イメージ情報開発株式会社の第49期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

インターネット
スポンサーリンク

弊サイトは各企業の決算情報を元に決算に関するまとめ情報をご紹介しております。
詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

イメージ情報開発株式会社の2023年3月期第3四半期決算報告が発表されました。ITソリューション事業BPO・サービス事業を手掛ける同社は、経済活動の正常化に伴う需要回復を背景に、堅調な業績を維持しています。収益力の改善にも取り組んでおり、今後の成長に期待が高まります。

スポンサーリンク

企業情報

企業名: イメージ情報開発株式会社
証券コード: 38030
決算期: 3月期

イメージ情報開発株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

イメージ情報開発株式会社の決算日は3月31日です。第3四半期決算は2023年12月31日に締め切られ、2024年2月13日に四半期報告書が提出されています。

主な事業

イメージ情報開発株式会社は、ITソリューション事業BPO・サービス事業を展開しています。ITソリューション事業では、企業向けのシステムコンサルティングや設計・開発を提供しています。BPO・サービス事業では、業務アウトソーシングやさまざまな決済サービスなどを手掛けています。両事業を通じて、企業のデジタル化や業務効率化を支援しています。

今期の業績と利益率は?

当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高380,085千円営業損失16,028千円経常損失12,691千円親会社株主に帰属する四半期純損失22,591千円となりました。新型コロナウイルス感染症の影響が和らぐ中、BPO・サービス事業が堅調に推移しましたが、ITソリューション事業の立ち上がりが遅れています。

売上・利益の推移

直近3年間の売上高は546,145千円(2022年12月期第3四半期)、410,793千円(2021年12月期第3四半期)、380,085千円(2023年12月期第3四半期)と推移しています。利益面では、営業損失809千円(2022年12月期第3四半期)、営業損失28,060千円(2021年12月期第3四半期)、営業損失16,028千円(2023年12月期第3四半期)と改善傾向にあります。営業黒字化に向けた取り組みが進んでいることがうかがえます。

四半期連結貸借対照表について

当第3四半期連結会計期間末の財務状況は、資産637,858千円負債304,398千円純資産333,460千円となっています。前連結会計年度末と比較して、資産は減少したものの、負債の削減が進み、自己資本比率が52.3%と健全な水準を維持しています。

資産の部

資産の部では、現金及び預金が403,321千円と大半を占めています。一方で、自社ソフトウェアの開発に伴い無形固定資産が85,501千円に増加しています。

負債の部

負債の部では、返済により借入金が40,000千円に減少しました。また、買掛金や未払法人税等などの短期負債も減少傾向にあります。

純資産の部

純資産の部では、利益剰余金が70,241千円となっています。自己資本比率は52.3%と健全な水準を維持しています。

ROAとROE

ROAは前年同期の▲4.5%から▲3.5%に、ROEは前年同期の▲9.0%から▲6.8%に改善しています。経費の抑制や事業構造の再編などにより収益性が高まり、資産効率も向上しつつあります。今後、営業黒字化への道筋が見えてきたといえるでしょう。

キャッシュフロー

当第3四半期連結累計期間のキャッシュ・フローは、営業活動によるキャッシュ・フローが▲7,404千円投資活動によるキャッシュ・フローが▲48,185千円財務活動によるキャッシュ・フローが4,000千円となっています。IT投資やM&Aなどに積極的に取り組む一方で、借入金の返済を進めています。手元流動性は引き続き高水準を維持しています。

配当の支払額

当四半期においては配当の支払はありませんでした。前期は1株当たり配当金が無配でしたが、今後の業績の回復次第で、株主還元の検討が期待されます。

今後の展望

同社は中期経営計画において、事業の再構築や成長投資を推し進めています。ITソリューション事業では、ソリューションパートナーとの連携強化やサービス品質の向上に取り組み、BPO・サービス事業では、決済サービスの拡大や新規サービスの開発を進めています。これらの施策が奏功すれば、収益改善と持続的な成長の実現が期待できるでしょう。

編集部のまとめ

イメージ情報開発株式会社の2023年3月期第3四半期決算は、新型コロナ禍からの回復局面にあり、BPO・サービス事業が好調に推移しています。一方で、ITソリューション事業の回復が遅れており、全社営業損失を計上しました。しかし、経費の抑制や事業構造の改善により収益性は改善傾向にあり、今後の成長に期待が高まります。

イメージ情報開発株式会社の決算日や配当についてまとめました。

イメージ情報開発株式会社の決算日は3月31日で、第3四半期決算は2023年12月31日に締め切られました。今期の業績は減収となったものの、経費抑制や事業の選択と集中により収益性は改善傾向にあります。配当については前期に引き続き無配となりましたが、今後の業績改善次第では株主還元の検討が期待されます。

タイトルとURLをコピーしました