信金中央金庫の第74期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

信金中央金庫の2023年度第3四半期決算が公表されました長年の信用金庫を支えるメインバンクとしての役割を果たし続けている同社の決算内容を、簡単にご紹介いたします。

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企業情報

企業名: 信金中央金庫
証券コード: 84210
決算期: 3月期

信金中央金庫の決算日・決算時期(スケジュール)は?

信金中央金庫は3月31日が決算日です。 四半期決算は6月30日、9月30日、12月31日、3月31日の年4回行っています。

主な事業

信金中央金庫は、全国272の信用金庫を会員とする協同組織金融機関です。信用金庫への資金の貸出、信用金庫の経営管理に関するコンサルティングなどを行っており、信用金庫の健全化と円滑な資金供給を支援しています。また、信用金庫以外にも個人・法人のお客様にも金融サービスを提供しています。

今期の業績と利益率は?

2023年度第3四半期の連結業績は、経常収益が3,072億円、経常利益が306億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が225億円となりました。経常収益は前年同期比18.2%増、経常利益は19.8%減、四半期純利益は18.9%減となっています。

売上・利益の推移

2022年度第3四半期は、経常収益が2,598億円、経常利益が382億円、四半期純利益が278億円でした。この1年間で経常収益は18.2%増、経常利益は19.8%減、四半期純利益は18.9%減と推移しています。

四半期連結貸借対照表について

2023年12月31日時点の四半期連結貸借対照表をみると、資産合計は53兆6,986億円となっています。前期末から7兆6,033億円増加しました。

資産の部

資産の部の主な内訳は、現金預け金が23兆5,687億円有価証券が15兆4,095億円貸出金が9兆3,730億円となっています。

負債の部

負債の部の主な内訳は、預金が39兆6,975億円債券が1兆3,372億円となっています。

純資産の部

純資産の部は、1兆3,531億円となっています。前期末比80億円増加しました。

ROAとROE

信金中央金庫のROAは0.10%、ROEは2.4%となっています。前期末と比べて、ROAは0.05ポイント減少し、ROEは0.40ポイント減少しました。これは、資産が増加しているものの利益が伸び悩んでいるためです。

キャッシュフロー

営業活動によるキャッシュ・フローは2兆7,784億円のプラスとなり、投資活動によるキャッシュ・フローは1兆4,259億円のマイナス、財務活動によるキャッシュ・フローは301億円のマイナスとなりました。これらにより、現金及び現金同等物の期末残高は23兆5,687億円となっています。

配当の支払額

2023年6月に開催された通常総会において、一般普通出資1口当たり3,000円、特定普通出資1口当たり1,500円、A種優先出資1口当たり4,603円の剰余金配当が決議されました。これにより、全体の配当金総額は225億円となっています。

今後の展望

信金中央金庫は、信用金庫の健全化と円滑な資金供給を支援することで地域経済の発展に貢献していくことが使命です。総資産の拡大および金融規制等への対応のため、2,000億円の特定普通出資による資本調達を行う予定です。今後も、信用金庫とともに地域に密着した金融サービスの提供を通じて、持続的な成長につなげていきます。

編集部のまとめ

信金中央金庫は、信用金庫のメインバンクとして重要な役割を果たしている金融機関です。今期は、経常収益が大幅に増加したものの、利益率は減少傾向にあります。今後は、地域密着型金融の推進と財務基盤の強化に取り組み、持続的な成長を目指していくことが期待されます。

信金中央金庫の決算日や配当についてまとめました。

信金中央金庫の決算日は3月31日で、年4回の四半期決算を行っています。また、2023年6月に開催された通常総会において、225億円の配当金が決議されました。今後も、地域金融機関としての役割を果たすべく、安定的な経営基盤の確保に尽力していくことが期待されます。

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