ニュースの要約
- 大阪ガスとAdvanSentinel社が、東南アジアの水田におけるAWD(間断かんがい)技術導入の際の生物多様性への影響を調査する事業を、経産省の補助事業で実施することになった。
- 本事業では、環境DNA分析を通じて、AWDの前後の水田の生物多様性への影響を可視化し、メタン削減と生物多様性保全を両立させるビジネスモデルの構築を目指す。
- 事業期間は2026年3月から2027年3月までの1年間で、両国で20件規模のプロジェクトを実装する計画。
概要
大阪ガス株式会社は、環境DNA分析を手掛けるAdvanSentinel社と共に、経済産業省の補助事業「令和6年度補正グローバルサウス未来志向型共創等事業費補助金」に「フィリピン共和国、ベトナム社会主義共和国/水田での脱炭素活動による生物多様性への影響調査事業」を提案し、採択されました。
本事業は、水田のメタン排出削減につながる間断かんがい(AWD)技術の導入に伴う生物多様性への影響を、環境DNAを活用して可視化し、メタン削減と生物多様性保全を両立させるビジネスモデルの構築を目指すものです。
具体的には、フィリピンとベトナムの水田において、AWDに伴い水を抜く前後での水・土壌のサンプリングを行い、水田に生息する生物の微量な遺伝子情報を分析することで、生物種数を定量的に評価します。また、JCMプロジェクト実施者へのヒアリングや簡易モデリングにより、収益性の検証も行います。さらに、大阪ガス、AdvanSentinel社、Green Carbon社、現地大学、研究機関といった体制を構築し、事業化に向けた検討を進めていきます。
2027年度末までには、両国で20件規模のプロジェクトに本事業の成果を実装することを目指しています。
編集部の感想
編集部のまとめ
【Daigasグループ】:水田JCMクレジット創出に関する補助事業の採択についてについてまとめました
今回の大阪ガスグループによる取り組みは、気候変動対策と生物多様性保全の両立を目指す画期的な事業だと評価できます。経済産業省の補助事業として採択されたことで、具体的な実証に向けた体制が整備されることになりました。
環境DNAを活用した生物多様性への影響評価は、従来の水田管理の在り方を見直す上で非常に重要な知見を提供すると期待されます。また、JCMを活用した事業性の検証も同時に行うことで、メタン削減と生物多様性保全を両立させる実現可能性の高いビジネスモデルの構築が期待できます。
Daigasグループは、自社の脱炭素技術を生かしつつ、新たな価値創造にも挑戦しており、企業の社会的責任を果たしている優良事例だと考えます。今後の取り組みの進展に注目していきたいと思います。
参照元:>https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000201.000139670.html














