ゴルフが趣味の投資家にとって、株主優待の選び方は重要です。「ゴルフ好きにおすすめの長期保有株主優待」を狙う場合、単にゴルフプレー代が割引されるだけでなく、保有年数に応じてより充実した優待が得られる企業を選ぶことが鍵となります。本記事では、ゴルフ場での利用割引やプレーフィー優待を用意している企業から、旅行・ホテル・リゾート施設など総合的に充実した優待内容を持つ企業まで、長期保有で恩恵が受けやすい10社を厳選しました。ゴルフを愛する株主なら、投資と趣味の両立を実現できる銘柄ばかりです。
選定基準
- ゴルフ関連の優待が充実している — プレー代割引、プレーフィー優待、ゴルフ場利用券など、ゴルフプレーに直結した優待を用意
- 長期保有で優待が増額される — 3年以上保有で枚数やポイント、割引率がアップする制度を採用
- 少額から始められる — 100株単位で購入でき、初期投資を抑えられる企業を優先
- ゴルフ以外の優待も豊富 — ホテル宿泊、飲食割引、旅行割引など複合的に利用できる優待構成
1. ANAホールディングス (9202)

国内線・国際線で首位を走る大手航空会社。アジア近距離路線に強みを持ち、傘下にピーチ、ウイングスを擁します。グループは広く、航空券割引だけでなく、ホテルやゴルフ場利用など多彩な優待を展開しているのが特徴です。
株主優待の中身
- 100株:運賃割引(FLEX-D運賃50%割引)、クーポン21枚/年2冊、ゴルフプレー料金割引(武蔵の杜カントリークラブ、早来カントリー倶楽部)
- 500株:上記に加えて、年間2枚の追加優待
- 1,000株以上:さらに増額
- 3年以上保有で枚数が加算される独自の長期保有制度
こんな人におすすめ
ゴルフと旅行を愛する投資家向け。ANAで頻繁に飛行機を利用し、ゴルフの時間も大切にする人が最適です。長期保有することで、運賃割引とゴルフ優待の両方が着実に充実します。
ゴルフ場への往復便を割引で確保しながら、現地でのプレー料金も割引される。旅行とゴルフの相乗効果を最大限に引き出せます。
| 項目 | 内容 |
| 最低投資額(目安) | ¥282,850(100株) |
| 優待内容(要旨) | 100株→運賃50%割引、クーポン21枚/年、ゴルフプレー割引;500株以上で増額 |
| 権利確定月 | 3月、9月 |
| 長期保有特典 | あり(3年以上連続保有で加算) |
| 単元株数 | 100株 |
2. 大和ハウス工業 (1925)

住宅大手として戸建て、マンション、都市開発などを展開。傘下のダイワロイヤルゴルフを通じて、プレーフィーやゴルフ場内での飲食割引など、充実したゴルフ優待を提供しています。長期保有優待制度が充実しているのも特徴です。
株主優待の中身
- 100株3年未満保有:2枚(1枚1,000円相当)
- 100株3年以上保有:4枚
- 300株以上で枚数が増える
- ダイワロイヤルゴルフでプレーフィー、ゴルフ場内の飲食割引、ホテル宿泊(ダイワロイネット)、ホームセンター利用など
こんな人におすすめ
ゴルフの頻度が高い投資家向け。ダイワロイヤルゴルフはプレーフィーと飲食の両方で割引が効くため、ラウンド中の食事も節約できます。3年保有で優待が倍増する制度も大きな魅力です。
プレーフィーと飲食の二重割引で、1ラウンドあたりの実質コストが大きく低下します。長く保有するほどお得になる設計です。
| 項目 | 内容 |
| 最低投資額(目安) | ¥477,000(100株) |
| 優待内容(要旨) | 100株3年未満→2枚、3年以上→4枚(1枚1,000円);ダイワロイヤルゴルフでプレーフィー・飲食割引 |
| 権利確定月 | 3月 |
| 長期保有特典 | あり(3年以上連続保有で倍増) |
| 単元株数 | 100株 |
3. 東急不動産ホールディングス (3289)

