株式会社コロプラは、スマートフォンゲームの開発・運営を主軸とするエンターテインメント企業です。2023年12月期第1四半期の決算報告によると、売上高は5,629百万円と前年同期比で20.8%減となりましたが、人気IPタイトルの好調や投資事業からの収益により、営業損失を最小限に抑えることができました。今後は既存タイトルの運用強化や新作タイトルの開発に注力し、収益力の向上を図っていきます。
企業情報
企業名: 株式会社コロプラ
証券コード: 36680
決算期: 2023年9月30日
株式会社コロプラの決算日・決算時期(スケジュール)は?
株式会社コロプラの決算期は9月末日となっています。四半期決算は12月31日、3月31日、6月30日、9月30日の年4回行われています。
主な事業
株式会社コロプラは、エンターテインメント事業とし主にスマートフォンゲームの開発・運営を行っています。人気IPを活用したゲームタイトルを展開しており、ユーザーとのエンゲージメントを高めるためのサービス運営に力を入れています。また、投資育成事業では、国内外の IT関連・エンターテインメント企業等への投資を行っています。
今期の業績と利益率は?
2023年12月期第1四半期の決算では、売上高が5,629百万円と前年同期比で20.8%減となりました。しかし、人気IPタイトルの好調や投資事業からの収益により、営業損失を最小限に抑えることができました。今後は既存タイトルの運用強化や新作タイトルの開発により、収益力の向上を目指します。
売上・利益の推移
株式会社コロプラの売上高は2022年9月期に30,926百万円と好調でしたが、2023年12月期第1四半期は5,629百万円と前年同期比20.8%減となりました。一方で、経常利益は2022年9月期に3,276百万円と大幅な黒字を計上しましたが、2023年12月期第1四半期は461百万円の経常損失となっています。今後の成長に向けて、既存タイトルの運用強化と新作タイトルの開発に取り組んでいきます。
四半期連結貸借対照表について
株式会社コロプラの2023年12月期第1四半期末の四半期連結貸借対照表では、総資産が77,567百万円と前連結会計年度末比4,127百万円減少しています。これは主に、現金及び預金と売掛金及び契約資産が減少したことによるものです。一方で、負債合計は4,822百万円と前連結会計年度末比637百万円減少しており、純資産は72,745百万円となっています。
資産の部
資産の部では、流動資産が70,472百万円と前連結会計年度末比4,417百万円減少しています。また、固定資産は7,095百万円と290百万円増加しています。
負債の部
負債の部では、流動負債が3,864百万円と前連結会計年度末比463百万円減少し、固定負債が958百万円と174百万円減少しています。
純資産の部
純資産の部では、純資産合計が72,745百万円と前連結会計年度末比3,489百万円減少しています。これは主に、配当金の支払いに伴い利益剰余金が減少したためです。
ROAとROE
株式会社コロプラのROA(総資産利益率)とROE(自己資本利益率)については、2022年9月期のROAは4.2%、ROEは2.5%となっています。一方、2023年12月期第1四半期では、営業損失の計上によりROAとROEがマイナスとなっています。今後は、既存タイトルの運用強化や新作タイトルの開発による収益力の向上により、ROAやROEの改善が期待されます。
キャッシュフロー
株式会社コロプラの2023年12月期第1四半期のキャッシュフローについては、営業活動によるキャッシュ・フローがマイナスとなっています。これは主に、税金等の支払いなどによる運転資金の減少によるものです。一方で、投資活動によるキャッシュ・フローは概ね横ばいとなっています。今後は、収益力の向上により営業キャッシュ・フローの改善が期待されます。
配当の支払額
株式会社コロプラは、年間配当金を1株につき20円と安定して配当を行っています。2023年12月期第1四半期においても、20円の配当が実施されました。株主還元の充実は同社の経営方針の一つであり、今後も安定した配当が期待できます。
今後の展望
株式会社コロプラは、既存タイトルの運用強化と新作タイトルの開発に注力し、収益力の向上を目指しています。人気IPを活用したゲームタイトルを展開し、ユーザーとのエンゲージメントを高めることで、売上と利益の持続的な成長を図ります。また、投資事業からの収益も期待できることから、総合的な業績の改善が期待されます。
編集部のまとめ
株式会社コロプラは、スマートフォンゲームの開発・運営を主軸とするエンターテインメント企業です。2023年12月期第1四半期の決算では、売上高は前年同期比で20.8%減となりましたが、人気IPタイトルの好調や投資事業からの収益により、営業損失を最小限に抑えることができました。今後は既存タイトルの運用強化と新作タイトルの開発に注力し、収益力の向上を目指します。同社は安定した配当政策を堅持しており、株主還元の充実にも力を入れています。今後の業績回復が期待されます。
株式会社コロプラの決算日や配当についてまとめました。
株式会社コロプラの決算期は9月末日で、四半期決算は12月31日、3月31日、6月30日、9月30日の年4回行われています。2023年12月期第1四半期の決算では、売上高は5,629百万円と前年同期比で20.8%減となりましたが、人気IPタイトルの好調や投資事業からの収益により、営業損失を最小限に抑えることができました。また、同社は年間配当金を1株につき20円と安定して配当を行っています。今後は、既存タイトルの運用強化と新作タイトルの開発により、収益力の向上を目指します。