はごろもフーズ株式会社の第95期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

はごろもフーズ株式会社の最新決算報告が発表されました。売上高は569億64百万円と前年同期比4.5%増加し、経常利益が26億53百万円と大幅な増益となりました。家庭用食品や業務用食品など、同社の主力事業が好調に推移した結果です。今後も「はごろも」ブランドの確立に注力し、お客様のニーズに応えた商品開発に取り組んでいく方針のようです。

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企業情報

企業名: はごろもフーズ株式会社
証券コード: E00508
決算期: 3月

はごろもフーズ株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

はごろもフーズ株式会社の決算期は3月31日です。当社は第95期第3四半期の決算報告を行っているため、今回の業績は2023年4月1日から2023年12月31日までの9ヶ月間のものとなっています。

主な事業

はごろもフーズ株式会社は、主に「缶詰」や「パスタ」、「デザート」などの食品製造・販売を行っている企業です。同社はツナ缶やエビ缶、コーンなど、さまざまなカテゴリーの缶詰製品を製造・販売しており、特に「シーチキンマイルド」が人気の高い製品となっています。また、パスタやソース、ギフト商品なども手掛けており、多角的な事業展開を行っています。

今期の業績と利益率は?

当第3四半期の業績は、売上高が569億64百万円と前年同期比4.5%の増収となりました。利益面では、経常利益が26億53百万円と前年同期の経常損失109百万円から大幅な増益に転じています。同社の主力製品が好調に推移したことや、価格改定の効果も寄与したことで、売上高と利益ともに改善されたようです。

売上・利益の推移

はごろもフーズ株式会社の売上高は、前期は704億52百万円でしたが、当第3四半期累計では569億64百万円と増収傾向にあります。一方で、利益面では前期が経常損失791百万円だったのに対し、当第3四半期は経常利益26億53百万円と大幅な改善を果たしています。今後も同社の主力製品を中心に業績拡大が期待できるでしょう。

四半期連結貸借対照表について

当第3四半期末の四半期連結貸借対照表を見ると、総資産は655億55百万円となっています。前期末比で48億99百万円の増加です。主な変動要因としては、受取手形や売掛金が増加したことなどが挙げられます。一方、負債合計は281億10百万円で、前期末比14億53百万円の増加となっています。

資産の部

資産の部では、流動資産が372億30百万円となっています。前期末比で30億92百万円の増加です。特に受取手形や売掛金が大幅に増加しました。一方で、商品及び製品やその他の流動資産が減少しています。固定資産は283億24百万円と前期末比28億6百万円の増加です。投資有価証券が大幅に増加しています。

負債の部

負債の部では、流動負債が216億58百万円となり、前期末比1億34百万円の増加となっています。未払金の減少があったものの、その他の流動負債が大きく増加しています。固定負債は64億51百万円で、前期末比13億19百万円の増加です。長期借入金などが増加しています。

純資産の部

純資産の部は374億44百万円となっており、前期末比34億45百万円の増加となっています。利益剰余金や、その他有価証券評価差額金が増加したことが主な要因です。自己資本比率は57.1%と高水準を維持しています。

ROAとROE

はごろもフーズ株式会社のROA(総資産利益率)は、前期が-1.3%でしたが、当第3四半期累計ではプラスに転じています。一方、ROE(自己資本利益率)は前期が-3.9%でしたが、当第3四半期累計では5.4%と大きく改善しています。売上高と利益の増加に加え、自己資本の積み上げが進んでいることから、収益性と資本効率の両面で改善傾向にあると言えるでしょう。

キャッシュフロー

当第3四半期の四半期連結キャッシュ・フロー計算書は開示されていませんが、前期の通期では営業CF17億56百万円、投資CF-16億76百万円、財務CF-10億1百万円となっています。営業活動によるキャッシュ・インフローが主力となっており、投資活動と財務活動で一定のキャッシュ・アウトフローが生じています。今後も安定したキャッシュ・フローの創出が期待されます。

配当の支払額

はごろもフーズ株式会社は、年2回の配当を行っています。中間配当は1株当たり25円、期末配当も1株当たり25円の計50円が予定されています。この結果、年間配当金は1株当たり50円となります。安定配当を維持しつつ、企業の成長投資にも活用していく方針のようです。

今後の展望

はごろもフーズ株式会社は、中期経営計画の重点課題である「はごろも」ブランドの確立に引き続き取り組んでいきます。健康志向や簡便性、利便性といった顧客ニーズに応えた新商品の投入を加速させ、ブランド価値の向上と販売拡大を目指します。また、原材料価格の高騰などに対しては、更なる製品価格の改定を進めることで収益性の確保にも努めていく予定です。今後も同社の安定した経営基盤をベースに、着実な成長が期待できそうです。

編集部のまとめ

はごろもフーズ株式会社の第95期第3四半期決算は、売上高、利益ともに前年同期を大幅に上回る好業績となりました。主力製品の好調やコスト改善など、同社の経営基盤が着実に強化されている様子がうかがえます。今後も「はごろも」ブランドの更なる浸透と、新商品投入による成長が期待されます。株主還元面でも安定配当を維持する方針ですので、同社の株式は長期的に注目すべき銘柄の一つと言えるでしょう。

はごろもフーズ株式会社の決算日や配当についてまとめました。

はごろもフーズ株式会社の決算期は3月31日で、年2回の配当(中間配当25円、期末配当25円)を実施しています。当期の年間配当金は1株当たり50円となる見通しです。同社は安定配当を維持しながら、「はごろも」ブランドの強化と新商品開発にも注力しており、今後の業績拡大に期待がかかっています。

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