
| 決算期 | 売上高 | 経常利益 | 純利益 | 1株配当 | ROE |
|---|---|---|---|---|---|
| 22/3 | 607.26億円 | 54.6億円 | 37.78億円 | 11円 | 10.8% |
| 23/3 | 614.8億円 | 54.27億円 | 39.22億円 | 13.5円 | 9.7% |
| 24/3 | 673.82億円 | 65.8億円 | 46.32億円 | 14.5円 | 10.1% |
| 25/3 | 645.53億円 | 55.56億円 | 37.46億円 | 14.5円 | 7.4% |
| 26/3 | 688.66億円 | 55.39億円 | 33.81億円 | 14.5円 | 6.5% |
オリエンタル白石株式会社(証券コード17860)は、橋梁やインフラ構造物を手がける建設会社です。ここでは、公開されている有価証券報告書の数字をもとに、売上や利益、配当といった決算の要点を、投資をはじめたばかりの方にもわかりやすく整理します。数字の意味を一つずつ確認しながら、この会社の姿をつかんでいきましょう。
オリエンタル白石株式会社の会社概要
オリエンタル白石は、橋梁やトンネル、基礎構造物などを扱う土木・建設分野の会社です。とくにプレストレストコンクリート(PC)を用いた橋梁工事や、地中・水中での基礎工事に関する技術で知られており、道路や河川、港湾といった社会インフラの整備・更新に関わる工事を主な事業としています。
建設業界は、国や自治体が発注する公共工事の動向、資材価格や人件費の変化などに業績が左右されやすいという特徴があります。オリエンタル白石のようなインフラ系の会社は、老朽化した橋やトンネルの補修・補強といった維持更新の需要が中長期の下支えになりやすい点も、事業を理解するうえでの一つの視点になります。詳しい事業内容や強みについては、会社の公式サイトやIR資料もあわせて確認すると、よりイメージがつかみやすくなります。
最新の決算ポイント
最新の2026年3月期(連結)は、売上高が688.66億円と前の期の645.53億円から増加しました。工事の受注や施工が順調に進み、売上の規模そのものは大きくなっています。
一方で、利益面はやや異なる動きになりました。経常利益は55.39億円で、前の期の55.56億円とほぼ横ばい。純利益(最終的に残る利益)は33.81億円と、前の期の37.46億円から減少しています。売上が伸びても利益がそれに比例して増えていないのは、資材費や人件費などのコスト増、工事ごとの採算の違いといった要因が背景にあると考えられます。売上と利益は必ずしも同じ方向に動くとは限らない、という点は決算を読むうえで大切なポイントです。
業績の推移
過去5年の流れを見ると、売上高は2022年3月期の607.26億円から、23年3月期614.8億円、24年3月期673.82億円と伸び、25年3月期は645.53億円へ一度落ち着いたあと、26年3月期に688.66億円と再び拡大しました。全体としては、緩やかに事業規模を広げてきた様子がうかがえます。
利益面では、経常利益が54.6億円→54.27億円→65.8億円→55.56億円→55.39億円と推移し、24年3月期に65.8億円と一段高い水準をつけたあと、直近2期は55億円台で落ち着いています。純利益も37.78億円→39.22億円→46.32億円→37.46億円→33.81億円と、24年3月期をピークに、そのあとはやや弱含みの流れです。
あわせて、投じた自己資本に対してどれだけ利益を上げたかを示すROE(自己資本利益率)は、10.8%→9.7%→10.1%→7.4%→6.5%と、直近にかけて低下傾向にあります。売上は伸びている一方で、利益率や資本の効率という面では以前より落ち着いてきている、という姿が数字から読み取れます。なお最新期の総資産は827.72億円、純資産は531.91億円で、自己資本の厚みは一定程度保たれています。
配当の状況
1株あたりの配当金は、2022年3月期が11円、23年3月期が13.5円、24年3月期が14.5円と増えてきました。その後の25年3月期、26年3月期はいずれも14.5円で、直近3期は同じ水準を維持しています。
純利益がやや減少するなかでも配当額を14.5円に保っている点は、株主への還元を安定させたいという姿勢の表れとも読めます。ただし、配当は今後の業績や会社の方針によって変わる可能性があるため、実際に投資を検討する際は、最新の配当予想や配当方針を公式IRで確認しておくと安心です。
株主優待
オリエンタル白石の株主優待については、公開情報の範囲で内容を断定することが難しいため、ここでは詳細をお伝えしません。優待の有無や内容は年度によって変更・新設・廃止されることもあります。最新の優待内容は、会社の公式IRページや証券会社の情報でご確認ください。
決算発表スケジュール
オリエンタル白石の決算期は3月です。1年間の業績をまとめた本決算(通期決算)は、決算期末から少し時間をおいて集計されるため、例年おおむね5月ごろに発表される流れになっています。あわせて、期の途中の状況を伝える四半期ごとの決算も、それぞれの区切りのあとに公表されます。正確な発表日は会社のIRカレンダーで告知されるため、決算をチェックしたい方は事前に日程を確認しておくとよいでしょう。
よくある質問
Q. 決算はいつ発表されますか?
オリエンタル白石の決算期は3月で、1年間をまとめた本決算は例年5月ごろの発表が目安です。四半期ごとの決算も各区切りのあとに公表されます。正確な日程は公式IRでご確認ください。
Q. 配当はどのくらいですか?
1株あたりの配当金は、直近の2026年3月期で14.5円でした。25年3月期・24年3月期も14.5円で、ここ数期は同じ水準が続いています。今後の配当予想は業績や方針で変わることがあります。
Q. 株主優待はありますか?
優待の有無や内容は公開情報だけでは断定できません。年度によって変更されることもあるため、最新の優待内容は公式IRページなどでご確認ください。
本記事は情報提供を目的としたもので、投資を勧誘するものではありません。投資判断はご自身の責任でお願いします。掲載数値はEDINET提出書類・Yahoo!ファイナンス等に基づきますが、正確性を保証するものではありません。





















