和食は日本が誇る食文化であり、その中心には優れた外食チェーンと食品企業が存在します。このページでは、日本の食文化を支える企業の株主優待に焦点を当て、和食好きにぴったりな10社をセレクトしました。回転寿司、セルフ食堂、調味料メーカー、水産企業など、身近な和食体験を提供する企業への投資で、実際に使える優待が手に入ります。少額からの投資が可能な銘柄も多く、食事券や自社製品で毎年お得に楽しめるチャンスです。
選定基準
- 和食・日本食文化との関連性が強い企業を厳選。回転寿司、セルフ食堂、調味料・水産品など、食卓に欠かせない存在
- 100株から投資でき、少額で始められる企業を優先。10~91万円程度の資金で購入可能
- 年2回以上の優待配布またはボリュームのある優待で、実質的なリターンが期待できる企業
- 長期保有で優待が増額される仕組みを有する企業も含め、継続保有のメリットを提示
1. くら寿司 (2695)

関西から全国へ展開した回転寿司チェーン「くら寿司」を直営で運営。IT化による店舗運営効率化で成長を続け、新鮮で手ごろな寿司を提供しています。日本の代表的な和食である寿司を身近に提供する企業として、和食好きの強い味方です。
株主優待の中身
- 100株以上:1,000円相当
- 200株以上:2,500円相当
- 400株以上:5,000円相当
- 800株以上:10,000円相当
- 2,000株以上:20,000円相当
権利確定月が4月で、7月上旬の贈呈となるため、夏以降に寿司を楽しむチャンスが広がります。
こんな人におすすめ
寿司が好きで、年に数回は回転寿司店を利用する人。少額投資で始め、食事で直接還元を受けたい方に適しています。家族で楽しむお出かけ先としても活躍します。
| 最低投資額(目安) | ¥157,800(100株) |
| 優待内容(要旨) | 100株→1,000円、400株→5,000円、2,000株→20,000円 |
| 権利確定月 | 4月 |
| 長期保有特典 | なし |
| 単元株数 | 100株 |
2. ユニシアホールディングス (3547)

居酒屋「串カツ田中」を関東を中心に直営・フランチャイズで展開。揚げたての串カツと日本酒は、和食の定番おかずと組み合わせた伝統的な食事体験を実現します。テイクアウトやノンアルコール対応も進めています。
株主優待の中身
- 100株以上:2,000円相当(1,000円券2枚、年2回)
- 300株以上:4,000円相当(1,000円券4枚、年2回)
- 600株以上:6,000円相当(1,000円券6枚、年2回)
- 900株以上:8,000円相当(1,000円券8枚、年2回)
2月下旬と8月下旬に優待が発行され、有効期限は6か月。季節ごとに串カツを楽しむペースを作りやすい設計です。
こんな人におすすめ
串カツと日本酒、和風の下酒を愛する人向け。年2回の優待で、季節の変わり目に外食を楽しみたい方に最適。少額投資で毎年の食事代削減が見込めます。
| 最低投資額(目安) | ¥185,300(100株) |
| 優待内容(要旨) | 100株→2,000円相当(年2回)、600株→6,000円相当(年2回) |
| 権利確定月 | 5月、11月 |
| 長期保有特典 | なし |
| 単元株数 | 100株 |
3. クリエイト・レストランツ・ホールディングス (3387)

駅ビルやショッピングセンターなど、立地に応じた多様な外食業態を展開。和食から洋食まで幅広いメニューで、様々な食事シーンに対応。電子チケット化により、スマートフォンでも優待を使用できる先進的な仕組みが特徴です。
株主優待の中身
- 100株以上:1,500円相当(年2回)
- 200株以上:3,000円相当(年2回)
- 300株以上:4,000円相当(年2回)
- 500株以上:6,000円相当(年2回)
- 800株以上:8,000円相当(年2回)
- 1,200株以上:10,000円相当(年2回)
- 2,000株以上:14,000円相当(年2回)
- 6,000株以上:20,000円相当(年2回)
- 12,000株以上:24,000円相当(年2回)
- 18,000株以上:30,000円相当(年2回)
長期保有(800株以上、1年以上保有)の場合、追加優待:
- 800株以上:2,000円相当(年2回)
- 6,000株以上:4,000円相当(年2回)
- 12,000株以上:6,000円相当(年2回)
- 18,000株以上:8,000円相当(年2回)
1年以上継続保有すると追加優待が獲得でき、2年目以降は優待額が倍増することも。電子チケット対応で利便性も高い。
こんな人におすすめ
外食を定期的に利用し、長く株を持ち続ける予定の人。追加優待の仕組みで、継続保有による恩恵が大きい銘柄を求める投資家向けです。
| 最低投資額(目安) | ¥72,100(100株) |
| 優待内容(要旨) | 100株→1,500円(年2回)、500株→6,000円(年2回)、長期保有で追加 |
| 権利確定月 | 2月、8月 |
| 長期保有特典 | あり(800株以上、1年以上保有で追加優待) |
| 単元株数 | 100株 |
4. キッコーマン (2801)

