日本トムソン株式会社の第75期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

日本トムソン株式会社の最新の四半期決算が発表されました。このたび同社の業績や財務状況をご紹介いたします。同社は優れた機械部品の製造・販売を主力事業としており、国内外のさまざまな産業で活躍されています。

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企業情報

企業名: 日本トムソン株式会社
証券コード: E01631
決算期: 3月31日

日本トムソン株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

日本トムソン株式会社の決算期は3月31日です。四半期決算は6月30日、9月30日、12月31日、3月31日の年4回行われます。本決算は6月の株主総会で承認されます。

主な事業

日本トムソン株式会社は、軸受等諸機械部品の製造・販売を主な事業としています。主力製品の針状ころ軸受は、精密機械や工作機械、半導体製造装置などの幅広い産業で活用されており、同社の高い技術力が評価されています。

今期の業績と利益率は?

当第3四半期連結累計期間の売上高は42,139百万円と前年同期比で19.2%の減少となりました。一方、営業利益は3,035百万円、経常利益は3,888百万円と、それぞれ59.5%53.1%の減益となりました。

売上・利益の推移

過去3年間の売上高と利益の推移をみると、2022年3月期は68,260百万円の売上高と10,479百万円の経常利益を計上しましたが、2023年3月期第3四半期までは経済環境の変化から減収・減益となっています。今後の業績回復に期待がかかっています。

四半期連結貸借対照表について

当第3四半期連結会計期間末の総資産は118,427百万円と、前連結会計年度末に比べて4,079百万円増加しました。この主な要因は、現金及び預金の増加や棚卸資産の増加などによるものです。

資産の部

流動資産は78,388百万円と前連結会計年度末より1,763百万円増加しました。固定資産は40,038百万円と前連結会計年度末より2,315百万円増加しています。

負債の部

負債合計は43,895百万円と前連結会計年度末より1,210百万円増加しました。これは主に、短期借入金と長期借入金の増加によるものです。

純資産の部

純資産合計は74,532百万円と前連結会計年度末より2,869百万円増加しました。この要因は、その他有価証券評価差額金や為替換算調整勘定の増加などによるものです。

ROAとROE

同社の収益性を示す指標であるROA(総資産経常利益率)は当期第3四半期で3.3%となり、前期末から4.1ポイントの低下となりました。また、ROE(自己資本利益率)は4.1%と前期末から6.0ポイントの低下となっています。収益力の悪化が続いており、今後の業績回復が注目されます。

キャッシュフロー

当第3四半期の営業活動によるキャッシュ・フローは6,013百万円の収入、投資活動によるキャッシュ・フローは3,440百万円の支出、財務活動によるキャッシュ・フローは1,220百万円の支出となりました。全体としては現金及び現金同等物が1,409百万円増加しています。

配当の支払額

日本トムソン株式会社は、株主に対する利益還元を重視しており、安定した配当を行うことを基本方針としています。当期の年間配当金は19.50円を予定しており、現時点での配当利回りは約2.4%となっています。

今後の展望

経済環境の不透明感が続く中、日本トムソン株式会社は「IKO中期経営計画2023 〜深化・挑戦・変革〜」に掲げる施策を推進し、中長期視点での成長と安定的な利益確保を目指しています。今後の業績回復と持続的な成長に注目が集まっています。

編集部のまとめ

日本トムソン株式会社は、これまで培ってきた高い技術力と製品開発力を活かし、幅広い産業分野で活躍してきました。しかし、直近の業績はやや不振が続いています。今後は中期経営計画の着実な実行により、収益力の回復と持続的な成長を果たすことが期待されます。安定配当を続けており、投資家から支持を得ています。今後の動向に注目です。

日本トムソン株式会社の決算日や配当についてまとめました。

日本トムソン株式会社の決算日は3月31日で、年4回の四半期決算を行っています。同社は安定した配当を重視しており、当期の年間配当金は1株当たり19.50円を予定しています。投資家の関心も高く、今後の業績回復と成長に期待が寄せられています。

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