芦森工業株式会社の第124期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

芦森工業(35260)の決算報告を見てみると、今期の業績は大変好調だったようですね。売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益が過去最高の結果となり、企業価値が大きく高まった1年だと言えるでしょう。特に自動車安全部品事業が好調で、2,941百万円の増収を達成したのは大きな成果です。管路更生工事の分野でも、需要が堅調に推移しており、グループ全体で力強い業績を上げることができました。今後も安全部品や管路更生といった成長分野に注力し、収益力の向上に努めていくことが期待されます。

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企業情報

企業名: 芦森工業株式会社
証券コード: 35260
決算期: 2023年3月期

芦森工業株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

芦森工業株式会社の決算日は3月31日です。第3四半期決算は2023年12月31日までの3ヵ月間の業績を発表しています。年間の決算は3月期決算で、2023年6月23日に第123期定時株主総会を開催し、2023年3月期の業績を報告しています。

主な事業

芦森工業は、自動車安全部品事業機能製品事業の2つの事業を展開しています。自動車安全部品事業では、シートベルト、エアバッグ、内装品などの製造・販売を行っています。機能製品事業では、管路更生工事や防災関連製品、産業資材などの製造・販売を手がけています。これらの事業を通して、自動車の安全性向上や社会インフラの維持・補修に貢献しています。

今期の業績と利益率は?

当第3四半期連結累計期間の業績は非常に好調で、売上高は49,601百万円、営業利益は2,294百万円、経常利益は2,638百万円と、いずれも第3四半期連結累計期間としては過去最高の実績を上げています。特に自動車安全部品事業は3,533百万円の増収と大きな伸びを示しました。利益面でも、営業利益率は4.6%と前年同期より大幅に改善されています。

売上・利益の推移

芦森工業の売上高は、前年同期比2,941百万円の増収となる49,601百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は2,004百万円と、いずれも第3四半期連結累計期間としては過去最高の実績を上げています。自動車安全部品事業が牽引役となり、大幅な増収・増益となりました。今後も自動車安全部品事業と管路更生工事の需要取り込みを着実に進め、収益力の向上に努める方針です。

四半期連結貸借対照表について

芦森工業の当第3四半期連結会計期間末における総資産は53,753百万円で、前連結会計年度末に比べ2,200百万円増加しました。流動資産は34,909百万円、固定資産は18,843百万円となっています。負債は32,753百万円で、前連結会計年度末に比べ347百万円減少しました。純資産は21,000百万円で、自己資本比率は39.0%となりました。財務基盤は堅調に推移しているといえます。

資産の部

資産の部では、現金及び預金が1,491百万円増加したほか、棚卸資産が2,100百万円増加しています。一方で、売上債権が587百万円減少しました。固定資産は大きな変動はなく、全体として資産が増加した形となっています。

負債の部

負債の部では、仕入債務が723百万円減少したほか、長期借入金が685百万円減少しました。一方で、短期借入金が839百万円増加1年内返済予定の長期借入金が263百万円増加しています。総じて負債は減少傾向にあります。

純資産の部

純資産の部では、親会社株主に帰属する四半期純利益2,004百万円の計上により、純資産が21,000百万円まで増加しました。自己資本比率は39.0%と健全な水準を維持しています。

ROAとROE

芦森工業のROA(総資産利益率)は前年同期比で大幅に改善し、年率換算で6.0%となりました。これは、営業利益の増加と総資産の効率的な活用により、収益性が高まったことによります。一方、ROE(自己資本利益率)は年率換算で21.0%と、前年同期比でも大幅な上昇となりました。これは、親会社株主に帰属する四半期純利益の増加と、自己資本の効率的な活用が寄与したためです。

キャッシュフロー

当第3四半期連結累計期間のキャッシュ・フローは好調で、営業活動によるキャッシュ・フローが2,545百万円のプラスとなりました。これは売上債権の減少などによるものです。一方、投資活動によるキャッシュ・フローは△586百万円、財務活動によるキャッシュ・フローは△452百万円となりました。この結果、現金及び現金同等物は5,888百万円まで増加しており、財務体質の強化が進んでいます。

配当の支払額

芦森工業は、2023年6月23日の定時株主総会において、1株当たり50円の期末配当を決議しています。前期と比べて25円の増配となり、総額300百万円の配当を実施しました。今後も安定的な配当の実施を目指していく方針のようです。

今後の展望

芦森工業は、自動車安全部品事業と機能製品事業の両分野で好調な業績を収めており、今後も更なる成長が期待されます。特に、自動車安全部品事業では、豊田合成との資本業務提携の強化により、エアバッグとシートベルトのセット開発による拡販や部品調達の最適化など、大きな相乗効果が期待できます。また、管路更生工事の需要も引き続き堅調で、防災関連製品や産業資材の販売強化にも取り組んでいく方針です。今後の業績拡大と株主価値向上が期待できる企業として注目されます。

編集部のまとめ

芦森工業の第3四半期決算は、売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益のいずれも過去最高の実績を上げており、非常に好調な決算となりました。特に自動車安全部品事業の業績が牽引役となっています。また、管路更生工事の需要も堅調で、全社的に収益力が向上しています。今後も自動車安全部品事業と管路更生工事に注力し、さらなる成長を遂げていくことが期待されます。

芦森工業株式会社の決算日や配当についてまとめました。

芦森工業の決算日は3月31日で、第3四半期決算は2023年12月31日までの3ヵ月間の業績を発表しています。2023年6月23日に第123期定時株主総会を開催し、2023年3月期の業績を報告しました。配当については、2023年6月23日の定時株主総会で1株当たり50円の期末配当が決議され、総額300百万円の配当を実施しています。今後も安定的な配当の実施を目指していく方針のようです。

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