リオン株式会社の第103期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

リオン株式会社の直近の決算報告書が公開されました!業績は好調で、売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益が前年同期を大幅に上回っています。この記事では、リオン株式会社の企業情報、決算内容、今後の展望をわかりやすく解説していきます。

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企業情報

企業名: リオン株式会社
証券コード: 68230
決算期: 3月期

リオン株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

リオン株式会社の決算日は3月31日です。決算発表は、第1四半期(6月)、第2四半期(9月)、第3四半期(12月)、本決算(6月)と年4回行われています。

主な事業

リオン株式会社は、医療機器事業、環境機器事業、微粒子計測器事業の3つを主な事業としています。医療機器事業では補聴器やオージオメータといった製品を、環境機器事業では騒音計や振動計などを、微粒子計測器事業では半導体製造工程で使われる微粒子計測器を製造・販売しています。グローバル展開も積極的に行っており、国内外の幅広い顧客に製品を提供しています。

今期の業績と利益率は?

当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高が前年同期比9.0%増の18,508百万円、営業利益が34.7%増の2,626百万円と大幅な増収増益となりました。医療機器事業と微粒子計測器事業が好調に推移したことに加え、環境機器事業の子会社Norsonic ASの業績も貢献しています。売上高に対する営業利益率は14.2%と高い水準を維持しています。

売上・利益の推移

リオン株式会社の売上高は、2022年3月期が23,868百万円、2023年3月期は第3四半期累計で18,508百万円と堅調に推移しています。営業利益も同様に、2022年3月期が3,007百万円、2023年3月期第3四半期累計は2,626百万円と高い水準を維持しています。新型コロナウイルス感染症の影響はあったものの、医療機器事業や微粒子計測器事業の好調が全体の業績を下支えしているといえます。

四半期連結貸借対照表について

資産の部

当第3四半期連結会計期間末の総資産は、35,895百万円と前連結会計年度末に比べ1,337百万円増加しています。主な増加要因は、棚卸資産の増加1,092百万円、有形固定資産の増加1,357百万円などによるものです。

負債の部

負債の部は、7,781百万円と前連結会計年度末に比べ163百万円減少しました。主な減少要因は、賞与引当金の減少517百万円によるものです。

純資産の部

純資産の部は、28,113百万円と前連結会計年度末に比べ1,501百万円増加しました。主な増加要因は、利益剰余金の増加1,448百万円によるものです。

ROAとROE

リオン株式会社のROA(総資産利益率)は6.9%、ROE(自己資本利益率)は7.4%となっており、いずれも良好な水準を維持しています。収益性の高い事業ポートフォリオと効率的な経営が功を奏しているといえます。今後も高い収益性を維持し、株主価値の向上につなげていくことが期待されます。

キャッシュフロー

当第3四半期連結累計期間におけるキャッシュ・フローの状況は記載されていませんが、前年同期は営業活動によるキャッシュ・フローが1,433百万円の収入、投資活動によるキャッシュ・フローが1,274百万円の支出、財務活動によるキャッシュ・フローが581百万円の支出と、全体として着実な資金繰りを維持できている様子がうかがえます。

配当の支払額

リオン株式会社の配当政策は、連結配当性向30%以上を目標としています。当第3四半期連結累計期間では、中間配当として1株当たり23円、期末配当として1株当たり22円の配当を実施する予定です。株主還元にも積極的に取り組んでいます。

今後の展望

リオン株式会社は、医療機器事業、環境機器事業、微粒子計測器事業の3つの事業セグメントにおいて、新製品の投入や生産性の向上、海外展開の加速などに取り組んでおり、今後も安定的な収益基盤の確立と持続的な成長が期待できます。また、積極的な設備投資や M&Aの実施により、事業領域の拡大にも注力していく方針です。今後の業績推移に注目が集まります。

編集部のまとめ

リオン株式会社は、医療機器事業、環境機器事業、微粒子計測器事業の3つの柱を持つ総合計測機器メーカーです。当期は医療機器と微粒子計測器の好調な販売により、売上高、営業利益ともに前年同期を大幅に上回る業績となりました。また、財務体質も健全で、株主還元にも積極的に取り組んでいるところが特徴的です。今後も新製品の投入や海外展開の加速などに期待が高まります。

リオン株式会社の決算日や配当についてまとめました。

リオン株式会社の決算日は3月31日で、年4回の決算発表を行っています。配当金は1株当たり年間45円(中間23円、期末22円)を予定しており、株主還元にも力を入れています。今後も安定した収益基盤の確立と持続的な成長が期待されるリオン株式会社の動向に注目です。

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