株式会社大東銀行の第119期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

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株式会社大東銀行の2023年度第3四半期決算結果が公開されました。経常収益は98億円ほどとなり、前年同期比微減ながらも着実な業績を上げている好決算となっています。本記事では、大東銀行の企業情報や事業内容、そして今期の業績と今後の展望について詳しくご紹介します。

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企業情報

企業名: 株式会社大東銀行
証券コード: 85630
決算期: 3月期

株式会社大東銀行の決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社大東銀行の決算日は3月31日です。決算発表は4月の初めから中旬にかけて行われます。中間決算は9月30日を基準日として、10月下旬頃に発表されます。

主な事業

株式会社大東銀行は、主に銀行業務を展開しています。預金・貸出や為替業務、投資信託の窓口販売などの金融サービスを提供しています。また、リース業務やクレジットカード事業、信用保証業務などのグループ会社とともに金融サービスを提供しています。福島県を中心に事業を展開しており、東京支店などの支店網を持っています。

今期の業績と利益率は?

2023年度第3四半期の連結業績は、経常収益が98億円、経常利益は16億円となりました。前年同期と比べると経常収益は微減でしたが、経常利益は3億円ほど減少しています。一方で、親会社株主に帰属する四半期純利益は11億円と堅調な利益を確保しています。

売上・利益の推移

大東銀行は、直近3年間で経常収益が120億円前後で推移しています。経常利益も前期は20億円、当期は17億円と比較的安定した業績を残しています。純利益も前期11億円、当期11億円と好調な収益力を維持しています。総資産は900億円規模を保っており、堅実な経営を行っていると評価できます。

四半期連結貸借対照表について

大東銀行の2023年12月末の四半期連結貸借対照表をみると、総資産は902億円となっています。前期末比8億円減少していますが、依然として900億円を超える大型の銀行グループといえます。

資産の部

資産の部では、現金預け金が98億円、有価証券が136億円、貸出金が648億円となっています。前期末と比べると貸出金が123億円減少しているものの、有価証券が57億円減少しています。合計で資産総額は前期末比7億円減少しています。

負債の部

一方の負債の部では、預金が818億円と前期末比202億円増加しています。また、借入金は402億円と前期末比103億円減少しています。

純資産の部

純資産は373億円で、自己資本比率は41.5%と高水準を維持しています。利益剰余金も増加傾向にあることから、財務基盤は安定しているといえます。

ROAとROE

大東銀行のROA(総資産経常利益率)は直近の第3四半期で0.18%となっています。前年同期の0.22%から低下しているものの、まだ一定の水準を維持しています。一方のROE(自己資本利益率)は第3四半期で3.02%となっており、前年同期の3.46%から低下しています。今後は収益性の改善が課題となっています。

キャッシュフロー

大東銀行は営業活動によるキャッシュ・フローが堅調に推移しています。預金の増加などにより資金調達力が高く、財務の健全性が保たれています。一方で、投資活動によるキャッシュ・フローがマイナスとなっているため、有価証券投資などについて今後の資金配分に注目が集まります。

配当の支払額

大東銀行は、1株当たり年間配当金30円を維持しています。業績は安定的に推移しており、株主還元にも積極的な姿勢がうかがえます。今後も安定的な配当を継続していくことが期待されます。

今後の展望

大東銀行は、第6次中期経営計画(2023年~2026年)において、地域金融機関としての機能を強化し、持続的な成長を目指しています。当期純利益12億円の達成など、順調な進捗を見せています。今後は、地域社会の課題解決に向けた取り組みと、デジタル化への対応を強化していくことが重要となります。

編集部のまとめ

以上、株式会社大東銀行の2023年度第3四半期決算について、企業情報から業績、財務状況、株主還元、今後の展望まで詳しくご紹介しました。大東銀行は堅実な経営」を続け、地域金融機関として安定的な成長を遂げています。今後も、地域密着型の金融サービスを提供し、地域経済の発展に貢献していくことが期待されます。

株式会社大東銀行の決算日や配当についてまとめました。

大東銀行の決算日は3月31日で、中間決算は9月30日を基準日としています。また、配当は1株当たり年間30円を維持するなど、株主還元にも積極的に取り組んでいます。今期も引き続き安定した業績を残すことが期待されます。

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