株式会社ファンケルの第44期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

こんにちは!株式会社ファンケルの最新の決算状況をご紹介します。売上高は83,415百万円と前年同期比5.6%の増収となり、経常利益も10,396百万円と前年同期比42.9%の増益となりました。主力の化粧品関連事業、栄養補助食品関連事業が好調に推移したことが大きな要因です。

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企業情報

企業名: 株式会社ファンケル
証券コード: 49210
決算期: 2024年3月期(第44期)

株式会社ファンケルの決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社ファンケルの決算日は毎年3月31日で、第3四半期の決算は12月31日です。第4四半期の決算発表は例年2月下旬に行われます。

主な事業

株式会社ファンケルは、化粧品関連事業、栄養補助食品関連事業、その他関連事業の3つのセグメントで事業を展開しています。主力の化粧品関連事業では、自社ブランド「ファンケル」や「アテニア」などを中心に、通信販売、店舗販売、卸販売などのチャネルで幅広く展開しています。栄養補助食品関連事業では、「大人のカロリミット」や「コレステサポート」などが好調に推移しました。

今期の業績と利益率は?

2023年4月から2024年3月までの第44期第3四半期の業績は、売上高83,415百万円、営業利益10,051百万円、経常利益10,396百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益6,952百万円となりました。前年同期比で売上高は5.6%増、営業利益は56.0%増、経常利益は42.9%増、純利益は59.5%増と大幅な増益となっています。

売上・利益の推移

過去3年間の売上高と利益の推移を見ると、2023年3月期は売上高103,595百万円、経常利益8,557百万円、純利益4,970百万円と増収増益を達成しました。2024年3月期第3四半期の売上高は83,415百万円、経常利益は10,396百万円、純利益は6,952百万円と、引き続き好調な業績を維持しています。

四半期連結貸借対照表について

2023年12月31日時点の総資産は106,174百万円と、前期末から2,230百万円増加しました。主な増加要因は、受取手形及び売掛金の増加2,214百万円、商品及び製品の増加1,541百万円などです。一方、負債は27,570百万円と711百万円減少しました。この結果、純資産は78,604百万円となり、自己資本比率は73.5%となりました。

資産の部

資産の部では、流動資産が3,750百万円増加し、固定資産が1,520百万円減少しました。流動資産の増加は、受取手形及び売掛金の増加2,214百万円、商品及び製品の増加1,541百万円などが主な要因です。固定資産の減少は、主に有形固定資産の減価償却によるものです。

負債の部

負債の部では、流動負債が9,387百万円増加しましたが、固定負債が10,098百万円減少しました。流動負債の増加は、1年内償還予定の転換社債型新株予約権付社債を10,012百万円増加させたことが主因です。一方、固定負債の減少は、同社債を流動負債に振り替えたことによるものです。

純資産の部

純資産は、前期末から2,941百万円増加し、78,604百万円となりました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純利益6,952百万円の計上による利益剰余金の増加と、配当金4,119百万円の支払いによる利益剰余金の減少によるものです。

ROAとROE

株式会社ファンケルの ROA(総資産利益率)は6.5%ROE(自己資本利益率)は8.8% となっています。前期と比べROAは0.7ポイント、ROEは1.0ポイントそれぞれ上昇しており、収益性が改善傾向にあることが分かります。これは、主力の化粧品関連事業や栄養補助食品関連事業が好調に推移したことが寄与しています。

キャッシュフロー

第3四半期連結累計期間のキャッシュフローを見ると、営業活動によるキャッシュ・フローは5,485百万円の収入となりました。一方、投資活動によるキャッシュ・フローは2,042百万円の支出財務活動によるキャッシュ・フローは3,954百万円の支出となっています。全体としては現金及び現金同等物が282百万円減少しています。

配当の支払額

株式会社ファンケルは、2023年5月と11月の年2回、1株当たり17円の配当を実施しています。第3四半期累計期間では、合計4,119百万円の配当を支払っています。安定した配当政策を継続しており、株主還元にも注力しています。

今後の展望

株式会社ファンケルは、化粧品関連事業と栄養補助食品関連事業を中心に事業を展開しており、今後も国内外での積極的な商品展開と販売チャネルの拡大に取り組むことで、更なる業績拡大を目指していく方針です。特に中国市場での販売強化やオンライン販売の拡大など、成長市場への戦略的な投資を進めています。さらにeコマース事業の強化など、デジタル化への取り組みにも注力していきます。

編集部のまとめ

株式会社ファンケルは、化粧品関連事業と栄養補助食品関連事業を柱に事業を展開しており、第3四半期決算では大幅な増収増益を果たしました。今後も、中国市場での販売強化やオンラインチャネルの拡大など、成長戦略に注力していくことで、更なる業績拡大が期待できそうです。株主還元策としての安定配当も継続しており、株主の皆様にも好感が持てる決算内容だと言えるでしょう。

株式会社ファンケルの決算日や配当についてまとめました。

株式会社ファンケルの決算日は3月31日で、第3四半期決算は12月31日です。年2回(6月と12月)配当を実施しており、1株当たり年間34円の安定配当を継続しています。また、自己株式取得なども行うなど、積極的な株主還元策を展開しています。今後も成長戦略を着実に実行し、企業価値の向上と株主還元の拡充を目指していくことが期待されます。

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