株式会社アイナボホールディングスの第70期第1四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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この度、株式会社アイナボホールディングスが2023年10月1日から2023年12月31日までの第1四半期決算を発表しました。増収増益と好調な業績を示しており、同社の今後の成長が期待されます。

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企業情報

企業名: 株式会社アイナボホールディングス
証券コード: 75390
決算期: 2023年9月30日

株式会社アイナボホールディングスの決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社アイナボホールディングスの決算日は9月30日です。年に4回、第1四半期(10月1日~12月31日)、第2四半期(1月1日~3月31日)、第3四半期(4月1日~6月30日)、第4四半期(7月1日~9月30日)の決算を行っています。

主な事業

株式会社アイナボホールディングスは、住宅設備機器や建材の販売、工事を主な事業としています。戸建住宅事業と大型物件事業の2つのセグメントを展開しており、主にタイルや外壁、キッチン、浴室などの建設資材や設備機器の販売・施工を行っています。

今期の業績と利益率は?

第1四半期の業績は増収増益となりました。売上高は228億39百万円と前年同期比6.5%増、営業利益は6億93百万円と43.3%増、経常利益は7億66百万円と36.3%増、親会社株主に帰属する四半期純利益は4億77百万円と49.4%増と、高い収益性を維持しています。

売上・利益の推移

同社の業績は、四半期によって大きな波があるのが特徴です。第2四半期と第4四半期に売上高、利益が集中する傾向にあります。一方、第1四半期と第3四半期は相対的に業績が低下する傾向にあります。しかし、通期では増収増益を続けており、安定した成長軌道にあると評価できます。

四半期連結貸借対照表について

同社の四半期連結貸借対照表は安定した財務基盤を示しています。

資産の部

資産合計は453億73百万円で、前期末から13億70百万円増加しています。主な増加要因は、未成工事支出金の増加9億32百万円、受取手形・完成工事未収入金等の増加8億65百万円などです。

負債の部

負債合計は210億26百万円で、前期末から12億3百万円増加しています。主な増加要因は、支払手形・工事未払金等の増加11億8百万円、ファクタリング未払金の増加6億43百万円などです。

純資産の部

純資産合計は243億47百万円で、前期末から1億67百万円増加しています。利益剰余金が1億67百万円増加したことが主な要因です。

ROAとROE

ROA(総資産利益率)は過去3年間で4%前後で推移しており、ROE(自己資本利益率)は4%前後で推移しています。各指標は、業界平均と比べても高水準にあり、企業収益性の高さが窺えます。

キャッシュフロー

同社のキャッシュフローは、営業活動によるキャッシュフローがプラスで推移しており、財務的な健全性は高いと評価できます。一方で、有形固定資産の取得などによる投資活動によるキャッシュフローがマイナスになっているため、投資資金の確保には注意が必要です。

配当の支払額

株主への利益還元としての配当金は、前期は1株当たり26円の配当を実施しました。また、直近の第1四半期では1株当たり21円の期末配当を決定しており、高水準の配当を行っていることが分かります。

今後の展望

今後も新築住宅市場の低迷が続くことが予想されますが、リフォーム需要の取り込みや、大型物件事業の拡大に注力することで、安定した業績の維持が期待されます。また、コスト管理の徹底により、収益性の向上にも取り組む方針です。さらなる企業価値の向上に向けて、積極的な事業展開が期待されます。

編集部のまとめ

株式会社アイナボホールディングスは、住宅設備機器や建材の販売・施工を主力事業とする企業です。第1四半期の業績は増収増益と好調で、高い収益性を維持しています。今後の市場環境が不透明な中でも、新事業展開や収益管理の強化により、引き続き安定した成長が期待できる企業だといえるでしょう。

株式会社アイナボホールディングスの決算日や配当についてまとめました。

株式会社アイナボホールディングスの決算日は9月30日で、年4回の四半期決算を行っています。直近の第1四半期では、1株当たり21円の期末配当を実施しており、株主への積極的な利益還元が特徴的です。今後も安定した収益基盤と配当の維持が期待される企業です。

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