焼肉やしゃぶしゃぶが好きなら、その好物を優待でお得に楽しめる銘柄があります。とくに「長期保有」を条件に優待額が増える企業を選べば、数年単位で保有するほど恩恵が大きくなります。本記事では、焼肉・しゃぶしゃぶ関連の事業を展開し、長期保有特典で優待がグレードアップする10社を厳選しました。100株前後からの少額投資で始められ、食事券や高級食材がもらえる銘柄ばかりです。投資の初心者から経験者まで、検討する価値のあるおすすめ企業をご紹介します。
選定基準
- 焼肉・しゃぶしゃぶ関連の事業に直結している企業を選定。直営店舗や食肉流通、外食チェーンなど、本業が食肉・外食と結びついています。
- 100株台から始められる少額投資に対応。10万~50万円程度の資金で購入できる銘柄をメインにしました。
- 長期保有で優待額が増える仕組みを導入。2年以上・3年以上など保有期間に応じて、食事券やポイントが追加されます。
- 食事券や豪華グルメ商品がもらえる体験型優待を重視。実際の消費で活用しやすい優待内容です。
1. パソナグループ (2168)

人材サービス大手のパソナグループは、派遣・紹介・再就職支援を手掛けています。一方、優待制度は非常に豪華で、宿泊券やコンサート、グルメなど体験型が充実。淡路島の自社施設活用で、焼肉食材や地域グルメを提供しており、実用性の高さが魅力です。長期保有による応募口数アップで、欲しい優待を狙いやすくなります。
株主優待の中身
- 100株以上:抽選式(複数の体験・商品から応募)
- 淡路ビーフのBBQ・焼肉食材セット(35名)
- 宿泊券(GRAND CHARIOT北斗七星など)
- ランチ券・飲食体験
- 自社グループ施設割引券(30~50%割引)
- 応募口数:保有株式数 ÷ 100 × 保有年係数(最大5口まで)
こんな人におすすめ
体験型・グルメ型優待を重視する投資家。淡路島の施設利用や焼肉食材など、家族向けで消費しやすい優待が揃っています。
| 項目 | 内容 |
| 最低投資額(目安) | ¥162,900(100株) |
| 優待内容(要旨) | 100株→抽選(宿泊・食事・グルメ)、応募口数は長期保有で最大5口まで増加 |
| 権利確定月 | 5月 |
| 長期保有特典 | あり(2年未満1口→5年以上5口) |
| 単元株数 | 100株 |
淡路島の自社グループ施設と連携した優待は、単なる割引だけでなく体験価値が高いのが特徴。保有年数で応募口数が増えるため、狙い目の優待に当選しやすくなります。
2. ビーウィズ (9216)

パソナグループの子会社であるビーウィズは、デジタル技術を活かしたコンタクトセンター・BPO事業を展開しています。優待はポイント制で、付与ポイントを好きなグルメ商品と交換できるのが利点。最低200株からですが、ポイント数に応じて高級食材やグルメを選べます。長期保有で翌年ポイント繰越が可能で、貯めて大きな商品を狙う戦略も。
株主優待の中身
- 200株:8,000ポイント
- 500株:22,000ポイント
- 800株:40,000ポイント
- 1,000株:60,000ポイント
- ポイントで5,000点以上の商品から自由選択(お米・ブランド牛・スイーツ・飲料など)
- 翌年繰越:連続2回以上200株以上保有で1回限り繰越可能
こんな人におすすめ
グルメを自分で選びたい投資家に最適。固定商品ではなくカタログから選べるため、焼肉・すき焼き・グルメなど好みに合わせた商品を取得できます。
| 項目 | 内容 |
| 最低投資額(目安) | ¥375,600(200株) |
| 優待内容(要旨) | 200株→8,000ポイント、500株→22,000ポイント、1,000株→60,000ポイント(グルメカタログから自由選択) |
| 権利確定月 | 5月 |
| 長期保有特典 | あり(ポイント繰越可、連続2回以上200株以上保有) |
| 単元株数 | 100株 |
ポイント制だからこそ、好みのグルメを自分で選べる自由度が魅力。翌年繰越で貯めたポイントを大きな商品に交換するという長期戦略も可能です。
3. 柿安本店 (2294)

