朝日印刷株式会社の第108期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

印刷・事務機器関連
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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

朝日印刷株式会社の2023年12月期第3四半期決算報告が発表されました。売上高は313億9千万円と前年同期比5.7%増と順調に推移しています。成長著しい同社の業績をご紹介します。

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企業情報

企業名: 朝日印刷株式会社
証券コード: 39510
決算期: 3月期

朝日印刷株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

朝日印刷株式会社の決算は3月期となっています。具体的な決算日は3月31日で、決算発表は通常5月前後に行われます。

主な事業

朝日印刷株式会社は印刷包材事業を主力事業としており、医薬品・化粧品業界向けの各種包装資材を提供しています。また、包装システム販売事業では、包装機械の販売なども手がけています。その他にも人材派遣事業なども展開しています。

今期の業績と利益率は?

当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高313億9千万円で前年同期比5.7%増、経常利益17億8千万円と前年同期比16.4%減となりました。原材料価格高騰や人件費増加の影響を受けたものの、印刷包材事業が好調に推移したことが売上増加につながりました。

売上・利益の推移

同社の売上高は、2022年3月期403億円、2023年3月期見込みが403億円と、ほぼ横ばいで推移しています。一方、経常利益は、2022年3月期25億円、2023年3月期見込みが26億円と堅調に増加しています。

四半期連結貸借対照表について

2023年12月末の四半期連結貸借対照表では、総資産669億円純資産337億円となっています。

資産の部

2023年12月末の資産は669億円と、前期末比18億円増加しました。このうち流動資産が281億円、固定資産が388億円と、固定資産の割合が高くなっています。また、M&Aによりのれんが増加しているのも特徴です。

負債の部

負債合計は332億円となり、前期末比9億円増加しました。流動負債は150億円と前期末比18億円減少しましたが、固定負債が182億円と26億円増加しています。長期借入金が増加したことが主な要因です。

純資産の部

純資産は337億円と、前期末比9億円増加しました。自己資本比率は48.7%となっています。

ROAとROE

ROAは前期末の7.2%から7.0%に、ROEは前期末の8.2%から7.0%とやや減少しました。これは利益が減少したものの、M&Aによる固定資産の増加やのれんの計上などにより総資産が増加したことが要因です。今後は成長施策の成果により、ROAやROEの改善が期待されます。

キャッシュフロー

当第3四半期連結累計期間のキャッシュフローは、営業活動によるキャッシュフローが15億円のプラス、投資活動によるキャッシュフローが31億円のマイナス、財務活動によるキャッシュフローが8億円のマイナスと、全体としては25億円の減少となりました。M&Aに伴う固定資産取得により投資キャッシュフローが大幅な支出超過となったことが主な要因です。

配当の支払額

当期の年間配当金は1株当たり35円を予定しており、中間配当が15円、期末配当が20円となる見込みです。前期の年間配当金34円から増配となる見通しです。

今後の展望

今後は、中期経営計画「AX2024」の達成に向け、「市場深耕拡大」「付加価値最大化」「ワークエンゲージメント」「海外事業推進」「経営資源活用」の5つの戦略を推進していきます。特に、近年好調な海外事業をさらに強化していくことに注力し、グローバルに事業を拡大していく方針です。

編集部のまとめ

朝日印刷株式会社は、医薬品や化粧品などの高付加価値な包装資材を製造・販売する印刷包材事業を中心に、国内外で順調に成長を遂げています。直近の第3四半期も売上が5.7%増加し、業績は良好な水準にあります。今後は海外事業の拡大などにも注力し、さらなる成長を目指していくことが期待されます。中期的な視点で同社の動向を注目していきたいと思います。

朝日印刷株式会社の決算日や配当についてまとめました。

朝日印刷株式会社の決算は3月期で、具体的な決算日が3月31日となっています。直近の第3四半期では、売上高が313億9千万円と好調に推移しています。また、年間配当金は1株当たり35円を予定しており、前期から1円増配となる見通しです。今後も印刷包材事業を中心に、海外事業の拡大などにも注力していくことが期待されます。

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