総合不動産大手として首都圏で住宅事業を展開。商業ビルが主力収益源。スポーツ優待共通券でゴルフ場11カ所の利用が可能で、全国のリゾート施設も利用できます。ポイント制も採用しており、柔軟な優待選択が可能です。
株主優待の中身
- スポーツ優待共通券:100株→2枚/年4枚、ゴルフ場11カ所利用可能
- 500株→4枚/年8枚
- 宿泊優待券(ホテルハーヴェスト)で1室1泊
- ポイント制(5,000ポイント~)でホテルや商品と交換可能
- 長期保有(3年以上)で大幅加算される優待増額制度
こんな人におすすめ
全国のゴルフ場を巡りたい投資家向け。11カ所のゴルフ場選択肢がある上に、ホテル宿泊も組み合わせられます。ゴルフ+宿泊パッケージで、週末のゴルフ旅行を大幅に節約できます。
ゴルフ場11カ所+ホテル宿泊券の組み合わせで、全国でのゴルフ+観光パックが実現できます。利便性の高さが際立っています。
| 項目 | 内容 |
| 最低投資額(目安) | ¥132,600(100株) |
| 優待内容(要旨) | 100株→スポーツ優待券2枚/年、ゴルフ場11カ所;ホテル宿泊券、ポイント制 |
| 権利確定月 | 3月、9月 |
| 長期保有特典 | あり(3年以上で増額) |
| 単元株数 | 100株 |
4. 日神グループホールディングス (8881)

首都圏中心に分譲マンション事業を展開。ゴルフ場との提携により、平川カントリークラブでの平日プレー代割引優待が特徴です。ポイント制(プレミアム優待倶楽部)も導入しており、多彩な商品と交換できます。最低投資額が低いのも利点です。
株主優待の中身
- 100株:平川カントリークラブ平日プレー代割引券2枚(4,000円相当)
- 1,000株:プレミアム優待倶楽部ポイント5,000ポイント付与
- 1年以上保有で、2年目以降は5,500ポイント
- ポイントは食品、電化製品、ギフト、旅行・体験等と交換可能
こんな人におすすめ
少ない投資でゴルフ優待を得たい初心者向け。平日プレーを中心とした投資家なら、4,000円相当の割引は大きな価値があります。ポイント制で、ゴルフ以外の使い道も確保できる柔軟性があります。
約7万円の投資で4,000円相当の平日ゴルフ割引。初年度から回収しやすく、気軽に始められる銘柄です。
| 項目 | 内容 |
| 最低投資額(目安) | ¥69,700(100株) |
| 優待内容(要旨) | 100株→平川カントリークラブ平日割引2枚/4,000円相当;ポイント制(1年以上保有で増額) |
| 権利確定月 | 3月 |
| 長期保有特典 | あり(1年以上保有で増額) |
| 単元株数 | 100株 |
5. 京王電鉄 (9008)

新宿以西が地盤の大手鉄道会社。不動産、ホテル、百貨店など多角展開しています。乗車券割引だけでなく、京王プラザホテルチェーンの宿泊割引、京王観光の旅行割引など、ゴルフ場への移動とセットで使える優待が充実しています。
株主優待の中身
- 100株:乗車券2枚/年4枚
- 500株以上:百貨店10%割引5枚、ホテル割引5枚、旅行割引5枚等多数
- 1,000株:さらに枚数が増える
- ゴルフコースへの交通手段としての乗車券、旅行パッケージとの組み合わせ
こんな人におすすめ
京王線沿線でゴルフをする投資家向け。乗車券割引でゴルフ場への移動を節約し、観光地のゴルフ場なら旅行割引と組み合わせられます。ホテル、飲食、買物など、ゴルフ周辺の総合的なライフスタイル優待が魅力です。
交通+ホテル+飲食の組み合わせで、ゴルフ旅行全体の費用を効率よく削減できます。沿線の利便性と優待の充実度が両立しています。
| 項目 | 内容 |
| 最低投資額(目安) | ¥74,400(100株) |
| 優待内容(要旨) | 100株→乗車券2枚/年;500株以上→百貨店10%割引、ホテル割引、旅行割引等多数 |
| 権利確定月 | 3月、9月 |
| 長期保有特典 | あり |
| 単元株数 | 100株 |
6. 第一交通産業 (9035)

