株式会社ヒガシマルの第45期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

株式会社ヒガシマルの四半期決算報告書が公開されました。売上高は10,183百万円と前年同期比10.1%増となり、経常利益は179百万円と4.5%の増加となりました。セグメント別では、水産事業が売上高5,977百万円、営業利益434百万円と好調に推移しています。一方、食品事業は売上高4,205百万円、営業損失34百万円と厳しい状況が続いています。

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企業情報

企業名: 株式会社ヒガシマル
証券コード: 20580
決算期: 2023年3月31日

株式会社ヒガシマルの決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社ヒガシマルの決算日は3月31日で、四半期決算は6月30日、9月30日、12月31日、3月31日の年4回行われます。

主な事業

株式会社ヒガシマルは、水産事業と食品事業を展開しています。水産事業では、養殖用飼料の製造・販売、水産物の養殖・加工・販売などを行っています。食品事業では、即席麺やカレールー、穀粉などの製造・販売を行っています。鹿児島県を拠点に全国に事業を展開しており、水産や食品分野での強みを持っています。

今期の業績と利益率は?

2023年12月期第3四半期の連結業績は、売上高10,183百万円経常利益179百万円と増収増益となりました。売上高は前年同期比10.1%増、経常利益は4.5%増と堅調に推移しています。一方、親会社株主に帰属する四半期純利益は41百万円と56.9%減となりました。

売上・利益の推移

近年の売上高は2022年3月期14,367百万円2023年3月期11,724百万円と推移しています。経常利益は2022年3月期98百万円2023年3月期179百万円と増加傾向にあります。売上高が減少傾向にあるものの、コストダウンやマーケット対応などの経営努力により利益率の改善が続いています。

四半期連結貸借対照表について

2023年12月31日時点の四半期連結貸借対照表では、総資産が16,150百万円と前期末比増加しています。主な増加要因は、現金及び預金が増加したことや、受取手形及び売掛金が増加したことなどです。

資産の部

流動資産は8,165百万円で、前期末比増加しています。固定資産は7,985百万円です。主な資産は、建物及び構築物2,348百万円、土地2,222百万円などです。

負債の部

負債合計は10,767百万円で、前期末比増加しています。主な負債は、買掛金1,279百万円、短期借入金4,014百万円、長期借入金2,575百万円などです。

純資産の部

純資産合計は5,383百万円で、前期末比増加しています。主な内訳は、資本金603百万円、利益剰余金4,820百万円、その他有価証券評価差額金403百万円などです。

ROAとROE

2023年3月期のROA(総資産経常利益率)は0.7%、ROE(自己資本当期純利益率)は-1.4%となっています。ROAは経常利益の水準が改善したため上昇傾向にあり、ROEは当期純損失となったため低下しています。今後はコスト削減とともに収益力の向上に取り組み、ROAの改善を目指していく方針です。

キャッシュフロー

2023年3月期のキャッシュ・フローは、営業活動によるキャッシュ・フローが430百万円のプラス、投資活動によるキャッシュ・フローが-510百万円のマイナス、財務活動によるキャッシュ・フローが95百万円のプラスとなりました。全体としてはプラスのキャッシュ・フローを確保できており、財務基盤は安定しています。

配当の支払額

2023年3月期の年間配当金は1株当たり9円で、配当性向は-です。安定的な配当を続けていく方針で、今後の業績推移を見ながら適切な配当を行っていく予定です。

今後の展望

世界情勢の不確定要因は残りますが、国内の個人消費やインバウンド需要の回復基調が続くことが期待されます。水産事業では、主要原料や燃料の高騰など、コスト上昇に的確に対応し、収益確保を図っていきます。食品事業では、価格改定の効果を最大限引き出すとともに、新製品の投入などによる売上拡大に努めます。全社的にコストダウンと生産性向上策にも取り組み、中期的な収益力の強化を目指します。

編集部のまとめ

株式会社ヒガシマルは、水産事業と食品事業を柱とした総合食品メーカーです。当期は売上高、経常利益ともに増加し、堅調な業績を残しました。一方で、原材料価格の高騰や円安の影響などで費用面でのリスクも高まっています。今後は、販売価格の改定、生産性向上、新製品開発などにより収益力の強化を図り、安定的な業績拡大を目指します。同社の中長期的な成長に期待が高まります。

株式会社ヒガシマルの決算日や配当についてまとめました。

株式会社ヒガシマルの決算日は3月31日で、年4回の四半期決算を実施しています。2023年3月期の年間配当金は1株当たり9円で、今後も安定配当を続けていく方針です。業績の回復に伴い、適切な水準での配当の実施が期待されます。

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