醤油製造で日本の首位企業。和食の土台となる醤油は、ほぼすべての日本料理に不可欠な調味料です。北米事業も拡大し、世界で日本の食文化を広げる企業。優待では自社製品を選べ、毎日の食卓を支える逸品が手に入ります。
株主優待の中身
- 100株以上(6か月以上保有):1,000円相当の自社グループ商品
- 500株以上(6か月以上保有):2,000円相当の自社グループ商品
- 5,000株以上(6か月以上保有):4,000円相当商品+2,000円相当セット(調味料またはドリンク)、または6,000円相当ワイン、または寄付
自社グループ商品は醤油、調味料、飲料など日常使用するものばかりで、優待を「使う」実感が強い企業です。
こんな人におすすめ
日本の食卓を支える企業への投資を望む人、調味料や食品を毎月大量に使う家庭向け。少額投資で、毎回有用な商品が手に入る、コスパの高い優待を求める方に最適です。
| 最低投資額(目安) | ¥137,400(100株) |
| 優待内容(要旨) | 100株→1,000円相当商品、500株→2,000円相当商品 |
| 権利確定月 | 3月 |
| 長期保有特典 | あり(6か月以上保有で優待対象) |
| 単元株数 | 100株 |
5. 味の素 (2802)

調味料で国内最大級の食品メーカー。アミノ酸系調味料は和食調理で欠かせない存在であり、冷凍食品、栄養食、医薬品など多角展開。世界で日本の「おいしさ」を広げる企業です。優待では商品詰め合わせやWEB限定品の選択肢があります。
株主優待の中身
- 100株以上(6か月以上保有):500円相当
- 200株以上(6か月以上保有):2,000円相当
- 1,000株以上(6か月以上保有):4,000円相当
- 2,000株以上(6か月以上保有):5,000円相当
- 2,000株以上(3年以上保有):8,000円相当
2,000株以上を3年以上保有すると8,000円相当と大幅増額。WEB限定品の選択肢も用意されています。
こんな人におすすめ
食品・調味料の品質にこだわり、長期保有による増額メリットを狙う人向け。家庭の食卓を支える実用的な商品が優待で得られます。
| 最低投資額(目安) | ¥549,900(100株) |
| 優待内容(要旨) | 100株→500円、200株→2,000円、3年以上保有で増額 |
| 権利確定月 | 3月 |
| 長期保有特典 | あり(6か月以上保有で対象、3年で増額) |
| 単元株数 | 100株 |
6. 壱番屋 (7630)

カレー専門店「カレーハウスCoCo壱番屋」を全国・海外で直営・フランチャイズ展開。日本でポピュラーな国民食カレーを、本格的かつ手軽に提供。テイクアウト弁当やレトルトカレーの販売も展開し、食卓を支える企業です。
株主優待の中身
- 100株以上:1,000円相当(500円券2枚、年2回)
- 1,000株以上:2,000円相当(500円券4枚、年2回)
- 5,000株以上:6,000円相当(500円券12枚、年2回)
- 10,000株以上:12,000円相当(500円券24枚、年2回)
※レトルトカレー、ギフトセットなど商品配送も選択可
100株保有でも年2回の優待配布により、実質的な還元が大きい。持ち帰り弁当や宅配弁当にも利用可能。
こんな人におすすめ
カレーが好きで、年に何度も店舗を利用する人向け。家族のテイクアウトやレトルト購入で日常的に優待を活用できる、実用性の高い銘柄です。
| 最低投資額(目安) | ¥84,900(100株) |
| 優待内容(要旨) | 100株→1,000円相当(年2回)、1,000株→2,000円相当(年2回) |
| 権利確定月 | 2月、8月 |
| 長期保有特典 | なし |
| 単元株数 | 100株 |
7. フジオフードグループ本社 (2752)

セルフサービス食堂「まいどおおきに」を関西から全国へ展開。和食を中心とした大衆的な定食で、日本の食卓文化を支える企業。手頃な価格で栄養バランスの取れた食事を提供しています。
株主優待の中身
- 100株以上:自社PB商品またはレストラン食事券(3,000円相当)から選択
- 300株以上:自社PB商品またはレストラン食事券(6,000円相当)から選択
- 1,000株以上:自社PB商品またはレストラン食事券(12,000円相当)から選択
毎回の優待で「食べる」か「持ち帰り商品」かを選択でき、生活スタイルに合わせた活用が可能
こんな人におすすめ
セルフ食堂での定食が好きで、月に何度か利用する人向け。自社PB商品と食事券の選択肢があるため、柔軟に優待を活用したい投資家に最適です。
| 最低投資額(目安) | ¥109,900(100株) |
| 優待内容(要旨) | 100株→3,000円相当(選択可)、300株→6,000円相当(選択可) |
| 権利確定月 | 6月、12月 |
| 長期保有特典 | なし |
| 単元株数 | 100株 |
8. Umios (1333)