タクシー最大手として九州から全国に展開。路線バスも運営しています。ゴルフ関連では「DAIICHIダイナミックゴルフ」という独自の優待制度を展開。タクシー利用券とセットで、ゴルフ場への送迎割引を実現できます。
株主優待の中身
- 100株:タクシー利用券1,000円相当+マイホーム割引券、ダイナミックゴルフ利用券400円相当
- 600株:上記の2倍
- 1,000株以上で3シート、3年以上保有で追加
- 不動産割引(マンション、戸建て)、ゴルフ優待との組み合わせ
こんな人におすすめ
地方でゴルフをする投資家向け。タクシー割引で、ゴルフ場への送迎を節約できます。ダイナミックゴルフ利用券で、全国のゴルフ場を割引利用。タクシーとゴルフの相性は意外に好相性です。
駅からゴルフ場への送迎にタクシー割引が活用でき、プレー代割引も受けられる。二重の割引効果で実質負担が大幅に軽減されます。
| 項目 | 内容 |
| 最低投資額(目安) | ¥73,100(100株) |
| 優待内容(要旨) | 100株→タクシー利用券1,000円相当、ゴルフ利用券400円相当;3年以上保有で追加 |
| 権利確定月 | 3月、9月 |
| 長期保有特典 | あり(3年以上で追加) |
| 単元株数 | 100株 |
7. 近鉄グループホールディングス (9041)

営業キロ数最長の私鉄。グループ力は業界最大級です。百貨店、不動産、ホテル経営も手がけています。乗車券割引とともに、志摩スペイン村やテーマパーク入場券など、ゴルフ旅行と組み合わせやすい優待が豊富です。
株主優待の中身
- 100株1年以上保有:乗車券4枚/年8枚
- 1,000株以上で乗車券8枚/年16枚
- 近鉄沿線施設優待券(テーマパーク、温泉等)
- 長期保有(3年以上)で増額される独自制度
こんな人におすすめ
近鉄沿線でゴルフをし、ホテルやテーマパーク利用も好む投資家向け。乗車券でゴルフ場へのアクセスを確保しながら、家族とのレジャーも充実させられます。全国のゴルフ場利用とセットで、ゴルフ旅行を最適化できます。
乗車券でアクセスし、近鉄沿線の観光地でゴルフ、帰りはテーマパーク立ち寄り。ゴルフ以外の家族の楽しみも組み込める融合性があります。
| 項目 | 内容 |
| 最低投資額(目安) | ¥350,000(100株) |
| 優待内容(要旨) | 100株→乗車券4枚/年;1年以上保有で施設優待券;3年以上保有で増額 |
| 権利確定月 | 3月、9月 |
| 長期保有特典 | あり(3年以上で増額) |
| 単元株数 | 100株 |
8. 東京建物 (8804)

総合不動産として、ビル賃貸が主力です。マンション分譲、シニア向け住宅、駐車場運営も手がけています。グループが運営するリゾートホテル、温浴施設、ゴルフ場での施設利用割引が特徴。キャッシュバック制度も採用しており、現金化も可能です。
株主優待の中身
- 200株1年以上保有:2,000円相当キャッシュバック
- 200株3年以上保有:3,000円相当
- 施設利用割引券(ゴルフ場、リゾートホテル、温浴施設)
- 400株以上、800株以上でさらに増額
こんな人におすすめ
ゴルフ場、リゾートホテル、温浴施設を統合的に利用したい投資家向け。キャッシュバックで現金化も可能です。ゴルフ+温泉という王道のリラックスセットを、割引で実現できます。
ゴルフプレー後に温泉で疲れを癒す、というライフスタイルがグループ優待で実現。キャッシュバックの柔軟性も高いです。
| 項目 | 内容 |
| 最低投資額(目安) | ¥697,800(200株) |
| 優待内容(要旨) | 200株1年以上→2,000円相当;3年以上→3,000円相当;施設割引券(ゴルフ、ホテル、温浴) |
| 権利確定月 | 12月 |
| 長期保有特典 | あり(1年以上/3年以上で増額) |
| 単元株数 | 200株 |
9. SANKYO (6417)
パチンコ・パチスロ機大手。フィーバー台で知られています。グループには娯楽施設があり、ゴルフプレーフィー割引を用意しています。500株からの購入が必要ですが、割引券枚数は充実しており、長期保有で無料プレー券を獲得できます。
株主優待の中身
- 500株1年未満:割引券1枚(平日10,000円、土日祝5,000円割引)
- 500株1年以上:割引券2枚
- 5,000株1年以上:プレーフィー無料券1枚
- 10,000株以上で無料券が複数枚
こんな人におすすめ
ゴルフ頻度が高く、ある程度の投資額を用意できる人向け。1年以上保有で割引枚数が倍増し、さらに5,000株なら無料プレー券も獲得可能です。ゴルフに特化した優待としては、かなりの価値があります。
ゴルフ専焦点の優待で、高額割引(平日10,000円)と無料券がセットで得られます。ゴルフに注力する投資家には理想的な銘柄です。
| 項目 | 内容 |
| 最低投資額(目安) | ¥932,750(500株) |
| 優待内容(要旨) | 500株→割引券1枚(平日10k/土日5k割引);1年以上→2枚;5,000株以上→無料券 |
| 権利確定月 | 3月、9月 |
| 長期保有特典 | あり(1年以上で増額) |
| 単元株数 | 500株 |
10. 小田急電鉄 (9007)