松阪牛の精肉店として知られる柿安本店は、百貨店での販売やレストラン展開で全国ブランドになっています。優待は利用券とグルメフリーチョイスの2コース。とくに松阪牛のすき焼き・しゃぶしゃぶが選べる点が焼肉好きに最高です。最低投資額も約26万と比較的手頃です。
株主優待の中身
- 100株:利用券2枚(1,000円相当)またはグルメ引換券10,000円相当から選択
- 松阪牛すき焼き用580g(わりした付)
- 松阪牛しゃぶしゃぶ用580g(ごまだれ付)
- 柿安プレミアムあぐ~しゃぶしゃぶ用800g
- 300株:利用券6枚(3,000円相当)
- 500株以上:さらに増額
- 長期保有(2年以上):利用券が追加
こんな人におすすめ
松阪牛を家庭で味わいたい投資家向け。高級食材をそのまま自宅に配送してもらえるため、レストラン利用より自分のペースで楽しめます。
| 項目 | 内容 |
| 最低投資額(目安) | ¥259,700(100株) |
| 優待内容(要旨) | 100株→利用券2枚またはグルメ10,000円相当、300株→利用券6枚 |
| 権利確定月 | 4月 |
| 長期保有特典 | あり(2年以上保有で利用券+500円相当) |
| 単元株数 | 100株 |
グルメ引換券で高級ブランド肉を自宅配送できるのは大きなメリット。グルメフリーチョイスなら、松阪牛のほか他商品も選べるため、家族の好みに合わせられます。
4. 物語コーポレーション (3097)

物語コーポレーションは、中部地盤の外食中堅で「焼肉きんぐ」が旗艦。そのほか「しゃぶとかに 源氏総本店」や「ゆず庵」など複数業態を展開しており、焼肉・しゃぶしゃぶ好きに最適な企業です。優待は食事券で、年間3,500円相当(年2回で計7,000円)。6カ月以上保有で受け取れるため、比較的条件が緩いのが魅力です。
株主優待の中身
- 100株(6カ月以上保有):3,500円相当の食事券(年2回、計7,000円相当)
- 焼肉きんぐ、しゃぶとかに源氏総本店、ゆず庵など全グループ店舗で利用可
- スマートフォンアプリで残高確認・シェア機能あり
- 長期保有:6カ月以上保有を継続することで毎回受け取り可能
こんな人におすすめ
焼肉・しゃぶしゃぶチェーンを定期的に利用する投資家。グループの複数業態で使用できるため、食べたいジャンルに応じて選択できます。
| 項目 | 内容 |
| 最低投資額(目安) | ¥490,500(100株) |
| 優待内容(要旨) | 100株→3,500円相当の食事券(年2回、計7,000円相当) |
| 権利確定月 | 6月・12月 |
| 長期保有特典 | あり(6カ月以上継続保有で継続して受取) |
| 単元株数 | 100株 |
焼肉と和食系の両立ができるのが強み。焼肉きんぐだけでなく、しゃぶしゃぶ、ラーメン、寿司など多業態で使えるため、家族の好みに合わせた外食が可能です。
5. ラクト・ジャパン (3139)

乳原料や食肉加工品を扱う商社ラクト・ジャパン。欧米やオーストラリアからの輸入品やアジア工場での加工品をコア事業とします。優待はカタログギフト式で、グルメ商品が豊富。焼豚やソーセージなど、肉加工品を自社のノウハウで厳選した品ぞろえが特徴です。
株主優待の中身
- 100株(2年以上保有):カタログから1点選択(3,000円相当)
- 焼豚とソーセージ・スライスセット
- チーズセット
- バターセット
- 300株(2年以上保有):カタログから1点選択(5,000円相当)
- 平田牧場の金華豚ロース・バラしゃぶしゃぶセット
こんな人におすすめ
加工肉・グルメを家庭で楽しみたい投資家。焼豚やソーセージなど、食卓の常備品として実用性が高く、毎回の優待を活用しやすいのが利点です。
| 項目 | 内容 |
| 最低投資額(目安) | ¥329,000(100株) |
| 優待内容(要旨) | 100株→3,000円相当、300株→5,000円相当(カタログから選択) |
| 権利確定月 | 11月 |
| 長期保有特典 | あり(2年以上保有で優待受取、5回以上連続記載) |
| 単元株数 | 100株 |
300株保有なら平田牧場の高級豚肉セットが選べ、しゃぶしゃぶ好きに最適。2年以上保有という条件は緩めで、長期保有特典の入口として適しています。
6. JMホールディングス (3539)

