株式会社遠藤照明の第53期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

株式会社遠藤照明の2023年12月期第3四半期決算の報告をお届けします。売上高は37,221百万円と前年同期比13.2%増収となり、営業利益は3,543百万円と106.6%と大幅に増益となりました。業界トップクラスの品揃えを実現し、顧客の高い支持を得ている同社です。省エネ性と光の質を高めた新製品に注力し、SDGsにも取り組む同社の業績は順調に推移しています。

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企業情報

企業名: 株式会社遠藤照明
証券コード: 69320
決算期: 3月期

株式会社遠藤照明の決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社遠藤照明の決算期は3月期です。2023年12月期第3四半期の決算期間は2023年4月1日から2023年12月31日までとなります。

主な事業

株式会社遠藤照明は、照明器具の製造・販売を主な事業としています。同社は業務用LED照明器具の分野で高いシェアを誇り、省エネ性に優れ、カラー演出も可能な次世代の照明製品の開発にも注力しています。さらに環境関連事業やインテリア家具事業といった事業にも展開を広げ、「人と地球にやさしい未来の光」の創造を目指しています。

今期の業績と利益率は?

2023年12月期第3四半期の業績は売上高37,221百万円、営業利益3,543百万円と大幅な増収増益となりました。これは照明器具関連事業の好調な販売や、環境配慮型製品へのニーズの高まりを背景とした需要拡大などが寄与しています。営業利益率は9.5%と前年同期比大幅に改善しており、収益性も向上しています。

売上・利益の推移

株式会社遠藤照明の売上高は、2022年3月期45,731百万円、2023年3月期は前期比5.5%増の45,731百万円と安定的に推移しています。一方、営業利益は2022年3月期3,630百万円、2023年3月期は減少したものの3,543百万円と高い水準を維持しています。これまで製品の高効率化や原価低減に取り組んできた成果が表れています。

四半期連結貸借対照表について

2023年12月期第3四半期の四半期連結貸借対照表では、総資産62,336百万円となり、前期末に比べ4,993百万円の増加となりました。これは主に「現金及び預金」の増加など、流動資産が大幅に増加したことによります。負債合計は25,715百万円で前期末比92百万円減少しており、財務体質の改善が進んでいます。

資産の部

資産の部では、「現金及び預金」が15,195百万円と前期末より3,144百万円増加したほか、「受取手形及び売掛金」が9,714百万円と1,327百万円増加しています。また、「棚卸資産」も13,202百万円と前期末より336百万円増加しており、売上拡大に伴う在庫の増加が見られます。

負債の部

負債の部では、「支払手形及び買掛金」が4,883百万円と前期末より601百万円増加しています。一方で「長期借入金」が7,002百万円と前期末より1,236百万円減少し、有利子負債が削減されています。

純資産の部

純資産の部では、「親会社株主に帰属する四半期純利益」の計上3,066百万円や「為替換算調整勘定」の増加2,473百万円などにより、純資産36,620百万円と前期末比5,085百万円の増加となっています。自己資本比率は58.7%と健全な財務体質を維持しています。

ROAとROE

株式会社遠藤照明のROA(総資本経常利益率)は2023年3月期6.3%と堅調に推移しています。同社は高い収益性を維持しつつ、資産効率も良好であることがわかります。また、ROE(自己資本当期純利益率)も2023年3月期9.4%と高水準を保っており、株主価値の向上に努めています。同社は優れた技術力と経営力を持ち合わせていると評価できるでしょう。

キャッシュフロー

2023年12月期第3四半期の営業活動によるキャッシュ・フローは3,919百万円となり、前年同期比1,857百万円の増加となっています。投資活動によるキャッシュ・フローは△1,164百万円で、前年同期比479百万円の支出減少となりました。財務活動によるキャッシュ・フローは△1,628百万円となっています。全体として3,144百万円の現金及び現金同等物の増加となり、良好なキャッシュポジションを維持できています。

配当の支払額

株式会社遠藤照明は、2023年6月28日の定時株主総会において、1株当たり15円の期末配当を決議し、2023年12月1日に支払われました。さらに、2023年10月31日の取締役会において、1株当たり17.50円の中間配当を決議しており、2023年度の年間配当は32.50円となります。同社は株主還元にも積極的に取り組んでいます。

今後の展望

今後の事業環境としては、経済の減速懸念や原材料価格の高騰など、不透明な要素もありますが、株式会社遠藤照明は省エネ性の高い新製品の投入や無線照明コントロールシステムの拡販など、顧客ニーズに応えた製品展開を進めています。また、サステナビリティの推進にも注力しており、中長期的な成長が期待される企業です。

編集部のまとめ

株式会社遠藤照明は、業務用LED照明器具の分野で高いシェアを誇る老舗企業です。省エネ性と光の質の高さが特徴の同社製品は、環境意識の高まりとともに、オフィスや商業施設などの需要に支えられ、好調な業績を継続しています。財務体質の健全性も高く、株主還元にも積極的な同社は、今後も安定成長が期待できる企業と言えるでしょう。

株式会社遠藤照明の決算日や配当についてまとめました。

株式会社遠藤照明の決算期は3月期で、2023年12月期第3四半期の決算期間は2023年4月1日から2023年12月31日までとなっています。同社は1株当たり15円の期末配当と17.50円の中間配当を実施し、2023年度の年間配当は32.50円と、株主還元にも積極的に取り組んでいることがわかりました。

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