株式会社ランディックスの第24期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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株式会社ランディックスの2023年12月期第3四半期決算が発表されました。売上高は前年同期比6.8%増の1,116億円と好調な結果となりました。主力の注文住宅事業を中心に、収益用不動産開発事業も順調に推移したことがポイントです。キャッシュフローの状況も良好で、純資産比率は42.7%と健全な財務状態を維持しています。今後も業績拡大が期待される同社に注目が集まっています。

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企業情報

企業名: 株式会社ランディックス
証券コード: E35303
決算期: 3月期

株式会社ランディックスの決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社ランディックスの決算は3月期で、株主総会は6月下旬に開催されます。第3四半期決算の発表は2024年2月13日に行われています。

主な事業

株式会社ランディックスは東京エリアを中心に住宅の企画・開発・販売を手掛ける不動産会社です。注文住宅事業では土地探しから建築、販売まで一貫したサービスを提供しています。また、収益用不動産の開発や、賃貸管理事業なども手掛けており、多角的な事業展開を行っています。高い顧客満足度と富裕層顧客の囲い込みが同社の強みとなっています。

今期の業績と利益率は?

2023年12月期第3四半期の決算では、売上高は1,116億円営業利益は65億円となりました。売上高は前年同期比で6.8%増加しているものの、利益面では51.6%減少しています。これは原価上昇などの影響により、収益性が低下したためです。今後は販売価格の見直しや、コスト管理の強化などに取り組み、収益性の改善を図る必要があります。

売上・利益の推移

過去3年の売上高は1,046億円(2022年3月期)、1,116億円(2023年3月期)と増加傾向にあります。一方、営業利益は134億円(2022年3月期)、65億円(2023年12月期第3四半期)と減少しています。収益面では課題があるものの、売上自体は順調に伸びていることが確認できます。

四半期連結貸借対照表について

2023年12月期第3四半期の四半期連結貸借対照表を見ると、資産合計は1,584億円となっています。前連結会計年度末と比較して、194億円増加しています。これは主に販売用不動産の増加によるものです。一方、負債合計は908億円と前連結会計年度末から173億円増加しており、有利子負債の増加が進んでいます。

資産の部

資産の部では、流動資産が1,292億円と前連結会計年度末から197億円増加しています。これは主に販売用の不動産が251億円増加したことによるものです。一方、固定資産は292億円と25億円減少しました。

負債の部

負債の部では、流動負債が634億円と前連結会計年度末から85億円増加しています。短期借入金が120億円増加したことが主な要因です。固定負債は273億円と前連結会計年度末から87億円増加しており、長期借入金の増加が主な要因となっています。

純資産の部

純資産の部では、純資産合計は676億円と前連結会計年度末から21億円増加しています。親会社株主に帰属する四半期純利益の計上により利益剰余金が増加したことが主な要因です。自己資本比率は42.7%となっています。

ROAとROE

株式会社ランディックスのROA(総資産経常利益率)とROE(自己資本利益率)の推移を見ると、ROAは前年同期の9.7%から4.1%へ、ROEは前年同期の16.5%から5.9%へと大幅に低下しています。これは主に収益性の悪化によるものです。今後は収益力の改善と資産効率の向上に努め、これらの指標の改善が望まれます。

キャッシュフロー

営業活動によるキャッシュ・フローは、前年同期比で243億円減少し38億円のマイナスとなっています。これは主に販売用不動産の仕入れ増加によるものです。一方、投資活動によるキャッシュ・フローは前年同期比で21億円増加し7億円のマイナスとなり、財務活動によるキャッシュ・フローも前年同期比で267億円増加し50億円のプラスとなっています。全体としては現金及び預金が52億円減少しています。

配当の支払額

株式会社ランディックスは2023年6月29日開催の定時株主総会において、1株当たり68円の配当を決議しています。前年同期比で13円増加しており、業績拡大を背景に配当も増加基調にあります。今後も株主還元の拡充が期待されます。

今後の展望

株式会社ランディックスは、注文住宅事業の強化に加え、収益用不動産開発事業の拡大に注力しています。東京エリアの不動産市況は引き続き堅調で、同社の事業機会は大きいと考えられます。一方で、コスト上昇への対応が課題となっています。今後はコスト管理の徹底や、販売価格の見直しなどに取り組み、収益性の改善を図る必要があるでしょう。

編集部のまとめ

株式会社ランディックスの2023年12月期第3四半期決算は、売上高は前年同期比で増加したものの、利益面では大幅な減少となりました。コスト上昇の影響を受けており、収益性の改善が課題となっています。一方で、東京エリアの不動産市況は堅調であり、同社の成長余地は大きいと評価できます。今後も注文住宅事業と収益用不動産開発事業の両輪で、持続的な成長を目指していくことが期待されます。

株式会社ランディックスの決算日や配当についてまとめました。

株式会社ランディックスの決算は3月期で、株主総会は6月下旬に開催されます。第3四半期決算の発表は2024年2月13日に行われています。また、2023年6月29日開催の定時株主総会において、1株当たり68円の配当を決議しています。今後も業績拡大を背景に、株主還元の拡充が期待されます。

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