レシップホールディングス株式会社の第72期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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レシップホールディングス株式会社の第3四半期決算がとてもポジティブな内容でした!売上高は前年同期比40.8%増と大幅に伸び、営業利益、経常利益、純利益も黒字に回復しましたね。特にバス市場やエネルギーマネジメントシステム事業が好調に推移したことが大きな要因です。物流需要の回復やエコ化の気運の高まり、さらには価格交渉の効果も表れてきたようです。これからも新規事業の開発にも期待がかかっています。着実な業績回復が望めそうですよ。

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企業情報

企業名: レシップホールディングス株式会社
証券コード: 72130
決算期: 2023年3月期

レシップホールディングス株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

レシップホールディングス株式会社の決算は3月31日を基準日としており、通期決算は5月に発表されます。また、四半期決算は2月、5月、8月、11月に報告されています。

主な事業

レシップホールディングス株式会社は、主に輸送機器事業とそれに関連する産業機器事業(エネルギーマネジメントシステム事業)を手がけています。輸送機器事業では、バス、鉄道車両、自動車向けの各種電子機器を提供しています。また、産業機器事業では、フォークリフト用充電器やネオン変圧器など、電力関連の製品を手掛けています。これらの事業を通じて、省エネルギーや新エネルギーの分野にも注力しています。

今期の業績と利益率は?

当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高が前年同期比34.4%増の117億4,375万円と大幅に増加しました。これに伴い、営業利益は5億7,291万円(前年同期は11億3,926万円の営業損失)、経常利益は7億2,483万円(前年同期は10億5,110万円の経常損失)と、大幅な黒字に転換しています。親会社株主に帰属する四半期純利益も4億831万円と好調でした。主力の輸送機器事業とエネルギーマネジメントシステム事業が好調に推移したことが業績回復の大きな要因になっています。

売上・利益の推移

直近3年間の売上高と利益の推移を見ると、2022年3月期は売上高142億5,359万円、営業損失2億700万円と厳しい状況でした。しかし、その後は着実に回復しており、当第3四半期累計では売上高117億4,375万円、営業利益5億7,291万円と、大きく改善しています。新型コロナの影響が薄れ、主要取引先の設備投資意欲が回復してきたことが主な理由です。今後も持続的な成長が期待できそうですね。

四半期連結貸借対照表について

レシップホールディングスの最新の四半期連結貸借対照表を見ると、資産は182億6,901万円と前期末に比べ33億5,056万円増加しました。主な増加要因は、商品及び製品が19億3,611万円、原材料及び貯蔵品が14億7,590万円それぞれ増えたためです。一方、負債は132億4,518万円と30億7,663万円増加しました。電子記録債務や支払手形・買掛金などが増加した結果です。純資産は49億6,171万円となり、自己資本比率は27.3%となっています。

資産の部

資産の部では、現金及び預金が25億6,042万円と前期末比6億1,950万円減少しました。一方、商品及び製品が31億4,931万円原材料及び貯蔵品が41億1,795万円と大幅に増加しており、生産体制の強化が進んでいることがわかります。

負債の部

負債の部では、支払手形及び買掛金が20億3,145万円電子記録債務が27億5,242万円短期借入金が42億8,542万円と大幅に増加しています。生産活動の活発化に伴い仕入債務が増加しているものと考えられます。

純資産の部

純資産の部では、利益剰余金が27億9,409万円と前期末比3億3,917万円の増加となりました。親会社株主に帰属する四半期純利益の計上により、自己資本比率は27.3%となっています。

ROAとROE

ROA(総資産経常利益率)は前期の-1.4%から当第3四半期は4.0%に改善しています。これは経常利益が大幅に増加したためです。一方、ROE(自己資本当期純利益率)は前期の-5.3%から当第3四半期は8.2%に回復しました。純資産が増加したことと、当期純利益が好転したことが主な要因です。今後もさらなる収益性の向上が望めそうですね。

キャッシュフロー

当第3四半期連結累計期間のキャッシュ・フローを見ると、営業活動によるキャッシュ・フローは5億7,998万円のプラスとなりました。一方、投資活動によるキャッシュ・フローは3億9,385万円のマイナス、財務活動によるキャッシュ・フローは3億9,302万円のマイナスとなっています。全体としては6億1,950万円の減少となりましたが、営業活動が好調に推移したことが注目されます。

配当の支払額

レシップホールディングスは、株主への利益還元として年2回の配当を実施しています。当第3四半期連結累計期間では1株当たり5円の配当が行われ、総額で69,138千円が支払われました。今後も安定した配当を維持していく方針のようです。

今後の展望

レシップホールディングスは、2021年より「VISION2030」と「CN2023」の中期経営計画に基づき、「モノ+コトへの新たな事業展開」や「海外・国内ビジネスの拡大」などに取り組んでいます。当期の好業績を受け、今後もさらなる収益力の向上が期待されます。特に、バス市場やエネルギーマネジメントシステム事業の伸びが著しく、同社の成長戦略の実現に寄与しそうです。引き続き、新製品の投入や海外展開など、事業の多角化に注力していきたいと考えています。

編集部のまとめ

レシップホールディングス株式会社の今期第3四半期決算は、売上高、利益ともに大幅な回復を見せ、業績は堅調に推移しています。主力の輸送機器事業やエネルギーマネジメントシステム事業が好調な中、ROAやROEも改善傾向にあり、企業の収益力強化が着実に進んでいると評価できます。今後も新製品開発やグローバル展開などの成長戦略を推進することで、さらなる飛躍が期待できそうです。株主への利益還元も安定しており、同社の株価も上昇基調にあることから、投資家のニーズにも応えられる企業だと言えるでしょう。

レシップホールディングス株式会社の決算日や配当についてまとめました。

レシップホールディングスの決算日は3月31日で、四半期決算は2月、5月、8月、11月に発表されています。また、株主への利益還元として年2回1株当たり5円の配当を実施しており、今期第3四半期では69,138千円が支払われました。同社は今後も安定した財務体質と収益力の向上を目指していくと見られるため、株主への還元も継続されることが期待できます。

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