こんにちは。株式会社メイホーホールディングスの最新の決算報告をご紹介します。同社は建設関連サービス事業、人材関連サービス事業、建設事業、介護事業を展開する企業です。今期の業績は前期比大幅増収となり、各事業が好調に推移しているようですね。特に建設事業やグループ子会社の売上増加が寄与しています。今後も業容拡大に向けた M&A などを積極的に進め、さらなる成長が期待されます。
企業情報
企業名: 株式会社メイホーホールディングス
証券コード: 73690
決算期: 2023年6月期
株式会社メイホーホールディングスの決算日・決算時期(スケジュール)は?
株式会社メイホーホールディングスの決算日は6月30日です。そのため、第2四半期の決算は2023年12月31日時点での決算となっています。
主な事業
株式会社メイホーホールディングスは、建設関連サービス事業、人材関連サービス事業、建設事業、介護事業の4つの事業を展開しています。建設関連サービスでは設計や測量、人材派遣では建設業界への技術者派遣、建設事業では土木工事や建築工事、介護事業では有料老人ホームの運営などを手掛けています。グループ会社の拡大も積極的に進めており、今後の事業展開が期待されます。
今期の業績と利益率は?
当第2四半期の連結業績は、売上高4,383,009千円(前年同期比29.4%増)、営業損失13,820千円(前年同期は営業利益166,222千円)、経常損失96,022千円(前年同期は経常利益169,313千円)、親会社株主に帰属する四半期純損失174,331千円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純利益81,185千円)となりました。売上高は大幅に増加しましたが、M&Aに伴う一時費用の発生などにより利益が減少しています。
売上・利益の推移
株式会社メイホーホールディングスの売上高と営業利益の推移を見ると、2023年6月期に大幅な増収増益となり、その勢いは第2四半期でも継続しています。各事業が好調な中、グループ会社の拡大も寄与していると考えられます。今後も事業の拡大とコスト管理の両立が課題になるでしょう。
四半期連結貸借対照表について
株式会社メイホーホールディングスの2023年12月31日時点の四半期連結貸借対照表を見ると、資産合計は7,717,996千円となり、前期末比で大幅に増加しています。これは主に子会社の株式取得によりのれんが増加したためです。負債は5,763,845千円と増加し、自己資本比率は25.3%となっています。
資産の部
資産の部では、流動資産が3,998,286千円、固定資産が3,719,711千円となっています。受取手形や売掛金などの売上債権が大幅に増加したほか、のれんが1,830,212千円増加しています。
負債の部
負債の部では、流動負債が2,494,173千円、固定負債が3,269,672千円となっています。支払手形や買掛金、長期借入金が大幅に増加しています。
純資産の部
純資産の部では、1,954,151千円となっています。四半期純損失174,331千円を計上したものの、為替換算調整勘定の増加により、自己資本比率は25.3%となっています。
ROAとROE
ROA(総資産利益率)は当期2.6%、ROE(自己資本利益率)は当期-8.9%となっています。これらの指標は前期に比べ大幅に低下しています。これは、M&Aに伴う一時費用の発生や、売上の拡大に比べて利益の伸びが小さかったことが要因と考えられます。今後は事業の効率化やコスト管理の強化など、収益性の向上に取り組む必要がありそうです。
キャッシュフロー
当第2四半期連結累計期間のキャッシュ・フローは、営業活動によるキャッシュ・フローが1,095,032千円の減少、投資活動によるキャッシュ・フローが1,685,737千円の減少、財務活動によるキャッシュ・フローが2,097,402千円の増加となっています。これは主に、子会社株式取得による支出が大きかったことによるものです。今後の積極的な M&A に備え、キャッシュ管理を強化していく必要があるでしょう。
配当の支払額
株式会社メイホーホールディングスは、当第2四半期連結累計期間において配当の支払いは行っていません。成長投資に注力している状況かと思われます。株主還元については、今後の業績動向を踏まえて検討されるものと考えられます。
今後の展望
株式会社メイホーホールディングスは、グループ経営基盤の強化、グループネットワークの拡大に取り組んでおり、M&Aを積極的に推進しています。建設関連事業や建設事業では、公共投資が底堅く推移しており、また、人材派遣事業では 主要顧客の建設業界での需要が高まっているなど、好材料が見られます。こうした中、更なる事業拡大や収益力向上に期待が高まっています。
編集部のまとめ
株式会社メイホーホールディングスの第2四半期決算は、売上高が大幅に増加しましたが、M&Aに伴う一時費用の発生などにより利益は減少しました。しかし、各事業が好調に推移しており、グループ会社の拡大も寄与しています。今後も事業拡大に向けてM&Aを積極的に進めていく方針のようです。収益性の向上やキャッシュ管理の強化が課題となりそうですが、中長期的な成長が期待できる企業といえるでしょう。
株式会社メイホーホールディングスの決算日や配当についてまとめました。
株式会社メイホーホールディングスの決算日は6月30日で、第2四半期決算は2023年12月31日時点での決算となっています。また、当第2四半期では配当の支払いは行っていません。今後の業績動向を見ながら、株主還元策についても検討されることでしょう。