JMホールディングスは、茨城を中心に関東で食品スーパーを展開し、「肉のハナマサ」という業務用スーパーも運営。食肉の仕入れ・販売が得意で、優待では精肉関連商品が充実しています。最低投資額が約13.4万と10社の中で最も安いのが特徴。焼肉用の肉をお得に入手できます。
株主優待の中身
- 100株(1年以上保有):グループ商品券1,000円相当
- 200株(1年以上保有):以下から1品選択
- 精肉関連商品(2,500円相当)
- 南魚沼産こしひかり2kg
- グループ商品券2,500円相当
- 1,000株以上:精肉関連(3,500円相当)まで増額
こんな人におすすめ
焼肉用の良質な肉を定期的に購入する投資家。肉のハナマサの顧客なら馴染みが深く、優待商品を日々の買い物に活用できます。
| 項目 | 内容 |
| 最低投資額(目安) | ¥133,600(100株) |
| 優待内容(要旨) | 100株→商品券1,000円、200株→精肉関連2,500円相当 |
| 権利確定月 | 7月 |
| 長期保有特典 | あり(1年以上保有で毎年受取対象) |
| 単元株数 | 100株 |
10社の中で最も少ない投資額(約13万円)で焼肉関連優待を取得できます。肉のハナマサで実際に精肉を購入する流れなら、優待の実用性が最大化されます。
7. あみやき亭 (2753)

あみやき亭は、東海地盤の焼肉チェーン「あみやき亭」を中心に、子会社スエヒロなど複数業態を展開。焼肉に特化した企業のため、本業と優待が完全に一致しています。優待は割引券で、長期保有(3年以上)で追加特典があり、焼肉好きにはストレートなおすすめ企業です。
株主優待の中身
- 100株(3年未満):割引券1,000円相当
- 100株(3年以上保有):割引券1,500円相当(追加)
- 200株(3年未満):割引券2,000円相当
- 300株(3年以上保有):割引券5,000円相当+追加1,000円相当
- グループ全業態で利用可能(あみやき亭・スエヒロ・ステーキ等)
こんな人におすすめ
焼肉専門チェーンの常連客向け。3年以上保有で割引額が大きく増えるため、長期保有の恩恵を実感しやすい企業です。
| 項目 | 内容 |
| 最低投資額(目安) | ¥134,200(100株) |
| 優待内容(要旨) | 100株3年未満→1,000円、3年以上→1,500円(追加)、300株→最大5,000円相当 |
| 権利確定月 | 3月 |
| 長期保有特典 | あり(3年以上保有で割引額が追加) |
| 単元株数 | 100株 |
焼肉チェーンの筆頭だからこそ、優待と実店舗が完全に一致。3年以上の長期保有でメリットが明確に増える仕組みが、長期保有投資家のニーズに合致しています。
8. 焼肉坂井ホールディングス (2694)

焼肉坂井ホールディングスは、焼肉・すし・居酒屋など多業態の外食チェーンを展開するジー・コミュニケーショングループ傘下。最低投資額が約7,000円と、10社で圧倒的に安いのが特徴です。優待は年4回(半年に2回)で、長期保有で増額。少ない資金で焼肉優待を始めたい初心者向けです。
株主優待の中身
- 100株(年4枚):10%割引券×2枚+500円相当券×2枚
- 2,000株以上(年4枚):15%割引券×2枚+グループ優待券
- グループ全店舗で利用可能(焼肉・すし・居酒屋など)
- 長期保有(2年以上):グループ優待券+500円相当、5年以上で1,500円相当
こんな人におすすめ
株主優待初心者で少ない投資額から始めたい人向け。月単位での割引利用が可能で、実用性が高くかつ気軽に始められます。
| 項目 | 内容 |
| 最低投資額(目安) | ¥7,000(100株) |
| 優待内容(要旨) | 100株→10%割引券+500円券(年4回)、2,000株→15%割引券+グループ券 |
| 権利確定月 | 3月・9月 |
| 長期保有特典 | あり(2年以上500円、5年以上1,500円追加) |
| 単元株数 | 100株 |
たった7,000円から優待を取得できる、株主優待の入門銘柄。年4回の優待で月単位での割引利用が可能なため、実用性が高いのが強みです。
9. ハイデイ日高 (7611)

