シップヘルスケアホールディングス株式会社の第32期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

医療・福祉
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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

シップヘルスケアホールディングス株式会社は、医療機器や医薬品の卸売、調剤薬局の運営、介護事業など、多岐にわたるヘルスケア事業を展開している企業です。 2023年12月期の決算は、感染症の影響が徐々に回復傾向にあるなか、各事業において堅調な業績となりました。

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企業情報

企業名: シップヘルスケアホールディングス株式会社
証券コード: 33600
決算期: 2023年3月期

シップヘルスケアホールディングス株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

シップヘルスケアホールディングス株式会社の決算期は3月期で、毎年6月下旬に年次決算の報告を行っています。 また、四半期ごとに決算情報を開示しており、直近では2023年12月31日を期末とした第3四半期決算を報告しました。

主な事業

シップヘルスケアホールディングス株式会社は、医療機器や医薬品の卸売、調剤薬局の運営、介護事業などを中核とするヘルスケア企業です。 医療施設に向けた医療機器の販売やメンテナンスサービスを行う「トータルパックプロデュース事業」、医療機関向けの医療消耗品の卸売を行う「メディカルサプライ事業」、介護サービスを提供する「ライフケア事業」、調剤薬局の運営を行う「調剤薬局事業」などに取り組んでいます。

今期の業績と利益率は?

2023年12月期の第3四半期累計では、売上高が453,057百万円と前年同期比で11.3%の増収となりました。 一方、営業利益は15,130百万円で前年同期比13.2%の増益と、堅調な業績を収めることができました。 各事業で収益性が改善し、売上高に対する営業利益率は3.3%と、前年同期の3.3%から横ばいで推移しています。

売上・利益の推移

シップヘルスケアホールディングスの売上高は、2020年3月期の479,805百万円をピークに減収傾向にありましたが、直近では新型コロナの影響がやや和らぎ、2023年3月期は572,285百万円と回復基調にあります。 利益面では、2020年3月期の営業利益が20,748百万円でしたが、コロナ禍による影響で2021年3月期は16,977百万円まで落ち込みました。その後は徐々に回復し、2023年3月期には20,607百万円まで伸長しています。

四半期連結貸借対照表について

シップヘルスケアホールディングスの2023年12月31日時点の総資産は370,280百万円で、前期末比11,697百万円の減少となっています。 負債は234,332百万円と、前期末から16,530百万円減少しました。一方、純資産は135,947百万円と4,832百万円増加し、自己資本比率は35.9%となりました。

資産の部

流動資産では、受取手形・売掛金が17,988百万円減少した一方で、商品・製品が4,572百万円増加しました。固定資産では、のれんが3,655百万円減少しています。

負債の部

流動負債では、1年内償還予定の新株予約権付社債が25,016百万円減少した一方で、短期借入金が14,847百万円増加しています。固定負債は3,711百万円減少しました。

純資産の部

利益剰余金は、配当金の支払により3,962百万円減少しましたが、親会社株主に帰属する四半期純利益により7,224百万円増加しています。その他有価証券評価差額金も1,293百万円増加しました。

ROAとROE

シップヘルスケアホールディングスのROA(総資産利益率)は3.7%ROE(自己資本利益率)は10.6%となっており、前年同期に比べて若干低下しています。 これは、のれん減損損失の計上や、利益の伸びに比べて資産が増加したことが影響しています。ただし、いずれも業界平均を上回るレベルを維持しており、収益性の高い企業といえます。

キャッシュフロー

シップヘルスケアホールディングスのキャッシュフローは、営業活動によって13,391百万円の収入を確保しています。一方で、投資活動により3,875百万円の支出、財務活動により10,501百万円の支出がありました。この結果、現金及び現金同等物の残高は80,199百万円となり、前期末に比べ1,100百万円増加しています。

配当の支払額

シップヘルスケアホールディングスは、2023年6月に1株当たり42円の期末配当を実施しました。また、中間配当として2022年12月に1株当たり42円を支払っています。 通期の1株当たり配当金は84円となり、前期に比べ1円増加しました。 配当性向は約65%となっており、株主還元にも積極的に取り組んでいます。

今後の展望

シップヘルスケアホールディングスは、「SHIP VISION 2024」の中期経営計画に基づき、コア事業の更なる高成長、積極的なバリューの拡大、機能強化、サステナビリティ対応に注力していきます。 医療機器・医薬品分野や調剤薬局事業、ライフケア事業などの競争力強化で安定した収益基盤を築くとともに、成長分野への投資を進め、持続的な企業価値向上を目指していきます。

編集部のまとめ

シップヘルスケアホールディングスは、医療関連事業の大手企業として、安定した収益基盤を築いています。直近の第3四半期では、売上高、営業利益ともに前年同期比で増加するなど、堅調な業績を示しました。 今後も成長分野への取り組みを推進しつつ、経営基盤の強化にも注力することで、持続的な企業価値向上につなげていくことが期待されます。

シップヘルスケアホールディングス株式会社の決算日や配当についてまとめました。

シップヘルスケアホールディングス株式会社の決算日は3月31日で、年2回の配当(中間配当と期末配当)を行っています。 2023年3月期の配当金は1株当たり84円と前期比1円増加しました。 株主還元に積極的な企業姿勢が窺えます。

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