エバラ食品工業株式会社の第66期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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エバラ食品工業株式会社の2023年3月期第3四半期決算が発表されました。食品メーカーとして知られる同社の2023年度の経営状況をご紹介します。

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企業情報

企業名: エバラ食品工業株式会社
証券コード: 28190
決算期: 3月期

エバラ食品工業株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

エバラ食品工業株式会社の決算日は3月31日で、決算発表は第1四半期は8月頃、第2四半期は11月頃、第3四半期は2月頃、本決算は6月頃に行われます。

主な事業

エバラ食品工業株式会社は調味料や惣菜、スープなどの製造・販売を行う食品メーカーです。 家庭用商品と業務用商品の2つの主力事業を展開しており、調味料では「やきとりのたれ」「すき焼のたれ」などの人気商品を販売しています。 また、物流事業や広告宣伝事業、人材派遣事業なども手がけています。

今期の業績と利益率は?

2023年3月期第3四半期の業績は、売上高351億28百万円営業利益27億61百万円経常利益29億27百万円親会社株主に帰属する四半期純利益19億84百万円となりました。 利益率は、営業利益率7.9%経常利益率8.3%四半期純利益率5.6%と堅調な業績を維持しています。

売上・利益の推移

エバラ食品工業の売上高は、2022年3月期は435億19百万円、2023年3月期第3四半期は351億28百万円と堅調に推移しています。 利益面では、2022年3月期の営業利益は41億23百万円、2023年3月期第3四半期は27億61百万円と一部減少しているものの、全体として安定した業績を維持しています。

四半期連結貸借対照表について

2023年12月末時点の四半期連結貸借対照表では、総資産が479億26百万円と前期末比11.1%増加しています。 流動資産は306億51百万円、固定資産は172億75百万円となっています。

資産の部

資産の部では、現金及び預金が122億72百万円受取手形及び売掛金が140億92百万円と前期末比で増加しています。 この他、有形固定資産が122億66百万円と大きな割合を占めています。

負債の部

負債の部では、支払手形及び買掛金が61億16百万円長期借入金が46億58百万円となっています。 前期末比で負債は全体として22.3%増加しています。

純資産の部

純資産の部では、利益剰余金が302億92百万円自己資本比率が68.8%と健全な財務体質を維持しています。

ROAとROE

ROAは前期の6.9%から当第3四半期は6.3%、ROEは前期の7.0%から当第3四半期は6.0%と若干低下しています。 これは原材料価格高騰の影響により利益率が低下したことが要因です。 しかし、健全な財務体質を維持しており、今後の回復が期待できます。

キャッシュフロー

2023年3月期第3四半期のキャッシュ・フローは、営業活動によるキャッシュ・フローが26億6百万円の支出、投資活動によるキャッシュ・フローが35億50百万円の支出、財務活動によるキャッシュ・フローが2億77百万円の支出となっています。 期末の現金及び現金同等物は112億72百万円と前期末比63億18百万円減少しました。

配当の支払額

2023年3月期の年間配当金は1株当たり40円を予定しており、第2四半期末と期末に各20円ずつの配当を実施する予定です。 この配当水準は前期実績と同水準で、株主還元の維持に努めています。

今後の展望

エバラ食品工業は中期経営計画「Unique 2023」の最終年度を迎え、コア事業の収益強化と戦略事業の基盤確立に取り組んでいます。 原材料価格高騰への対応などが課題ではありますが、柔軟なモノづくりと消費者ニーズに応えた商品開発で、さらなる成長が期待できます。

編集部のまとめ

エバラ食品工業は調味料や惣菜などの食品事業を主力とする企業で、2023年3月期第3四半期も堅調な業績を維持しています。 資産面でも健全な財務体質を維持しており、今後の成長が期待できる企業です。 消費者ニーズの変化に柔軟に対応しながら、引き続き収益力の向上に取り組んでいくことが重要でしょう。

エバラ食品工業株式会社の決算日や配当についてまとめました。

エバラ食品工業株式会社の決算日は3月31日で、年間配当金は1株当たり40円を予定しています。 業績は堅調に推移しており、安定した株主還元を行っています。今後も持続的な成長が期待できる企業といえるでしょう。

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