三井不動産株式会社の第112期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

三井不動産株式会社の2023年12月期第3四半期決算が発表されました。売上高は前年同期比4.5%増、営業利益は15.0%増、親会社株主に帰属する四半期純利益は13.1%増となり、過去最高を更新しました。

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企業情報

企業名: 三井不動産株式会社
証券コード: 88010
決算期: 2024年3月期

三井不動産株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

三井不動産の決算日は3月31日で、定期的な決算発表は年4回行われています。第1四半期決算は8月、第2四半期決算は11月、第3四半期決算は2月、期末決算は5月に発表されます。

主な事業

三井不動産は、賃貸、分譲、マネジメント、施設営業、その他の5つの報告セグメントを持つ大手不動産デベロッパーです。オフィスビルやショッピングセンター、マンション、ホテルの開発・運営を行っており、国内外で事業を展開しています。

今期の業績と利益率は?

当第3四半期連結累計期間の売上高は1兆6,990億円、営業利益は2,453億円と、前年同期比でそれぞれ4.5%増、15.0%増と大幅な増収増益となりました。売上高営業利益率は14.4%と高水準です。

売上・利益の推移

三井不動産の売上高は、2023年3月期第3四半期で1兆6,263億円、当第3四半期で1兆6,990億円と4.5%の増収となりました。また、営業利益は2023年3月期第3四半期が2,133億円、当第3四半期が2,453億円と15.0%の増益と、2期連続で過去最高を更新しました。

四半期連結貸借対照表について

当第3四半期末の総資産は9兆6,647億円となり、前期末比で8,233億円増加しました。主な増加要因は、販売用不動産や投資有価証券、固定資産の増加によるものです。

資産の部

当第3四半期末の資産は現金及び預金が2,818億円、販売用不動産が2兆4,453億円、有形及び無形固定資産が4兆4,435億円と大幅に増加しました。

負債の部

負債合計は6兆4,686億円となり、有利子負債が4兆7,405億円と前期末比6,919億円の増加となりました。

純資産の部

純資産は3兆1,960億円となり、前期末比で1,647億円増加しました。利益剰余金が増加したことが主な要因です。

ROAとROE

三井不動産のROA(総資産経常利益率)は2.1%となっており、前期から0.1ポイント上昇しました。また、ROE(自己資本利益率)は5.3%と高い水準を維持しています。不動産業界の中では優良な収益性を誇っていると言えるでしょう。

キャッシュフロー

三井不動産のキャッシュフローは、営業活動によるキャッシュ・フローが安定的に黒字となっており、投資活動によるキャッシュ・フローは新規物件の取得等で支出が増加傾向にあります。財務活動では有利子負債の増加により資金調達を行っています。全体として、事業活動が順調に推移していると評価できます。

配当の支払額

三井不動産は、2023年6月に1株当たり32円の期末配当を実施しました。さらに2023年12月には1株当たり35円の中間配当を実施し、年間配当は67円となる見込みです。安定した配当政策を続けています。

今後の展望

三井不動産は、国内外でのオフィスビルや商業施設、ホテル、分譲マンションの開発など、事業領域の拡大に取り組んでいます。また、不動産テック事業の強化や、サステナビリティ経営の推進にも積極的に取り組むことで、中長期的な成長を目指しています。

編集部のまとめ

三井不動産は、オフィス、商業施設、住宅などの開発を中心とした不動産事業を展開し、連結売上高1兆6,990億円、営業利益2,453億円と大幅な増収増益を達成しました。今後も新規投資や事業領域の拡大に注力し、持続的な成長を目指していくことが期待されます。

三井不動産株式会社の決算日や配当についてまとめました。

三井不動産の決算日は3月31日で、年4回の定期的な決算発表を行っています。また、安定した配当政策のもと、2023年12月には1株当たり35円の中間配当を実施し、年間配当67円を目指しています。今後も事業拡大と収益力強化に取り組み、株主還元の充実に努めていくことが期待されます。

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