日本の水産業界で最大級の総合企業。魚や海産物は和食の重要な素材であり、Umiosはその流通・加工の中核。漁業から加工、流通まで一貫体制で、日本の食卓に新鮮な海産物を届けています。
株主優待の中身
- 100株以上:Umiosオリジナルギフトカード(500円相当)
- 500株以上:自社商品(3,000円相当)
- 1,000株以上:自社商品(5,000円相当)
優待品は海産物や加工品が中心で、和食の食卓を豊かにする自社製品が手に入ります。
こんな人におすすめ
新鮮な魚や海産物を愛し、品質にこだわる食卓を望む人向け。日本の食材流通を支える企業への投資を考える、和食好きに最適な選択肢です。
| 最低投資額(目安) | ¥129,700(100株) |
| 優待内容(要旨) | 100株→ギフトカード500円相当、500株→自社商品3,000円相当 |
| 権利確定月 | 3月 |
| 長期保有特典 | なし |
| 単元株数 | 100株 |
9. 松屋フーズホールディングス (9887)

「牛めし」と「とんかつ」を首都圏中心に全国展開する外食最大級の企業。日本の国民食である牛めしや和食定食で、毎日の食事を支える。寿司やカレー、ラーメンなど業態も多様。
株主優待の中身
- 100株以上(1年以上保有):食事券10枚
- 100株以上(3年以上保有):食事券12枚
※優待食事券10枚もしくは12枚で自社製品詰合せセットと交換も可能
3年以上保有すると12枚に増え、年に複数回の食事が無料に。松屋、松のや、マイカリー食堂など複数ブランドで利用可能。
こんな人におすすめ
牛めしが好きで、定期的に松屋を利用する人向け。3年保有による12枚への増加で、年間の食事代削減が期待でき、長期保有のメリットが大きい銘柄です。
| 最低投資額(目安) | ¥507,000(100株) |
| 優待内容(要旨) | 100株→1年保有で10枚、3年以上で12枚 |
| 権利確定月 | 3月 |
| 長期保有特典 | あり(1年以上で10枚、3年以上で12枚) |
| 単元株数 | 100株 |
10. ゼンショーホールディングス (7550)

外食業界で最大級の企業グループ。牛丼「すき家」が主力で、日本国民の食卓に最も近い存在として、和食文化を広く支える。はま寿司やココスなど、多くのブランドで和食・和風メニューを展開。
株主優待の中身
- 100株以上:食事券2枚(1,000円相当、年2回)
- 300株以上:食事券6枚(3,000円相当、年2回)
- 500株以上:食事券12枚(6,000円相当、年2回)
- 1,000株以上:食事券24枚(12,000円相当、年2回)
- 5,000株以上:食事券60枚(30,000円相当、年2回)
※300株以上は代替品交換制度を利用可(黒毛和牛ローストビーフ、パスタソース、ジェラート、珈琲等から選択)
100株保有でも年2回食事券を得られ、すき家・はま寿司など複数ブランドで利用可能。代替品交換制度で、自宅用の商品選択も可。
こんな人におすすめ
すき家やはま寿司をよく利用し、年に何度も外食を楽しむ人向け。年2回の配布で実用性が高く、最大級の外食企業への投資を考える方に最適です。
| 最低投資額(目安) | ¥912,600(100株) |
| 優待内容(要旨) | 100株→2枚年2回、300株→6枚年2回、代替品交換制度あり |
| 権利確定月 | 3月、9月 |
| 長期保有特典 | なし(別途サポーターズクラブ入会特典あり) |
| 単元株数 | 100株 |
株主優待の取得時の注意点
株主優待を受け取るには「権利確定月」の最終営業日(権利付最終日)までに株を買い、その日時点で名義人として株主名簿に記載されていることが必須です。権利確定月が異なるため、自分の投資スケジュールに合わせて銘柄を選ぶとよいでしょう。
また、優待狙いの短期売買は売却時の手数料や税金を考慮すると、かえって損になる可能性があります。最低でも数か月、できれば1年以上の保有を視野に入れた投資姿勢が重要です。NISA口座で保有すれば、売却利益が非課税となるメリットもあります。
さらに、単元割れ(100株未満)では優待を受け取れない企業がほとんどのため、必ず単元株数以上の購入が必要です。
優待内容は変更・廃止される可能性があるため、投資前に必ず各社の最新IR情報をご確認ください。このページの情報は作成時点のものであり、随時更新される企業情報に基づいています。投資判断の際は、必ず企業の公式ウェブサイトやIRサイトで最新情報を確認し、自己の責任において判断してください。
まとめ
和食好きにおすすめの株主優待10社を紹介しました。日本の食卓を支える外食企業から調味料・水産企業まで、バリエーション豊かなラインアップです。少額投資で始められる銘柄(7万円台~15万円程度)も多く、毎年実用的な優待が得られるため、「投資」と「生活の豊かさ」が両立する選択肢となります。
ただし、株価変動のリスクや優待廃止の可能性を考慮し、自分の投資方針や生活スタイルに合った銘柄を選ぶことが大切です。投資の最終判断はご自身の責任で、必ず最新のIR情報を確認してからの判断をお願いいたします。和食を愛する投資家として、長く付き合える企業との関係構築を目指しましょう。