新宿拠点で箱根、江ノ島など観光も強み。複々線で沿線強化中。新宿再開発も進行中です。乗車証割引とともに、小田急山中湖フォレストコテージ、小田急ホテルチェーンでの宿泊割引が、ゴルフ旅行と親和性が高い設計です。
株主優待の中身
- 500株:乗車証4枚/年8枚
- 1,500株以上:乗車証10枚/年20枚
- 3年以上保有で枚数増加
- 小田急百貨店10%割引、ホテル割引(山中湖等)、飲食割引等
こんな人におすすめ
箱根や富士山麓でゴルフをする投資家向け。小田急沿線のリゾートゴルフ場へのアクセスが優れており、乗車証割引でさらに節約。ホテル割引で、ゴルフ+宿泊が統合的に計画できます。
新宿発で箱根のリゾートゴルフに乗車証で移動、山中湖コテージで宿泊、飲食割引も活用。ゴルフ旅行の一貫性が高いです。
| 項目 | 内容 |
| 最低投資額(目安) | ¥781,000(500株) |
| 優待内容(要旨) | 500株→乗車証4枚/年;1,500株以上→10枚/年;ホテル宿泊割引、百貨店割引等 |
| 権利確定月 | 3月、9月 |
| 長期保有特典 | あり(3年以上で増額) |
| 単元株数 | 500株 |
株主優待の取得時の注意点
優待内容は変更・廃止される可能性があるため、投資前に必ず各社の最新IR情報をご確認ください。
権利付き最終日までに株を保有することが条件です。権利確定月(3月末や9月末など)の最終営業日に株主名簿に記載される必要があります。また、長期保有優待を狙う場合は、複数年にわたる保有が必須のため、売却タイミングに注意が必要です。
NISA(少額投資非課税制度)を活用すれば、優待品の受け取りに関わる税負担を最小化できます。ただし、単元未満株では優待を受け取れない場合がほとんどのため、100株(200株)単位での購入を心がけてください。
また、複数年保有する際は、市場変動に備えて定期的にポートフォリオを見直すことも重要です。優待目当てで購入した銘柄でも、基礎となる企業業績の悪化は避けられないリスクとなります。
まとめ
ゴルフ好きの株主優待選びは、単なるプレーフィー割引だけに目を向けるのではなく、ホテル・旅行・飲食など、ゴルフライフ全体を豊かにする優待を組み合わせることが大切です。本記事で紹介した10社は、いずれも長期保有による優待増額制度を用意しており、3年以上保持することで大幅な利益を享受できます。ゴルフと投資を同時に楽しむ投資家なら、これらの銘柄を長期保有することで、趣味の充実と資産形成を両立させられます。ただし、投資の最終判断はご自身の責任においてお願いします。各社のIR情報を十分に確認し、ご自身のライフプランと投資目標に沿った選択をしてください。














