株式会社フジタコーポレーションの2023年12月期第3四半期決算が発表されました。当社は、飲食店やペット用品販売を手掛ける総合食品企業です。新型コロナウイルス感染症の収束で経済活動が正常化に向かう中、同社は自社ブランド商品の開発や新規事業への取り組みを進め、緩やかな業績回復を遂げています。
企業情報
企業名: 株式会社フジタコーポレーション
証券コード: 33700
決算期: 3月期
株式会社フジタコーポレーションの決算日・決算時期(スケジュール)は?
株式会社フジタコーポレーションは3月31日を決算日とする企業です。第3四半期(10月-12月)の決算は2月13日に発表されました。
主な事業
株式会社フジタコーポレーションは、飲食店舗の運営とペット用品の販売を主要な事業としています。最近では、自社ブランドのフードプロダクト事業にも注力しており、チーズやハムなどの製造・加工・販売を行っています。さらに、2023年2月には酪農事業にも参入するなど、事業領域の拡大に取り組んでいます。
今期の業績と利益率は?
2023年12月期第3四半期の売上高は3,423,337千円、営業利益は79,590千円、経常利益は89,878千円、親会社株主に帰属する四半期純利益は46,141千円となりました。前年同期比での比較はできませんが、緩やかな業績回復基調にあります。
売上・利益の推移
同社は前連結会計年度末より連結財務諸表を作成しており、第1四半期連結会計期間から四半期連結財務諸表を作成しています。そのため、前年同期との比較分析は行っていませんが、今期第3四半期の売上高は3,423,337千円、営業利益は79,590千円と、前期に比べ改善傾向にあります。今後も自社ブランド商品の販売強化やコスト削減に取り組み、さらなる業績向上を目指していきます。
四半期連結貸借対照表について
同社の2023年12月期第3四半期末の四半期連結貸借対照表を見ると、総資産は2,879,125千円となっています。前期末比で105,327千円減少しています。
資産の部
流動資産は905,744千円で、前期末比7,867千円減少しています。固定資産は1,973,381千円で、前期末比97,460千円減少しています。
負債の部
流動負債は766,712千円で、前期末比100,200千円増加しています。固定負債は1,980,418千円で、前期末比253,723千円減少しています。
純資産の部
純資産合計は131,994千円で、前期末比48,195千円増加しています。自己資本比率は4.6%となっています。
ROAとROE
同社のROA(総資産利益率)は第3四半期時点で1.6%となっています。また、ROE(自己資本利益率)は35.0%となっています。前期に比べ、収益性が改善傾向にあるものの、依然として低水準にあります。今後は、既存事業の収益基盤強化や新規事業の立ち上げを進め、収益性の向上につなげていく必要がありそうです。
キャッシュフロー
第3四半期連結会計期間におけるキャッシュ・フローの状況については、四半期連結キャッシュ・フロー計算書が作成されていないため開示されていません。ただし、手元の現金及び預金が前期末比で94,475千円減少しています。財務体質の改善に向けた取り組みを継続的に進めていく必要があると考えられます。
配当の支払額
株式会社フジタコーポレーションは、第3四半期連結累計期間において配当を行っていません。今後の業績動向や財務体質の改善状況を見極めながら、配当政策を検討していくものと思われます。
今後の展望
株式会社フジタコーポレーションは、経営改善計画に基づき、不採算店舗の整理や新規出店、ブランドの強化に取り組んでいます。また、フランチャイズ事業の拡大や「食」に関連する新規事業への参入など、収益の多様化にも努めています。今後は、これらの施策が順調に進めば、さらなる業績向上が期待できると考えられます。
編集部のまとめ
株式会社フジタコーポレーションの2023年12月期第3四半期決算は、飲食・製造・農畜産の各事業セグメントで改善傾向にあり、徐々に業績が回復してきています。今後は、フランチャイズ事業の拡大や新規事業への参入など、さらなる収益の多様化を図っていくことが重要になってきそうです。同社の今後の動向に注目です。
株式会社フジタコーポレーションの決算日や配当についてまとめました。
株式会社フジタコーポレーションの決算日は3月31日です。第3四半期(10月-12月期)の決算は2月13日に発表されました。配当については、第3四半期時点では行っておらず、今後の業績動向を見ながら検討していく方針のようです。