善しています。これは、収益力の向上と資本効率の高さを示しており、株主価値の向上につながる好結果となっています。

キャッシュフロー

四半期連結キャッシュ・フロー計算書によると、営業活動によるキャッシュ・フローは1,115百万円の収入となっています。一方、投資活動によるキャッシュ・フローは1,019百万円の支出で、設備投資などに資金が使われています。財務活動によるキャッシュ・フローは93百万円の支出となっており、全体としては190百万円の増加となっています。

配当の支払額

2023年6月には1株当たり120円の期末配当、また2023年12月には1株当たり90円の中間配当を実施しています。株主還元に積極的に取り組んでおり、株主の皆様に対する利益還元が着実に行われています。

今後の展望

世界経済の減速懸念はありますが、国内市場では建設投資が堅調に推移する見通しです。また、海外市場においても北米や一部のアジア地域で需要が強く、事業拡大が期待できます。さらに価格改定や生産性向上などの収益構造改革も進んでおり、今後も安定した業績の確保が期待できると考えられます。

編集部のまとめ

酒井重工業株式会社の2023年度第3四半期決算は、売上高、利益ともに前年同期を大幅に上回る好調な内容となりました。建設機械需要の堅調な推移と収益性の改善が功を奏しています。財務体質も健全で、株主還元も積極的に行われています。今後も安定した業績の確保が期待されます。

酒井重工業株式会社の決算日や配当についてまとめました。

酒井重工業株式会社の決算日は3月31日で、四半期決算は6月30日、9月30日、12月31日、3月31日に行われています。配当は年2回、期末配当と中間配当が行われており、今期は1株当たり120円と90円の配当を実施しています。株主還元に積極的に取り組む同社の姿勢が窺えます。

タイトルとURLをコピーしました