子どもの教育費は家計の大きな負担。株主優待を活用すれば、教育関連企業への投資と家計管理を同時に実現できます。塾・予備校から教育出版、オンライン学習、企業研修まで、多様な教育ビジネスを展開する厳選10社の優待をご紹介します。少額から投資を始められる企業も多く、長期保有で優待が増額される企業も。お子さんの学習支援から、ご自身のキャリアアップまで、幅広い優待内容をご活用ください。
選定基準
- 教育事業との関連性が強い企業を重視。塾・予備校、教育出版、オンライン学習など、事業の中核が教育です。
- 少額から投資を始められることが条件。最低投資額が数万円程度なら、個人投資家も参入しやすいです。
- 長期保有で優待が増額される企業を積極採用。複数年の保有で、優待内容が充実する制度があります。
- 実用性の高い優待内容を優先。塾利用、学習サービス、スキルアップなど、家計や人生に役立つ優待です。
1. 早稲田学習研究会 (5869)

集団指導塾「W早稲田ゼミ」を展開する教育企業。小・中・高校生向けの集団指導に加え、個別指導も提供しています。東京・埼玉を中心に首都圏で実績を積み、多くの生徒に選ばれています。200株保有で最低投資額は約27万円。長期保有株主には優待が充実する制度があり、継続投資に向いています。
株主優待の中身
- 200株以上、1年以上保有:1,000円相当
- 2026年5月末は6ヶ月保有株主も対象(特例措置)
- 贈呈時期:基準日から3ヶ月以内
こんな人におすすめ
お子さんが首都圏で塾通いを検討している保護者向け。早稲田ゼミの授業料として直接活用でき、家計支援に。長期保有で優待を受け続けたい投資家も最適です。
| 最低投資額(目安) | ¥268,400 (= 200株〜) |
| 優待内容(要旨) | 200株1年以上保有 → 1,000円相当 |
| 権利確定月 | 5月 |
| 長期保有特典 | あり(1年以上保有で1,000円相当) |
| 単元株数 | 100株 |
W早稲田ゼミは首都圏に多くの校舎を持つため、通学圏内なら優待を実用的に活用できます。
2. サツドラホールディングス (3544)

北海道発のドラッグストアチェーン。食品・日用品・化粧品に加え、教育関連商品の品揃えも充実しています。100株から投資可能で、約9万円の少額で始められることが大きな魅力。年1回の優待配布で、家計管理に役立つ優待内容です。
株主優待の中身
- 100株以上:2点選択
- 株主優待5%OFFカード、QUOカード Pay(500円相当)、EZOポイント、北海道名産品 等から選択
- 300株以上:2点選択で1,500円相当程度
- 900株以上:2点選択で3,000円相当程度
こんな人におすすめ
北海道に在住、あるいは北海道の物産に興味のある方向け。5%OFFカードで日用品購入を継続的に節約できます。北海道名産品を選べば、家族への贈り物にも最適です。
| 最低投資額(目安) | ¥89,600 (= 100株〜) |
| 優待内容(要旨) | 100株 → 2点選択(500円相当程度)、300株 → 1,500円相当程度 |
| 権利確定月 | 5月 |
| 長期保有特典 | なし |
| 単元株数 | 100株 |
割引カード、金券、ポイント、商品など複数の選択肢があり、生活スタイルに合わせて優待を選べます。
3. 進学会ホールディングス (9760)

北海道を中心に「北大学力増進会」等の学習塾を展開。学研・城南進学との提携により、全国的なネットワークも構築しています。最低投資額が約1万3,000円と非常に低額で、少額投資家向けの教育関連銘柄として注目できます。
株主優待の中身
- 100株以上:3,000円相当のQUOカード
- 学習塾やスポーツクラブで利用可能
- 500株以上:1,000円相当のQUOカード
- 贈呈時期:6月の定時株主総会終了後
こんな人におすすめ
北海道の学生・保護者や、学習塾費用を節約したい方向け。QUOカードはコンビニでも使えるため、塾利用外の柔軟な活用も可能です。少額投資でも実質的なリターンを期待できます。
| 最低投資額(目安) | ¥13,000 (= 100株〜) |
| 優待内容(要旨) | 100株 → 3,000円相当QUOカード、500株 → 1,000円相当QUOカード |
| 権利確定月 | 3月 |
| 長期保有特典 | なし |
| 単元株数 | 100株 |
1万円台から投資可能。小額で複数銘柄を組み合わせたい投資家に適しています。
4. 明光ネットワークジャパン (4668)

