好決算ニュースです!株式会社タマホームの2023年第2四半期連結決算が発表されました。売上高は112,757百万円と前年同期比10.0%減少しましたが、利益面では経常利益3,186百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益1,903百万円となり、堅調に推移しています。
企業情報
企業名: タマホーム株式会社
証券コード: 14190
決算期: 第26期(2023年6月1日〜2024年5月31日)
タマホーム株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?
タマホーム株式会社の決算日は5月31日です。第2四半期決算は11月30日が基準日となります。
主な事業
タマホーム株式会社は、注文住宅事業、リフォーム事業、戸建分譲事業、マンション事業、サブリース事業、オフィス区分所有権販売事業などを展開しています。住宅分野を中心に幅広い事業を展開する総合住宅メーカーです。
今期の業績と利益率は?
2023年第2四半期の業績は、売上高112,757百万円、経常利益3,186百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益1,903百万円となりました。経常利益率は2.8%、四半期純利益率は1.7%と堅調な状況です。
売上・利益の推移
過去2年間の業績推移を見ると、2022年の第2四半期と比べて、売上高は10.0%減、経常利益は54.0%減、純利益は58.1%減となっています。前年同期比では減収減益ですが、前期の決算と比べると総じて好調な決算となっています。
四半期連結貸借対照表について
2023年11月30日時点の総資産は102,896百万円、負債は71,336百万円、純資産は31,560百万円となっています。前期末比で総資産は8,611百万円減少、負債は5,257百万円減少、純資産は3,354百万円減少しています。
資産の部
資産の部では、現金及び預金が11,813百万円減少した一方で、営業貸付金が2,256百万円、販売用不動産が3,216百万円増加しています。
負債の部
負債の部では、未成工事受入金等が4,541百万円増加した一方で、支払手形・工事未払金等が1,395百万円、未払法人税等が3,295百万円、その他の未払賞与が4,925百万円、未払消費税等が1,267百万円減少しています。
純資産の部
純資産の部では、親会社株主に帰属する四半期純利益1,903百万円の計上がありましたが、配当金の支払5,217百万円により3,354百万円減少しています。
ROAとROE
ROAは2.8%、ROEは5.8%となっています。前年同期と比べROAは2.2ポイント、ROEは3.5ポイント低下していますが、業績は堅調に推移しています。
キャッシュフロー
営業活動によるキャッシュ・フローは5,864百万円の減少。投資活動は650百万円の減少、財務活動は5,337百万円の減少となっています。前期と比べ営業CF、財務CFの減少幅が拡大しています。
配当の支払額
2023年8月の定時株主総会において、1株当たり180円の期末配当が決議されました。前年同期の配当額125円と比較すると、55円の増配となっています。
今後の展望
経済環境の不透明感が続くなか、早期受注・早期着工・早期売上を目指して販売に注力していくほか、リフォーム事業の収益力向上に取り組むことで、持続可能な成長を目指すと説明しています。
編集部のまとめ
タマホーム株式会社の2023年第2四半期決算は、売上高が前年同期比10.0%減となりましたが、利益面では堅調に推移しました。今後は経済環境の変化に左右されやすい住宅関連事業ではありますが、注文住宅や戸建分譲を中心に、着実に収益を上げていくことが期待されます。配当も増額されており、株主還元にも力を入れていることが分かりました。
タマホーム株式会社の決算日や配当についてまとめました。
タマホーム株式会社の決算日は5月31日で、第2四半期決算は11月30日が基準日となります。2023年8月の定時株主総会において、1株当たり180円の期末配当が決議されました。前年同期と比べて55円の増配となっており、会社の業績と株主還元にも注目が集まっています。