ハイデイ日高は、首都圏に直営チェーン「中華食堂日高屋」を展開。ちょい飲み・低価格戦略で知られていますが、実は焼肉メニューも含みます。優待は食事券かお米券を選択でき、多様なニーズに応えます。長期保有で優待がアップするため、低価格帯の企業ながら息の長い保有が報われやすいのが特徴です。
株主優待の中身
- 100株(年2回):以下から選択
- 優待券1,000円相当(年間2,000円相当)
- お米券1枚(年間2枚)
- 500株以上:優待券5,000円相当(年間10,000円)またはお米券3枚(年間6枚)
- 3年以上保有で追加優待(500株以上なら+1,000円相当)
こんな人におすすめ
食事と家計の両立を重視する投資家。食事券とお米券の併用で、日常の外食と食卓を両方カバーできます。
| 項目 | 内容 |
| 最低投資額(目安) | ¥277,000(100株) |
| 優待内容(要旨) | 100株→食事券1,000円またはお米1枚(年2回)、500株→5,000円または3枚 |
| 権利確定月 | 2月・8月 |
| 長期保有特典 | あり(3年以上保有で追加優待) |
| 単元株数 | 100株 |
食事券とお米券の二者選択制だから柔軟性が高いのが利点。3年以上保有でさらに追加特典が付く仕組みは、長期保有投資家の満足度を高めます。
10. ワタミ (7522)

ワタミは、居酒屋「和民」を中心に焼肉店・唐揚げなど転換期にある外食企業。高齢者向け宅食や「サブウェイ」買収など多角化を進めています。優待は食事券で、年2回。ボリューム豊富(年8,000~30,000円相当)で、長期保有で記念品がもらえるユニークな特典が特徴です。
株主優待の中身
- 100株(年2回):4,000円相当の食事券(年間8,000円相当)
- 300株(年2回):7,000円相当の食事券(年間14,000円相当)
- 500株以上:10,000~15,000円相当の食事券(年間20,000~30,000円相当)
- 居酒屋・焼肉店など多業態で利用可
- 長期保有(3年目・6年目):オリジナル記念品プレゼント
こんな人におすすめ
ボリューム重視で外食を楽しみたい投資家。年間の食事券額が大きく、長期保有で記念品がもらえるため、家族向けにも人気です。
| 項目 | 内容 |
| 最低投資額(目安) | ¥94,900(100株) |
| 優待内容(要旨) | 100株→8,000円相当食事券、500株→20,000円相当(年2回) |
| 権利確定月 | 3月・9月 |
| 長期保有特典 | あり(3年目・6年目に記念品) |
| 単元株数 | 100株 |
年間の優待額が豪華。100株でも年8,000円、500株なら年20,000円以上の食事券が得られるため、定期的に外食する家族に最適です。
株主優待の取得時の注意点
株主優待を受け取るにあたり、いくつか注意すべき点があります。まず、優待を受け取るには「権利確定月」の最終営業日時点での株主名簿への記載が必須です。一般的に権利確定日の3営業日前(権利付最終日)までに購入を済ませておく必要があります。長期保有特典狙いなら、複数年にわたる保有継続が求められるため、売却予定日を事前に計画しておくことが重要です。
また、一般NISA(少額投資非課税制度)で株主優待銘柄を保有することで、優待の実質リターンを最大化できます。投資額に対して優待額が大きい銘柄なら、NISA枠を活用する価値が十分にあります。ただしNISA口座は1人1口座限定のため、銘柄選定は慎重に。さらに株数が100株未満(単元割れ)の場合、優待を受け取れないため注意が必要です。
優待内容は変更・廃止される可能性があるため、投資前に必ず各社の最新IR情報をご確認ください。本記事の情報は作成時点のものであり、今後変更される可能性があります。投資判断の最終責任は投資家自身にあります。
まとめ
焼肉・しゃぶしゃぶ好きなら、これら10社の長期保有特典は大きな魅力です。最低投資額が数千円~数十万円と幅広く、小額から始める選択肢も豊富。食事券やグルメ商品、割引券など実用性の高い優待が揃い、数年単位で保有するほど恩恵が増える仕組みになっています。ただし、株価変動や企業業績の影響を受けることは避けられません。優待を受け取ることが目的であっても、企業の経営状況を定期的に確認し、長期保有に値するかどうかを判断することが大切です。**投資の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。**













