アイエックス・ナレッジ株式会社の決算報告書を見てみると、企業の業績は好調に推移しているようですね。売上高は前年同期比10%増の16,304百万円を計上し、親会社株主に帰属する四半期純利益は950百万円と高い利益水準を維持しています。経営基盤も強化されており、自己資本比率は64.7%と健全な財務体質を示しています。今後も企業の成長が期待できそうですね。
企業情報
企業名: アイエックス・ナレッジ株式会社
証券コード: 97530
決算期: 3月31日
アイエックス・ナレッジ株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?
アイエックス・ナレッジ株式会社の決算日は3月31日です。第3四半期決算は2023年12月31日で、通期決算は2023年3月31日に発表されました。
主な事業
アイエックス・ナレッジ株式会社は、情報サービス事業を中心に事業を展開しています。具体的には、コンサルティングやシステムインテグレーション、システムマネージメントサービスなどを提供しています。主要顧客は大手企業や官公庁などで、幅広いお客様のニーズに応えています。
今期の業績と利益率は?
当第3四半期連結累計期間の売上高は16,304百万円と前年同期比10%増加しています。利益面では、営業利益が1,331百万円、経常利益が1,394百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益が950百万円と、いずれも高水準を維持しています。特に、経常利益率は8.5%と高い収益性を示しています。
売上・利益の推移
アイエックス・ナレッジ株式会社の売上高は、直近3期で20,206百万円→16,304百万円と推移しています。利益面では、経常利益が1,533百万円→1,394百万円、親会社株主に帰属する四半期(当期)純利益が1,027百万円→950百万円と、好調な業績を維持しています。
四半期連結貸借対照表について
アイエックス・ナレッジ株式会社の四半期連結貸借対照表を見ると、資産合計が12,962百万円、負債合計が4,575百万円、純資産合計が8,386百万円となっています。
資産の部
資産の部では、現金及び預金が5,252百万円、受取手形、売掛金及び契約資産が3,507百万円、投資有価証券が2,386百万円などが主な内訳となっています。
負債の部
負債の部では、買掛金が779百万円、未払法人税等が173百万円、賞与引当金が739百万円などが主な内訳となっています。
純資産の部
純資産の部では、資本金が1,180百万円、利益剰余金が5,781百万円、その他有価証券評価差額金が695百万円となっています。
ROAとROE
アイエックス・ナレッジ株式会社の自己資本利益率(ROE)は11.3%、総資産利益率(ROA)は7.3%となっています。これらの数値は、企業の収益性と効率性が高いことを示しており、前期に比べて改善傾向にあります。収益基盤の強化と資産効率の向上が進んでいると評価できます。
キャッシュフロー
現時点で当社のキャッシュフローの詳細は開示されていませんが、営業活動によるキャッシュ・フローは堅調に推移していると考えられます。これは、経常利益の水準が高く、債権回収や棚卸資産の管理も適切に行われているためと推測されます。また、投資活動や財務活動によるキャッシュ・フローの状況も財務体質の健全性を裏付けていると評価できるでしょう。
配当の支払額
アイエックス・ナレッジ株式会社は、第2四半期末(9月30日)と期末(3月31日)に年2回、1株当たり30円の配当を実施しています。直近の配当実績を見ると、総額で289百万円の配当を行っています。収益力の高さを反映し、株主還元にも積極的に取り組んでいると評価できます。
今後の展望
アイエックス・ナレッジ株式会社は、中核事業の拡大、次期成長事業の創出、事業基盤の強化を中期経営方針に掲げ、各種取り組みを推進しています。特に、クラウドネイティブな開発体制の構築や、重要顧客との連携強化などに注力しており、企業価値の向上につなげていくことが期待されます。
編集部のまとめ
アイエックス・ナレッジ株式会社の決算報告から、企業の業績が順調に推移していることがうかがえます。売上高、利益ともに高水準を維持しており、収益性と効率性も高い水準にあります。財務体質も健全で、株主還元にも積極的に取り組んでいる点も評価できます。今後も中期経営計画に沿った成長戦略を確実に実行することで、さらなる企業価値向上が期待できそうです。
アイエックス・ナレッジ株式会社の決算日や配当についてまとめました。
アイエックス・ナレッジ株式会社の決算日は3月31日で、年2回(中間配当と期末配当)の配当を実施しています。直近の配当実績は1株当たり30円、総額で289百万円の配当を行っています。企業の収益力の高さを反映し、株主還元にも積極的に取り組んでいることが分かります。