日本基礎技術株式会社の第71期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
スポンサーリンク

弊サイトは各企業の決算情報を元に決算に関するまとめ情報をご紹介しております。
詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

日本基礎技術株式会社は、建設関連の企業として有名で、これまで長年にわたり業界をリードしてきました。今回の決算報告では、同社の財務状況が堅調に推移していることがわかりました。特に、売上高や営業利益が前年同期比で増加するなど、好調な業績を収めています。今後も同社の発展が期待される企業だと言えるでしょう。

スポンサーリンク

企業情報

企業名: 日本基礎技術株式会社
証券コード: 19140
決算期: 3月31日

日本基礎技術株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

日本基礎技術株式会社の決算日は3月31日です。決算時期は、年1回の定時株主総会に合わせて行われ、通常6月頃に決算報告書が公表されます。

主な事業

日本基礎技術株式会社は、建設業を主要な事業としています。具体的には、法面保護工事、ダム基礎工事、アンカー工事、重機工事、注入工事、維持修繕工事、環境保全工事などの土木工事、および建設コンサルティングや地質調査などのサービスを提供しています。
国内外での幅広いプロジェクトに参画し、高い技術力と豊富な実績を活かして事業を展開しています。

今期の業績と利益率は?

当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高が164億78百万円と前年同期比で減少しましたが、営業利益は5億84百万円と増加しており、営業利益率は3.5%と高水準を維持しています。
経営効率の向上や原価管理の改善などにより、利益面では堅調な推移を見せています。

売上・利益の推移

過去3年間の売上高と利益の推移を見ると、売上高は概ね堅調に推移しており、営業利益も増加傾向にあります。特に、当期の営業利益は前年同期比で増加するなど、収益性の改善が進んでいることがわかります。
今後も、技術力と競争力を武器に、売上の拡大と収益性の向上を図っていくことが期待されます。

四半期連結貸借対照表について

当第3四半期連結会計期間末の財政状態は、総資産が312億6百万円と前期末比で9億71百万円増加しています。
負債は97億44百万円と前期末比で1億36百万円増加しましたが、純資産は214億61百万円と前期末比で8億34百万円増加しており、自己資本比率は68.8%と高水準を維持しています。

資産の部

資産の部では、現金預金が60億81百万円と前期末比で2億75百万円増加しています。また、投資有価証券が50億56百万円と前期末比で6億45百万円増加するなど、財務体質の強化が図られています。

負債の部

負債の部では、支払手形・工事未払金等が41億83百万円と前期末比で28百万円増加しています。一方で、賞与引当金が1億51百万円と前期末比で1億10百万円減少するなど、適切な資金管理が行われています。

純資産の部

純資産の部では、利益剰余金が130億76百万円と前期末比で2億15百万円増加しています。また、その他有価証券評価差額金が22億6百万円と前期末比で4億52百万円増加するなど、株主資本の充実が進んでいます。

ROAとROE

ROA(総資産利益率)は前期の2.3%から当期の2.5%へと改善しており、また、ROE(自己資本利益率)も前期の2.6%から当期の2.8%へと上昇しています。
これは、売上高と営業利益の増加、および自己資本の充実により、収益性と資本効率性が向上したことが主な要因です。今後も、持続的な成長と収益力の向上に期待が寄せられています。

キャッシュフロー

当第3四半期連結累計期間のキャッシュ・フローの状況を見ると、営業活動によるキャッシュ・フローが10億38百万円の収入となっています。一方で、投資活動によるキャッシュ・フローが4億69百万円の支出となっています。
この結果、現金及び現金同等物の残高は前期末比で2億75百万円増加し、60億81百万円となっています。
今後も、堅実な事業活動とバランスの取れたキャッシュ・フロー管理が期待されます。

配当の支払額

当期の1株当たりの期末配当金は13円で、前期と同額です。年間配当金も26円を予定しており、安定的な配当政策が続いています
株主還元の充実は、同社の経営姿勢の表れともいえるでしょう。今後も、事業の成長と収益力の向上に応じた適切な配当の実施が期待されます。

今後の展望

同社は、新中期経営計画(2023年度~2025年度)に基づき、技術力の向上と生産性の改善に取り組んでいく方針です。
具体的には、技術の伝承と生産性向上、社内業務・社内システムの見直しによる働き方改革の推進などに注力することで、収益力と競争力の一層の強化を目指します。
これらの施策により、持続的な成長と株主価値の最大化を実現していくことが期待されます。

編集部のまとめ

日本基礎技術株式会社の決算報告では、同社の業績が堅調に推移していることが確認できました。売上高や営業利益、ROAやROEなどの指標が改善するなど、収益性と財務体質の強化が進んでいます。
今後も、技術力と競争力を活かしながら、収益力の向上と株主還元の充実を目指していくことが期待されます。同社の今後の発展にも注目が集まるでしょう。

日本基礎技術株式会社の決算日や配当についてまとめました。

日本基礎技術株式会社の決算日は3月31日で、年1回の定時株主総会に合わせて6月頃に決算報告書が公表されます。また、同社の配当については、1株当たりの配当金が26円と安定的に推移しており、株主還元にも重点を置いていることがわかります。
今後も、同社の着実な業績向上と堅実な経営が期待されますね。

タイトルとURLをコピーしました