石光商事株式会社の第74期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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弊サイトは各企業の決算情報を元に決算に関するまとめ情報をご紹介しております。
詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

石光商事株式会社の最新決算報告書を分析しましたので、企業の状況をご紹介します。主力の食品関連事業を中心に、売上高、営業利益ともに好調に推移しています。成長力の高い企業だと評価できそうです。

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企業情報

企業名: 石光商事株式会社
証券コード: E02952
決算期: 2024年3月期

石光商事株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

石光商事株式会社の決算日は3月31日で、2024年3月期第3四半期の決算報告書が本日提出されました。毎年6月中旬に年間の決算報告書が公表されます。

主な事業

石光商事株式会社は、コーヒーや飲料、食品(加工食品、水産、調理冷食、農産)の輸入・販売を主な事業としています。
国内外のネットワークを生かし、製造から販売までの一貫したサービスを提供しています。

今期の業績と利益率は?

今期第3四半期の売上高は473億67百万円と前年同期比6.4%増加しました。
利益面でも営業利益は13億36百万円と11.4%増加し、好調な業績となりました。

売上・利益の推移

過去3年間の売上高は、589億72百万円、445億4百万円、473億67百万円と増加傾向にあります。
営業利益も12億95百万円、11億99百万円、13億36百万円と年々伸びてきています。
安定した収益基盤が築かれている企業だと言えるでしょう。

四半期連結貸借対照表について

2023年12月末の総資産は383億15百万円となり、前期末から21億40百万円増加しています。
負債合計も254億83百万円と26億16百万円増加しましたが、自己資本比率は29.3%と健全な水準を維持しています。

資産の部

流動資産は296億1百万円となり、前期末から14億円以上増加しました。
固定資産は87億10百万円で、投資有価証券が大幅に増加しています。

負債の部

流動負債が206億17百万円と大幅に増加し、固定負債も48億66百万円と増加しました。
仕入債務や借入金の増加が主な要因です。

純資産の部

純資産合計は128億31百万円と前期末から4億75百万円減少しましたが、自己資本比率は29.3%を確保しています。

ROAとROE

ROA(総資産利益率)は前期の3.6%から3.7%に改善しました。
ROE(自己資本利益率)も前期の6.3%から6.6%に上昇しています。収益性と資本効率性が向上していることがうかがえます。

キャッシュフロー

第3四半期連結累計期間のキャッシュ・フローの状況は開示されていませんが、前期は営業CF 18億60百万円、投資CF -8億67百万円、財務CF -13億52百万円でした。
営業活動によるキャッシュ・インが安定的に確保されており、設備投資や借入金返済にも資金を回せる健全な水準といえます。

配当の支払額

配当金は前期より10円増の年間24円が予定されています。
配当性向は23.4%と株主還元にも積極的に取り組んでいる様子がうかがえます。

今後の展望

食品関連市場の回復基調を背景に、中期経営計画「SHINE2024」に基づいて、ROICの向上や新商品開発、海外事業の拡大などに注力していく方針です。
持続的成長と企業価値の向上に取り組んでいく期待が持てる企業だと評価できます。

編集部のまとめ

石光商事株式会社の決算報告から、食品関連事業が好調であり、売上、利益ともに伸長していることが分かりました。
財務体質も安定しており、配当も増加するなど、株主還元にも意欲的な企業といえるでしょう。
今後も中期的な視点で事業拡大を進め、企業価値の向上に取り組んでいくと期待できそうです。

石光商事株式会社の決算日や配当についてまとめました。

決算日は3月31日で、6月中旬に年間の決算報告書が公表されています。配当金は1株当たり年間24円の予定で、株主還元にも力を入れている企業だといえます。
今後の業績拡大と継続的な株主還元に注目が集まりそうです。

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