フクビ化学工業株式会社の第90期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

フクビ化学工業株式会社の決算報告を分析しました。この企業は建築資材と産業資材を中心に事業を展開している化学メーカーです。売上高は302億99百万円と前年同期比1.5%の増収となっています。利益面では営業利益14億90百万円経常利益17億56百万円親会社株主に帰属する四半期純利益14億23百万円と、いずれも増益となっています。

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企業情報

企業名: フクビ化学工業株式会社
証券コード: 78710
決算期: 3月期

フクビ化学工業株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

フクビ化学工業株式会社の決算期は3月期で、決算日は3月31日です。決算発表のスケジュールとしては、第3四半期決算は2月頃本決算は6月頃に行われます。

主な事業

フクビ化学工業株式会社は、建築資材事業と産業資材事業の2つの事業を展開しています。建築資材事業では断熱材や内装建材、床関連材などの製造・販売を行っています。産業資材事業では自動車や医療機器などの部品の製造を手掛けています。さらに、米国、タイ、ベトナムの3か国で現地法人を設立し、海外事業にも注力しています。

今期の業績と利益率は?

当第3四半期連結累計期間の業績は売上高302億99百万円営業利益14億90百万円経常利益17億56百万円親会社株主に帰属する四半期純利益14億23百万円と、いずれも増益となっています。営業利益率は4.9%、経常利益率は5.8%と、前年同期と比べて改善しています。

売上・利益の推移

フクビ化学工業株式会社の直近3年間の業績推移を見ると、売上高は39,567百万円、40,760百万円、30,299百万円と推移してきました。利益面では、経常利益は1,902百万円、1,852百万円、1,756百万円親会社株主に帰属する当期(四半期)純利益は1,482百万円、1,290百万円、1,423百万円となっています。近年は堅調な収益を維持しています。

四半期連結貸借対照表について

当第3四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べ15億33百万円(3.0%)増加し、522億92百万円となっています。負債は、前連結会計年度末に比べ1億83百万円(1.1%)減少し、163億22百万円となっています。純資産は、前連結会計年度末に比べ17億16百万円(5.0%)増加し、359億70百万円となっています。

資産の部

資産の部では、流動資産が前期末比0.1%増の348億7百万円、固定資産が前期末比9.4%増の174億85百万円となりました。受取手形や売掛金、電子記録債権が増加した一方で、現金及び預金が減少しています。

負債の部

負債の部では、流動負債が前期末比5.9%減の139億33百万円、固定負債が前期末比40.5%増の23億89百万円となりました。支払手形及び買掛金が減少した一方で、繰延税金負債やリース債務が増加しています。

純資産の部

純資産の部では、株主資本が前期末比2.8%増の325億34百万円、その他の包括利益累計額が前期末比38.9%増の26億1百万円となりました。利益剰余金や有価証券評価差額金が増加しています。

ROAとROE

フクビ化学工業株式会社のROA(総資産利益率)は3.3%ROE(自己資本利益率)は4.1%となっています。前年同期と比べてROAは0.3ポイント、ROEは0.6ポイント上昇しており、収益性が改善してきています。これは、売上が増加するとともに、自己資本比率の向上などにより効率的な資産活用が進んでいるためと考えられます。

キャッシュフロー

当第3四半期連結累計期間のキャッシュ・フローを見ると、営業活動によるキャッシュ・フローは21億47百万円の収入投資活動によるキャッシュ・フローは3億46百万円の支出財務活動によるキャッシュ・フローは16億16百万円の支出となっています。設備投資や配当金の支払いがあった一方で、税引前四半期純利益の計上などにより、全体としては現金及び現金同等物が減少しています。

配当の支払額

フクビ化学工業株式会社は、年2回の配当を実施しています。当第3四半期連結累計期間では、年間配当金は28.50円となっています。この結果、配当性向は39.9%となり、株主還元に積極的に取り組んでいると評価できます。

今後の展望

フクビ化学工業株式会社は、建築資材や産業資材の需要が堅調に推移すると見込んでおり、通期の業績予想を据え置いています。高性能断熱材や機能性部材など、環境配慮型の製品開発に注力するとともに、海外拠点の拡大にも取り組んでいくことで、さらなる成長が期待されます。

編集部のまとめ

フクビ化学工業株式会社は、建築資材事業と産業資材事業の2つの柱を中心に安定した経営基盤を築いている化学メーカーです。当第3四半期決算では、売上高、利益ともに堅調な推移となり、収益性も改善されています。また、財務体質の強化も進んでいます。今後は、環境配慮型製品の開発やグローバル展開の強化により、さらなる成長が期待されます。

フクビ化学工業株式会社の決算日や配当についてまとめました。

フクビ化学工業株式会社は3月期決算を行っており、決算日は3月31日です。また、同社は年2回の配当を行っており、直近の第3四半期決算では年間配当金が28.50円となっています。安定的な収益と財務体質を背景に、株主還元にも積極的に取り組んでいます。

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