石垣食品株式会社の第67期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

食品メーカーの石垣食品株式会社の最新の決算報告書が公開されました。2023年12月期の第3四半期決算では、売上高が前年同期比で32.4%減少するなど、厳しい経営環境が続いているようです。ただ、同社の取り組みにより一部の事業では改善の兆しが見られるため、今後の業績に注目が集まっています。

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企業情報

企業名: 石垣食品株式会社
証券コード: 29010
決算期: 2023年12月期

石垣食品株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

石垣食品の決算日は3月31日で、第3四半期決算は12月31日までの3カ月間の決算となります。

主な事業

石垣食品は主に食品事業インターネット通信販売事業を展開しています。食品事業では、珍味飲料の製造・販売を行っています。また、インターネット通信販売事業では、スポーツサプリメントや健康食品の通販を行っています。2022年3月期からは化粧品事業も開始しており、自社ブランドの化粧品の販売に力を入れています。

今期の業績と利益率は?

2023年12月期第3四半期の業績は、売上高が15億3,237万5千円と前年同期比で32.4%の減収となりました。一方で、営業損失は8,483万円と前年同期の12,391万円の損失から改善しています。これは主に食品事業の採算が改善したことによるものです。しかし、依然として化粧品事業の先行投資負担が重くのしかかっているのが課題といえるでしょう。

売上・利益の推移

石垣食品の売上高は2022年3月期に29億7,500万円を記録した一方、同年の営業損失は14億5,000万円と大幅な赤字となっていました。2023年12月期第3四半期では売上高が15億3,237万5千円と減少しつつも、営業損失は8,483万円と改善傾向にあります。今後の業績回復に期待が高まっています。

四半期連結貸借対照表について

石垣食品の2023年12月期第3四半期末の総資産は74億7,707万円と前期末比143,069千円減少しています。一方で負債合計は72億6,172万円と前期末比30,649千円減少しています。純資産は2億1,534万円と前期末比11,242万円減少しており、自己資本比率は2.4%と厳しい状況が続いています。

資産の部

資産の部では、現金及び預金が12億4,497万円受取手形及び売掛金が14億2,033万円となっています。前期末と比べると現金及び預金は4,952万円減少し、受取手形及び売掛金は4,953万円増加しています。

負債の部

負債の部では、支払手形及び買掛金が15億480万円長期借入金が45億8,059万円となっています。前期末と比べると支払手形及び買掛金は1,146万円増加し、長期借入金が4,763万円減少しています。

純資産の部

純資産の部では、資本金が98億9,102万円利益剰余金がマイナス170億57万円となっています。前期末と比べると利益剰余金が10億1,159万円減少しており、厳しい収益状況が続いていることがわかります。

ROAとROE

石垣食品のROA(総資産経常利益率)は第3四半期時点で前年同期の-15.5%から-13.7%に改善しています。一方でROE(自己資本利益率)は前年同期の-82.6%から-470.2%と大幅に低下しています。これは純資産が減少し続けている影響が大きいと考えられます。収益力の向上と財務体質の改善が喫緊の課題といえるでしょう。

キャッシュフロー

石垣食品の営業キャッシュフローは第3四半期累計で6,744万円の支出となりました。これは主に税金等の支払いによるものです。投資キャッシュフローは2,012万円の支出、財務キャッシュフローは1億1,522万円の支出となっており、全体としては1億2,790万円のマイナスのフリーキャッシュフローとなっています。手元資金の確保が課題となっています。

配当の支払額

石垣食品は、2023年3月期まで10期連続で親会社株主に帰属する当期純損失を計上しており、配当は行っていません。今後の業績回復と財務体質の改善が進めば、株主還元についても検討されることが期待されます。

今後の展望

石垣食品は、食品事業と化粧品事業の収支改善に向けて様々な取り組みを進めています。食品事業では中国市場向けの販売が好調で採算が改善傾向にあり、化粧品事業でも自社ブランドの販売強化に努めています。また、新規事業やM&Aにも注力しており、事業ポートフォリオの拡大と収益力向上を目指しています。今後の業績改善に大きな期待が寄せられています。

編集部のまとめ

石垣食品は厳しい経営環境に直面しながらも、主力事業の収支改善や新規事業展開など、さまざまな対策に取り組んでいます。第3四半期決算では一部の事業で改善の兆しが見られ、今後の業績回復が期待されています。ただし、依然として純資産の減少や自己資本比率の低さが課題となっており、財務体質の強化に向けた取り組みも重要になってくるでしょう。株主の皆様にとっては、今後の業績動向と財務健全性の改善を注視していく必要がありそうです。

石垣食品株式会社の決算日や配当についてまとめました。

石垣食品の決算日は3月31日で、第3四半期決算は12月31日までの3カ月間となります。しかし、同社は2022年3月期まで10期連続で当期純損失を計上しており、配当は行っていません。今後の業績回復と財務体質の改善が待たれるところです。

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