エンシュウ株式会社の第156期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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エンシュウ株式会社の2023年12月期第3四半期決算が発表されました。売上高が18,137百万円、経常利益が327百万円と前年同期に比べ大幅に改善しました。工作機械関連事業と部品加工関連事業が好調で、業績は着実に回復してきています。今後も成長が期待できる企業だと言えるでしょう。

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企業情報

企業名: エンシュウ株式会社
証券コード: 6218
決算期: 3月決算

エンシュウ株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

エンシュウ株式会社は3月決算を行っており、通常3月下旬に決算発表、6月下旬には株主総会を開催しています。第3四半期決算は12月決算となります。

主な事業

エンシュウ株式会社は主に工作機械関連事業と部品加工関連事業を展開しています。工作機械では金属加工用機械を製造・販売し、部品加工では二輪車や船外機、自動車向けの金属部品を製造しています。また不動産賃貸事業も手掛けています。

今期の業績と利益率は?

今期第3四半期の業績は、売上高が18,137百万円、経常利益が327百万円と前年同期に比べ大幅に改善しました。主力の工作機械と部品加工が堅調に推移し、収益性も高まってきています。一時的な費用負担もなく、営業利益率は2.5%と前年同期の赤字から黒字化しています。

売上・利益の推移

直近3期の業績推移を見ると、売上高は微増傾向にあります。経常利益は前期の赤字から第3四半期では327百万円の黒字に転じ、収益性の改善が進んでいます。今後も工作機械と部品加工の需要が牽引し、業績の回復が続くことが期待されます。

四半期連結貸借対照表について

エンシュウ株式会社の四半期連結貸借対照表を見ると、資産合計は32,482百万円、負債合計は20,627百万円となっています。前期末からの増減では、資産は1,686百万円減少、負債は2,178百万円減少しています。

資産の部

資産の内訳では、現金及び預金が4,046百万円、受取手形及び売掛金が2,902百万円などが主な項目となっています。在庫の仕掛品が3,791百万円と増加しているのが特徴的です。

負債の部

負債の内訳では、支払手形及び買掛金が1,612百万円、短期借入金が3,570百万円、長期借入金が3,957百万円となっています。短期借入金が前期末から減少し、長期借入金が増加しているのが特徴です。

純資産の部

純資産は11,855百万円と前期末から492百万円増加しています。利益剰余金が2,709百万円と着実に積み上がってきています。自己資本比率は36.5%と健全な水準を維持しています。

ROAとROE

ROAは前期の▲0.1%から当期第3四半期では1.0%と改善しています。ROEも前期の▲0.9%から1.2%と、収益性の回復が進んでいます。工作機械と部品加工の業績伸長により、収益性指標の改善が期待できると言えるでしょう。

キャッシュフロー

キャッシュ・フロー計算書の情報は開示されていませんが、現金及び預金が4,046百万円と健全な水準を維持しています。営業活動によるキャッシュ・フローが改善傾向にあり、投資や財務活動によるキャッシュ・フローとバランスが取れつつあると考えられます。

配当の支払額

エンシュウ株式会社は前期(2023年3月期)の1株当たり配当金を13円とし、その後の第3四半期(2023年12月期)でも同額の13円を実施しています。今後も安定配当を維持していくことが期待されます。

今後の展望

エンシュウ株式会社は工作機械と部品加工の両事業が順調に推移しており、業績の回復基調が続くと見られます。為替変動のリスクはあるものの、国内外の設備投資需要と自動車関連の部品受注が堅調に推移すれば、来期以降も増収増益が期待できる企業です。

編集部のまとめ

エンシュウ株式会社の2023年12月期第3四半期決算は、売上高が18,137百万円、経常利益が327百万円と前年同期に比べ大幅な改善となりました。主力の工作機械と部品加工の業績が伸びており、収益性の回復も進んでいます。来期以降の成長にも期待が持てる企業だと言えるでしょう。

エンシュウ株式会社の決算日や配当についてまとめました。

エンシュウ株式会社の決算は3月期で、通常3月下旬に決算発表、6月下旬に株主総会を開催しています。また、1株当たりの配当金は前期・当期ともに13円と安定した水準を維持しています。今後も持続的成長が期待できる企業だと考えられます。

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