個別指導塾「明光義塾」を直営・FC展開する教育企業。医系予備校や学童保育、アフタースクール事業も展開し、生徒の進学・成長を多角度からサポートしています。最大の特徴は3年保有で優待が3倍に増額される制度。長期投資家に最も優しい企業です。
株主優待の中身
- 100株以上、3年未満保有:500円相当
- 100株以上、3年以上保有:1,500円相当(3倍に増額)
- 500株以上:500円相当 → 1,000円相当、1,000円相当 → 2,500円相当
- 贈呈時期:毎年11月、定時株主総会終了後
こんな人におすすめ
個別指導塾の利用を検討している保護者、特に長期保有で資産形成を目指す投資家向け。3年保有で優待が大幅増額されるため、継続投資で家計支援を拡大できます。
| 最低投資額(目安) | ¥68,000 (= 100株〜) |
| 優待内容(要旨) | 100株3年未満 → 500円相当、3年以上 → 1,500円相当 |
| 権利確定月 | 8月 |
| 長期保有特典 | あり(3年以上で3倍増額) |
| 単元株数 | 100株 |
3年保有で500円→1,500円に増額。保有を続けるほど優待が充実する仕組みです。
5. サイバーエージェント (4751)

ネット広告事業からゲーム事業、ネットテレビ局「ABEMA」へシフトする大手IT企業。投資育成事業でも注力し、デジタル人材の育成に関与しています。優待はABEMAプレミアム利用料の無料期間という、デジタル企業ならではの提供です。
株主優待の中身
- 100株以上:ABEMAプレミアム 3ヶ月無料
- 500株以上:ABEMAプレミアム 12ヶ月無料(1年間毎月約960円お得)
- インターネット接続環境(PC・スマートフォン等)が必要
- 贈呈時期:毎年11月下旬にクーポン発送
こんな人におすすめ
ABEMA利用者や映画・ドラマ・スポーツ観賞が好きな方向け。プレミアム料金を大幅に節約できます。デジタルコンテンツ好きで、成長企業の株主になりたい投資家に最適。
| 最低投資額(目安) | ¥124,250 (= 100株〜) |
| 優待内容(要旨) | 100株 → ABEMAプレミアム3ヶ月無料、500株 → 12ヶ月無料 |
| 権利確定月 | 9月 |
| 長期保有特典 | なし |
| 単元株数 | 100株 |
現金ではなくサービス優待。実際にABEMAを使っていれば、直接的な家計支援になります。
6. Aoba-BBT (2464)

オンライン生涯学習企業。経営系大学・大学院やインターナショナルスクール運営も展開し、幅広い年代・目的の学習ニーズに対応しています。オンライン講座の割引から宿泊優待まで、多様な優待内容が特徴。ビジネススキルアップと家族の思い出づくり、両方を実現できる企業です。
株主優待の中身
- 100株以上:オンライン講座30,000円割引
- 対象:Mission:English、Business Breakthrough Ch、大前研一ライブ・アワー等
- 1,000株以上:45,000円割引 + ATAMI世界恵 平日宿泊優待
- 50,000株以上:宿泊無料(スーペリア1泊2名利用)
- 100,000株以上:プレミアム宿泊無料
こんな人におすすめ
ビジネススキルやリーダーシップを学びたい社会人、家族で温泉リゾートを楽しみたい方向け。学習と休暇の両立ができ、投資しながら自己投資も実現できます。
| 最低投資額(目安) | ¥34,000 (= 100株〜) |
| 優待内容(要旨) | 100株 → 講座30,000円割引、1,000株 → 45,000円割引+宿泊優待 |
| 権利確定月 | 3月, 9月 |
| 長期保有特典 | なし |
| 単元株数 | 100株 |
ビジネス講座割引と宿泊優待で、自己啓発と家族時間の両立が可能です。
7. 焼肉坂井ホールディングス (2694)

焼肉、すし、居酒屋など多業態の外食チェーンを展開。ジー・コミュニケーショングループとして全国展開を強化しています。100株で7,000円程度と低額投資でき、年2回配布の割引券で食事代を継続的に節約できます。長期保有特典も充実しています。
株主優待の中身
- 100株以上:10%割引券 年4枚(年2回配布、各2枚)
- 2,000株以上:15%割引券 年4枚
- 長期保有特典(2年以上保有):グループ優待券(500円相当など)を追加配布
- 贈呈時期:3月末基準は7月上旬、9月末基準は12月上旬
こんな人におすすめ
外食利用が多い家族や、焼肉・すし等のグループ店舗をよく利用する方向け。割引券で毎回の食事代を節約でき、家族で何度も活用できます。デートや家族会食の必須アイテムに。
| 最低投資額(目安) | ¥7,000 (= 100株〜) |
| 優待内容(要旨) | 100株 → 10%割引券2枚×年2回、2,000株 → 15%割引券2枚×年2回 |
| 権利確定月 | 3月, 9月 |
| 長期保有特典 | あり(2年以上で長期優待) |
| 単元株数 | 100株 |
7,000円で始められる教育関連以外の優待銘柄。食事代の節約効果は即座に実感できます。
8. 秀英予備校 (4678)

