元旦ビューティ工業株式会社の第54期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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元旦ビューティ工業株式会社の第54期第3四半期決算が公表されました。この記事では、同社の直近の業績や今後の展望など、決算内容をわかりやすく解説していきます。

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企業情報

企業名: 元旦ビューティ工業株式会社
証券コード: 59350
決算期: 3月期

元旦ビューティ工業株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)

元旦ビューティ工業株式会社は、3月31日を決算期末日としており、年4回の決算を行っています。第3四半期の決算は2023年12月31日に行われました。

主な事業

元旦ビューティ工業株式会社は、金属製の屋根材や屋根関連の製品を製造・販売する企業です。主力製品は「元旦内樋」や「断熱ビューティルーフ2型」といった住宅向けの製品です。また、太陽光発電設備に使われる固定金具の販売も行っています。

今期の業績と利益率は?

当第3四半期の売上高は10,815百万円で、前年同期とほぼ横ばいでした。利益面では、営業利益が599百万円、経常利益が616百万円と前年同期から減少しました。一方で、四半期純利益は348百万円となり、前年同期から約半分の水準となりました。

売上・利益の推移

最近の売上高は1,400億円前後で推移しています。一方、利益面では、第3四半期の業績は前年から減少しており、通期でも前年と比べて減益となる見込みです。これは、建設資材価格の上昇や労務費の高止まりなど、原価上昇の影響を受けたことが主な要因と考えられます。

四半期連結貸借対照表について

資産の部

当第3四半期の総資産は11,766百万円と、前事業年度末から1,483百万円増加しています。これは主に、受取手形・電子記録債権や棚卸資産の増加によるものです。

負債の部

負債合計は6,438百万円と前事業年度末から1,396百万円増加しました。短期借入金の増加などが主な要因です。

純資産の部

純資産合計は5,327百万円と、前事業年度末から86百万円の増加となりました。自己資本比率は45.2%となっています。

ROAとROE

ROAは前年同期の6.6%から5.3%に、ROEは前年同期の11.7%から6.5%へと低下しています。これは、販売費及び一般管理費の増加などにより、利益が前年を下回ったことが主な要因です。今後は、原価の適正化や販売力の強化などに取り組み、収益性の改善を目指す必要があるでしょう。

キャッシュフロー

当第3四半期の四半期キャッシュ・フロー計算書は作成されていないため、詳細な情報は公開されていません。ただし、企業の財務健全性を表す指標の一つであるデット・エクイティ・レシオは前年同期の0.64から0.71へと上昇しており、資金調達力の維持に課題が見られます。

配当の支払額

当社は、2023年6月29日開催の定時株主総会の決議に基づき、1株当たり200円の期末配当を行いました。この結果、年間配当金は1株当たり200円となりました。

今後の展望

今後の見通しについては、第4四半期に工事出来高が進捗し、工事売上が増加する見込みであり、通期の売上高は14,100百万円となる見通しです。一方で、原材料価格や労務費の高騰など、厳しい経営環境が続くことから、収益性の改善に向けた取り組みが重要になると考えられます。

編集部のまとめ

元旦ビューティ工業株式会社の第54期第3四半期決算は、売上高はほぼ前年並みを維持したものの、利益面では減益となりました。これは、建設資材価格の高騰などによる原価上昇の影響を受けたことが主な要因です。今後は、収益性の改善に向けた取り組みが課題となるでしょう。また、同社は3月31日を決算期末日とする年4回の決算を行っており、直近では2023年12月31日に第3四半期決算を公表しました。

元旦ビューティ工業株式会社の決算日や配当についてまとめました。

元旦ビューティ工業株式会社は3月31日を決算期末日とする年4回の決算を行っています。また、2023年6月29日開催の定時株主総会の決議に基づき、1株当たり200円の期末配当を実施しました。通期の年間配当金は1株当たり200円となっています。

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