株式会社キャンディルの第11期第1四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

こんにちは。今回は建設関連の企業、株式会社キャンディルの四半期決算報告書をご紹介します。同社は2023年10月1日から12月31日までの第1四半期の決算を発表しました。売上高3,214,831千円と前年同期比で106.3%と好調な業績となっています。一方で、人件費や営業コストの増加もあり、営業利益64,362千円経常利益64,761千円親会社株主に帰属する四半期純利益19,037千円と利益面では前年同期から減少しています。

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企業情報

企業名: 株式会社キャンディル
証券コード: E34095
決算期: 9月

株式会社キャンディルの決算日・決算時期(スケジュール)は?

同社の決算日は9月30日で、四半期決算は12月31日(第1四半期)、3月31日(第2四半期)、6月30日(第3四半期)、9月30日(第4四半期)に行われます。

主な事業

同社は建築サービス関連事業を主力としています。具体的には、リペアサービス(戸建て・集合住宅の修繕)、住環境向け建築サービス(定期点検、小型修繕、各種施工)、商環境向け建築サービス(商業施設の内装工事、家具組立)、商材販売(リペア材料、メンテナンス用品の販売)などを行っています。コロナ禍からの回復も見られ、建築関連需要が高水準で推移しており、同社の業績にも好影響が出ています。

今期の業績と利益率は?

同社の当第1四半期の業績は、売上高3,214,831千円営業利益64,362千円経常利益64,761千円親会社株主に帰属する四半期純利益19,037千円となりました。売上高は前年同期比で106.3%と好調ですが、人件費や営業コストの増加により各段階利益は減少しています。

売上・利益の推移

同社の過去3年間の売上高は2022年9月期12,309,603千円2023年9月期(前期)12,401,603千円と堅調に推移しています。一方、利益面では人件費や原材料高騰の影響を受け、2022年9月期の経常利益が569,890千円に対し、2023年9月期(前期)は469,890千円と減益となりました。今後も厳しい経営環境が続くことが予想されますが、同社は顧客ニーズに合わせたサービス拡充に注力しています。

四半期連結貸借対照表について

同社の四半期連結貸借対照表を見ると、2023年12月期末の総資産は6,030,014千円となっています。前期末比では195,214千円減少していますが、自己資本比率は44.7%と健全な財務体質を維持しています。

資産の部

流動資産は3,535,723千円で、前期末比126,567千円減少しています。固定資産は2,494,291千円で、前期末比68,647千円減少しています。資産全体では減少傾向にあります。

負債の部

流動負債は2,743,033千円と前期末比39,447千円減少しました。固定負債は589,472千円と前期末比147,189千円減少しています。総負債は3,332,505千円と前期末比186,636千円減少しています。

純資産の部

純資産合計は2,697,508千円と前期末比8,578千円減少しています。自己資本比率は44.7%と前期末比1.2ポイント上昇しています。

ROAとROE

同社の直近の経営指標をみると、ROA(総資産経常利益率)は2.4%ROE(自己資本当期純利益率)は0.7%となっています。ROAはやや低めですが、ROEも改善の余地があります。今後は高収益体質への転換が課題となるでしょう。

キャッシュフロー

同社のキャッシュフローについては、前年同期比で営業キャッシュフローが減少しています。これは主に利益の減少と法人税の支払増加によるものです。一方で、投資キャッシュフローおよび財務キャッシュフローはともに改善しています。長期的に見れば、キャッシュ創出力は健全な水準を維持しているといえます。

配当の支払額

同社の2023年12月期の期末配当は1株当たり3.00円を予定しています。前期と同額の配当を維持しており、株主還元に努めています。今後も安定的な配当政策を継続していくことが期待されます。

今後の展望

同社は人件費や原材料価格高騰の影響を受けていますが、顧客ニーズに合わせたサービスの拡充を進めていることから、中長期的には収益力の向上が見込めます。また、自己資本比率も44.7%と健全な財務体質を維持しており、今後の事業展開にも期待が持てます。同社の更なる発展に注目していきたいと思います。

編集部のまとめ

株式会社キャンディルは建築サービス関連事業を展開する企業で、今期の業績は売上は好調でしたが、人件費や原材料高騰の影響により利益は減少しています。一方で、自己資本比率は44.7%と健全な財務体質を維持しており、今後の事業展開に期待が持てます。同社は建物に「キャンディル」という価値を乗せる企業として、さらなる成長が期待されます。

株式会社キャンディルの決算日や配当についてまとめました。

株式会社キャンディルの決算日は9月30日で、四半期決算は12月31日、3月31日、6月30日、9月30日に行われています。また、2023年12月期の期末配当は1株当たり3.00円が予定されており、株主還元に努めています。今後も安定的な配当政策が期待されます。

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