BRUNO株式会社の最新決算報告が公開されました!売上高6,349百万円、営業利益34百万円と、前年同期に比べ売上は減少したものの、利益面では健闘した結果となりました。この決算の内容をご紹介していきますので、ぜひ詳細をチェックしてみてください。
企業情報
企業名: BRUNO株式会社
証券コード: 31400
決算期: 2023年6月30日
BRUNO株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?
BRUNO株式会社の決算は年2回、6月30日と12月31日に行われています。本決算は2023年12月期の第2四半期(7月1日~12月31日)の報告となります。
主な事業
BRUNO株式会社は、住関連ライフスタイル商品の製造・卸売と小売を主力事業としています。ライフスタイルブランド「BRUNO」の商品開発や販売、トラベルブランド「MILESTO」の商品展開など、暮らしに寄り添う幅広い商品ラインナップを取り扱っています。
今期の業績と利益率は?
今期の業績は、売上高6,349百万円、営業利益34百万円と前年同期に比べ売上は減少したものの利益面では健闘しました。原材料高騰などの影響はあったものの、インバウンド需要の回復やギフトカタログの好調などが奏功した結果となりました。
売上・利益の推移
BRUNO株式会社の売上高は、過去3年間では11,298百万円(2022年6月期)から6,349百万円(2023年12月期2Q)と減少傾向にあります。一方、利益面では、営業利益が215百万円(2022年6月期)から34百万円(2023年12月期2Q)へ減少したものの、引き続き黒字を確保しています。
四半期連結貸借対照表について
当第2四半期末の連結貸借対照表では、総資産11,147百万円、負債5,862百万円、純資産5,284百万円となっています。前期末と比べ、資産は増加、負債も増加し、純資産は減少しています。
資産の部
資産の部では、現金及び預金が1,611百万円、受取手形及び売掛金が2,001百万円、商品及び製品が2,888百万円となっています。前期末と比べ、流動資産が増加しています。
負債の部
負債の部では、支払手形及び買掛金が673百万円、短期借入金が1,272百万円、長期借入金が787百万円となっています。前期末と比べ、借入金が増加しています。
純資産の部
純資産の部では、資本金が1,509百万円、資本剰余金が1,818百万円、利益剰余金が2,038百万円となっています。前期末と比べ、利益剰余金が減少しています。
ROAとROE
BRUNO株式会社のROA(総資産利益率)は、2023年12月期2Qでマイナスとなっています。一方、ROE(自己資本利益率)は低下傾向にあり、2023年12月期2Qではマイナス2.6%となりました。主な理由としては、売上高の減少と原材料高騰などの影響による利益率の低下が挙げられます。
キャッシュフロー
当第2四半期のキャッシュフローは、営業活動によるキャッシュフローが87百万円の収入、投資活動によるキャッシュフローが1,143百万円の支出、財務活動によるキャッシュフローが425百万円の支出となりました。投資活動では、子会社株式取得などの支出が主な要因です。
配当の支払額
BRUNO株式会社は、年2回の配当を実施しています。2023年9月27日開催の定時株主総会において、1株当たり4円の期末配当が決議されました。この結果、年間配当は1株当たり8円となりました。
今後の展望
BRUNO株式会社は、中国でのEC販売拡大や、新規ブランド「ジャパンギャルズ」の統合効果などに期待が集まっています。また、海外展開の強化や新商品開発などにも注力し、更なる成長を目指していきます。今後の業績推移に注目が集まります。
編集部のまとめ
BRUNO株式会社の今回の決算は、インバウンド需要の回復などがプラスに働き、売上高は減少したものの利益面では健闘した結果となりました。今後の展望としては、中国でのEC販売拡大や新ブランドの取り込みが期待されます。BRUNO株式会社の今後の動向に注目していきたいと思います。
BRUNO株式会社の決算日や配当についてまとめました。
BRUNO株式会社の決算は年2回、6月30日と12月31日に行われています。直近の2023年12月期第2四半期の決算では、売上高6,349百万円、営業利益34百万円と前年同期に比べ減収となりましたが、利益面では健闘しました。
また、直近の年間配当は1株当たり8円と、前期から据え置きとなっています。今後の事業展開に注目が集まります。