竹田iPホールディングス株式会社の第86期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

竹田iPホールディングス株式会社の最新の決算報告書が公開されました。当社は2023年4月1日に持株会社体制に移行し、新たなブランド「竹田iPホールディングス」としてスタートしました。この決算報告では、事業構造改革を進めながら、強固な収益基盤の構築を目指している様子がわかります。

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企業情報

企業名: 竹田iPホールディングス株式会社
証券コード: 78750
決算期: 2023年3月期

竹田iPホールディングス株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

竹田iPホールディングス株式会社の決算期は3月期となっています。つまり、毎年3月31日が決算日で、4月1日から翌年3月31日までが1会計年度となります。

主な事業

竹田iPホールディングス株式会社は、印刷事業、物販事業、半導体関連マスク事業、不動産賃貸事業の4つの事業セグメントを持つ企業です。これらの事業を通じて、顧客企業の課題解決をワンストップで支援するソリューション提供を目指しています。特に近年注目されている半導体関連マスク事業は、主力事業の一つとなっています。

今期の業績と利益率は?

当第3四半期連結累計期間の売上高は233億52百万円で、前年同期比2.8%の減収となりました。一方で、営業利益は6億30百万円、経常利益は7億38百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は6億45百万円と、各利益段階で減益となっています。利益率については、営業利益率は2.7%と前年同期比0.4ポイント減少しています。

売上・利益の推移

直近3年間の売上高は32,944百万円→23,352百万円→23,352百万円と減少傾向にあります。一方で、経常利益は1,061百万円→738百万円→738百万円と推移しています。この背景には、印刷市場の縮小や原材料価格高騰などの厳しい経営環境がある一方で、半導体関連マスク事業の成長などが挙げられます。

四半期連結貸借対照表について

当第3四半期連結会計期間末の総資産は30,722百万円で、前連結会計年度末比で829百万円の増加となりました。また、負債は13,995百万円と75百万円減少し、純資産は16,726百万円と905百万円増加しました。自己資本比率は54.0%と、健全な財務体質を維持しています。

資産の部

資産の部では、現金及び預金が6,938百万円と増加しました。一方で、受取手形及び売掛金が6,722百万円と減少しています。固定資産は、建設仮勘定の増加などにより14,839百万円となりました。

負債の部

負債の部では、電子記録債務が3,486百万円と増加した一方で、支払手形及び買掛金が2,360百万円と減少しています。また、長期借入金は846百万円となりました。

純資産の部

純資産の部では、利益剰余金が11,819百万円と増加しました。その他有価証券評価差額金も1,084百万円と大幅に増加しています。これにより、自己資本比率は54.0%と、健全な水準を維持しました。

ROAとROE

ROA(総資産利益率)は前年同期比0.4ポイント低下の2.4%、ROE(自己資本利益率)は前年同期比1.1ポイント低下の3.9%となっています。これは、厳しい経営環境の中で、売上減少や利益率の低下が影響したためと考えられます。今後は、事業構造改革を通じて収益性の向上を目指していく必要があるでしょう。

キャッシュフロー

詳細なキャッシュフロー計算書は開示されていませんが、四半期連結貸借対照表から、現金及び預金が6,938百万円と前期末比745百万円増加していることがわかります。これは、営業活動によるキャッシュ・フローの増加が寄与したと考えられます。今後も、健全な財務体質を維持しながら、成長投資に活用していくことが期待されます。

配当の支払額

当第3四半期連結累計期間では、1株当たり配当金が年間24円(うち特別配当4円)と、前期より4円増配されました。安定的な配当を継続するとともに、成長投資にも資金を充当する方針のようです。株主還元にも注力しながら、企業価値向上に取り組んでいます。

今後の展望

竹田iPホールディングス株式会社は、持株会社体制への移行を通じて、グループ全体最適とシナジーの最大化を図り、さらなる成長加速と事業拡大による強固な収益基盤の構築を目指しています。特に半導体関連マスク事業の充実やDX(デジタルトランスフォーメーション)への対応など、事業構造改革に注力していくことが期待されます。

編集部のまとめ

この決算報告からは、竹田iPホールディングス株式会社が、持株会社体制への移行を機に、事業構造改革に取り組み、収益力の向上と事業の拡大を目指していることがわかります。厳しい経営環境に直面している一方で、安定的な配当の継続や健全な財務体質の維持にも努めており、中長期的な企業価値向上に注力していく姿勢が感じられます。今後の更なる成長が期待できる企業だと言えるでしょう。

竹田iPホールディングス株式会社の決算日や配当についてまとめました。

竹田iPホールディングス株式会社の決算期は3月期で、毎年3月31日が決算日となっています。また、当期は1株当たり配当金が年間24円(うち特別配当4円)と、前期より4円の増配となりました。株主還元にも注力しながら、事業構造改革を通じた企業価値向上に取り組んでいる様子がうかがえます。

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