静岡地盤の学習塾チェーン。中学生向け集団指導が主力で、全国展開を進めています。九州・北海道進出も検討中。最低投資額が約3万2,800円で、地方塾への投資を手軽に開始できます。シンプルで分かりやすい優待内容も特徴です。
株主優待の中身
- 100株以上:500円相当
- 贈呈時期:確定日9月末時は12月上旬、確定日3月末時は6月下旬(株主通信に同封)
- 塾の授業料や関連サービスに活用可能
こんな人におすすめ
地方で塾利用を検討している保護者や、地域密着型の教育企業を応援したい投資家向け。シンプルな優待内容で分かりやすく、無駄のない投資ができます。
| 最低投資額(目安) | ¥32,800 (= 100株〜) |
| 優待内容(要旨) | 100株以上 → 500円相当 |
| 権利確定月 | 3月 |
| 長期保有特典 | なし |
| 単元株数 | 100株 |
シンプルな優待で、集団指導塾の利用を検討している方に適しています。
9. FCE (9564)

RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)ソフトによるDX推進事業と教育研修・コンサルティング事業を展開。企業の人材育成と業務効率化の最前線にいます。100株から投資可能で、優待は複数の交換先から選べるギフト制度。汎用性が高く、個人投資家にも使いやすい優待です。
株主優待の中身
- 100株以上:1,000円相当
- 複数の交換先から選択可:Amazonギフトカード、QUOカード Pay、PayPay マネーライト、d ポイント、au PAY ギフトカード、図書カード NEXT、Uber Eats ギフトカード など
- 贈呈時期:12月の定時株主総会前に通知に同封
こんな人におすすめ
DXやデジタル人材育成に関心がある方、柔軟な優待の使い道を重視する方向け。複数の交換先から選べるため、個人の生活スタイルに合わせて優待を活用できます。
| 最低投資額(目安) | ¥50,300 (= 100株〜) |
| 優待内容(要旨) | 100株以上 → 1,000円相当(複数の交換先から選択) |
| 権利確定月 | 9月 |
| 長期保有特典 | なし |
| 単元株数 | 100株 |
デジタルギフト・ポイントなど複数の選択肢。自分のニーズに最も合う形で優待を活用できます。
10. 学研ホールディングス (9470)

教育関連出版大手。学習参考書や図鑑で業界首位の実績。高齢者施設や保育園運営も展開し、教育の全ライフステージに対応しています。1年以上保有で優待選択肢が広がり、3年以上保有でさらに増額。家族全員が活用できる優待が揃っています。
株主優待の中身
- 100株以上、1年以上保有:1,000ポイント
- 選択肢が豊富:学研モール割引、Kimini英会話割引、学研教室オンライン割引、Shikaku Pass(資格学習)、ココファン(高齢者住宅)割引 など
- 500株以上、1年以上保有:5,000ポイント
- 1,000株以上、3年以上保有:12,000ポイント
- 贈呈時期:基準日から3ヶ月以内
こんな人におすすめ
学習参考書の購入予定がある方、オンライン英会話やスキルアップに関心がある方向け。家族全員が学研の多様なサービスを活用でき、お子さんから大人まで実用的です。
| 最低投資額(目安) | ¥99,800 (= 100株〜) |
| 優待内容(要旨) | 100株1年以上保有 → 1,000ポイント(複数選択肢)、500株 → 5,000ポイント、1,000株3年以上 → 12,000ポイント |
| 権利確定月 | 9月 |
| 長期保有特典 | あり(3年以上保有で12,000ポイント) |
| 単元株数 | 100株 |
学習、英会話、資格取得、高齢者福祉まで。家族全員が人生のどこかで学研の優待を活用できます。
株主優待の取得時の注意点
株主優待の取得には、権利確定日(権利付き最終日)までに株式を保有しておく必要があります。権利確定日は企業により異なるため、投資前に確認が必須です。また、権利確定日は株価が変動しやすいため、売買タイミングに注意が必要です。
教育関連企業の優待は単元(100株など)単位で変わるため、投資予算に合わせて株数を選択してください。NISA(少額投資非課税制度)を活用すれば、優待で得た収入を非課税化できますが、NISA枠の上限を超えないよう計画が重要です。
さらに100株未満の単元割れ保有では、優待の対象外になる企業がほとんど。最低投資額を確認の上、投資を進めてください。
優待内容は変更・廃止される可能性があるため、投資前に必ず各社の最新IR情報をご確認ください。本記事の情報は2026年5月時点のものです。投資判断の前に、各企業の公式ウェブサイトや投資家向け情報をご確認いただき、最新の優待制度をご把握ください。
まとめ
教育関連企業の株主優待は、家計を支援しながら社会への貢献もできる投資方法です。塾・予備校から教育出版、オンライン学習、企業研修まで、多様なビジネスを展開する企業が優待を提供しています。本記事で紹介した10社は、少額から投資を始められ、実用的な優待内容が特徴。長期保有で優待が増額される企業も多いため、継続投資を検討する価値があります。
ただし、株式投資には価格変動のリスクがあり、優待内容も変更される可能性があります。投資の最終判断はご自身の責任で行い、個別企業の情報を十分に確認した上で投資を決定してください。お子さんの教育費や、ご自身のスキルアップに役立つ優待を活用し、賢い家計管理を実現されることをお祈りします。














